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ロックマンDASH大全集(総登録数:633用語)
   解説書 フレーム版 ノンフレーム版
最終更新日:2012/05/08
管理人:CAPコブン

 た 

ダー
だー

カルバニア島のキトの村に住んでいる双子のうちの一人で、シューの弟。
頭髪を後ろ側で束ねており、だぶだぶな赤色のズボンをはいている。
訛りの強い言葉で話し、語尾に「アハー」を付けるのが口癖。
グライド一家に拉致された姉を救うべく、ロック、アッポと共に大活躍を繰り広げた。

武器は玩具のパチンコで、地面に転がっている石を勢い良く弾いて攻撃する。
腕の力が強く、ダーと両腕を組めば、ロックを高く放り上げる事が出来る。
ダーと共にカルバニア島の自然の中で育った為か、足がかなり速い。

後に、ロックがシューに勉強道具をプレゼントしたおかげで、文字の書き方を覚え
アッポと一緒に色々な事を紙に書いて、それをロックへの手紙として送る様になった。
最初はかなり読み難い文字だったが、後に漢字を書けるまで筆記力が上達した。

声優:矢島 晶子
名前の由来(推測):アントニオ猪木さんの名台詞「1、2、3、ダーッ!」
裏設定:彼ら姉弟の両親は、既に他界してしまったらしい。

関連用語:シュー アッポ

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ダークロック
だーくろっく:DARK ROCK

街の人からの好感度が下がると、ロックの身体は輝きを失って行き、
アーマーの色がどす黒い色へと変化する。その状態が「ダークロック」である。
好感度が-16384〜-16400以下になると街の人から嫌われる(「DASH2」)。

一般人を撃ったりなど、人として間違っている行動をとってこの状態に変化すると、
街の人の対応が嫌悪的なものへと変化し、アイテムの値段が2割増しになってしまう。
「DASH2」ではなるべく、この状態に変化しない様に心がけたい。

集英社「ロックマンDASH2 ファイナルディグアウターズファイル」P.107記載の設定。
この逆の存在と言える“良いロック”は、闇の反対で「ライトロック」と呼ばれる。

名前の由来:ダーク(dark) 闇+ロック
おまけ:2004年6月下旬〜6月末に株式会社バンダイから発売されたガシャポン、
「フルカラーR カプコンオールスターズコレクション」ではロックのアナザーカラーとして登場。
実はその影に“赤ロック”と呼ばれる幻のカラーが存在した事はあまり知られていない。

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ダイアナの涙
だいあなのなみだ:Diana's Tear

ライシップ島のナッカイの砂漠の何処かにある、ナッカイの遺跡に眠ると噂される伝説の秘法。
その正体は100万ゼニーという超高額の価値を持つ、涙の様な形をした幻のディフレクター。
ティーゼルはこれを手に入れて、ゲゼルシャフト号を建造する時に生じた借金を返すつもりでいたが、
遺跡の入り口を見付けたところでグライドに見付かり、敗北してロース一家に捕まってしまった。

「トロンにコブン」のMISSION4「ナッカイの遺跡」では、これを入手する事が目的となるが、
手に入れるには遺跡にはびこる無数のリーバードと、巨大なリーバード「ヒプルバシ」を倒す必要がある。
トロンはコブン達と共に数回に分けて遺跡を探索し、見事これを入手して大金を稼ぐ事に成功した。

名前の由来(推測):ローマ神話に登場する女神「ディアナ」の英語名「ダイアナ」
裏設定:“幻のディフレクター”であるとトロン達が知っている事を考えると、
過去にナッカイの遺跡を探索し、これを目撃したディグアウターが居るものと思われる。

そのディグアウターが、遺跡の位置を示した宝の地図を書き残したのかは不明だが、
ティーゼルがジャンク屋のじじいから譲って貰った宝の地図は全くのデタラメであった。

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大学
だいがく:University

学問に基づいた高等教育を行う教育施設。
高等教育の中核をなす学校で、学術の研究、及び教育の最高機関。
多くの国で最高学府(学問を学ぶ最高の所)と位置付けられている。

アメリアは大学に居た頃、バレルの助手をしていた事があり、
現在はカトルオックス島初の女性市長として活躍している。
島に不時着し、彼女と再会したバレルは「偶然とは恐ろしいのお」と語った。

しかし、彼女の口から「大学」の詳細については語られていない。
学府が他に存在するのか、あるとして何処にあるのかは不明である。

裏設定:「DASH」の設定段階では、ロックが学校へ通う設定があり、
校舎や体育館、学校に通う為の手段として路面電車などが考えられていた。
実際のゲームには登場せず、(舞台の関係で)ロックは学校に行けない。
しかし、故郷では行っていたかも知れないと設定資料集に記載されている。

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第三の敵
だいさんのてき

PSP版「DASH2」パッケージ裏面の紹介文中にのみ用いられている、
空賊3勢力(ボーン一家、グライド一家、BBブラザーズ)による同盟「空賊連合」を指す言葉。
通常版だけでなく、後に発売された廉価版「カプコレ」のパッケージでも見る事が出来る。

“第三”… とあるので、第一、第二の敵が何なのかが気になるところだが、
何を第一、第二としているのかはパッケージに記載されておらず、不明である。

勿論、ゲーム中や、多機種版のパッケージにはこの言葉自体が存在していないので、
どうして第三なのか、第一、第二の敵が何を指すのかは分からなくなってしまっている。
PSP版は一体どの様な目的で、空賊連合を“第三の敵”としているのだろうか。

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大冒険時代
だいぼうけんじだい

ロックマンDASHシリーズの前時代を指して用いられる言葉。
嘗てDASHの世界には、多くの冒険者達が世界中の遺跡の発掘を行う、
“大冒険時代”と言われるディグアウトの盛んな時代が訪れていた。

しかし、ロックマンDASHシリーズの舞台となっている時代は、
既に多くの冒険者達によって、世界中の遺跡の、そのほとんどが発掘されており、
人々からは“もう大冒険時代は終わった”と言われて久しい世界となっている。
その為、人々の間ではエネルギー資源の枯渇化が心配され始めており、
“大いなる遺産”が眠ると噂される秘境を探して旅をするディグアウターも数多い。

「禁断の地」はそんな世界にたった1ヶ所だけ残された、
人類未踏の聖域とも言える氷に閉ざされた場所であった。

裏設定:
「CAPCOM FAX通信 2000年1月28日(金)発行 Vol.115 12# ●家庭用ゲーム情報」の中で、
当時発表されたばかりの「DASH2」が、この様な時代が舞台の物語であると説明されている。
(当初は大筋では同じだが、現在のものとは全く異なる文章でストーリーが紹介されていた)

その後の情報の中に大冒険時代に関する記述は何処にも見られないが…
PS版「DASH」公式サイトマップ紹介)のアップル商店街に関する紹介の中には、
「ディグアウトが盛んだったころから…」という一文が記載されている。
「1」の時点で既に“大冒険時代は終わった”という設定は確立していたと考えられる。

おまけ:「DASH2」のエピローグにおいてマチルダ(ユーナ)は、
「地上には私すらハアクしきれないほどのふるい施設がうまってる」と口にしている。
(まだ誰にも発見されていない遺跡が、数多く眠っている事が示唆されているのだ)

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対ロック用特別作戦第3号
たいろっくよう とくべつさくせん だいさんごう

マンダ島のポクテの村で展開された、ボーン一家の対ロック用特別作戦。
作戦名からすると3番目の作戦らしいが、1号と2号の詳細は不明である。

「ロールが何時もロックのサポート役に回っているのは何故か?」、
「特殊武器の改造費がどうして高額になるのか?」と言う疑問をロックに突き付け、
続けてヤクト・クラベ改に装備されたボイスチェンジャーをトロンが使用し、
ロールの声色を真似、ロックを混乱させてその隙に倒してしまおうと言うもの。
とても良く出来た作戦だったが、ロックとロールの信頼関係の前に敗北した。

裏話:チェック時にプロデューサーの稲船さんは思わず大笑い。
その為稲船さんの操作するロックは動揺しまくり、負けまくりだったそうである。
「電撃PlayStation Vol.146」掲載のインタビュー記事の中で明かされた裏話。

おまけ:この作戦が「DASH2」のシナリオに採用された結果、
「本当にピンハネしているのではないか?」と言う根も葉も無い噂が発生した。

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宝箱
たからばこ:treasurebox

主に遺跡内に置かれている大きな箱状の物体。
赤みがかったオレンジ色をしており、大きな鍵穴の様な模様が特徴。
しかし、中には黄色いものや、錆びて緑色に変色したものもある。
ディグアウターの間では「トレジャーボックス」と呼ばれる事もある。

中にはゼニー、アイテム、バスターパーツなど、様々な物が入っており、
遺跡にあるにも関わらず、時には「たねまき機」といった妙な物も入っていたりする。
鍵のかかっているものは珍しく、調べれば簡単に開ける事が出来る。
その為、ディグアウターが遺跡で探し求めるお宝としても有名である。

どんなに強力な武器で攻撃しても壊せない為、
遺跡と同じように、古代技術を利用して造られたものと考えられる。
体験版を除く、ロックマンDASHシリーズ全ての作品に登場する。
シャラクンの遺跡には、鍵のかかったものが多く登場した。

裏設定:宝箱と全く同じ外見を持つ「トラップボックス」や、
宝箱に足の生えた姿をした「ミミック」と言うリーバードが存在する。
それぞれ「DASH」「DASH2」に登場する。

宝箱に入れられている中身に関してだが、
「トロンにコブン」で登場したナッカイの遺跡の宝箱の中に、
「アニキのおもいで」と言うアイテムが入っているものがある。

このアイテムは、実はティーゼルが出撃した時のグスタフの装甲の一部分。
しかし、彼は遺跡に入っておらず、しかもあるとすれば遺跡の外にある筈。
この事は一体何を示しているのだろうか…?

おまけ:DASH2の小技の一つを紹介。リーバード「ミルミジー」を持ち上げて、
宝箱と垂直方向に密着して投げると、何故か宝箱の上でミルミジーが爆発してしまう。
この技はフタを閉じている状態のミミックでも実行可能だが、何故爆発するのだろうか?

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タクヤさまのブロマイド
たくやさまのぶろまいど:Mr.TAKUYA's bromide

カトルオックス島セントラルタウンに住んでいる女性が所有する、
「タクヤさま」と呼ばれるタレントのブロマイド(写真)。

彼女は空賊さわぎを聞き付けて避難の準備をしていたが、
ヒナン用バスがもうすぐ来ると言う時にこれが見付からず、
彼女は既に準備を済ませた弟を待たせていた。

彼女はその後弟と避難したそうで、
たくやさま本人も無事だった様だ。

名前の由来(推測):SMAPの木村拓哉さん
裏設定:これについて知る事が出来るタイミングは非常に限られており、
マオルヴォルフを倒してA級ディグアウト免許を取得するまでの間に、
セントラルタウン東側のとある民家の扉を調べると聞く事が出来る。

初めて市庁舎に行き、アメリアと話すまでにも語られるが、
その民家が市街地戦で破壊されると聞く事が出来なくなるので、
ブルムベア、及びフェルディナント戦の結果が重要となってくる。

なお、「タクヤさま」を「たくやさま」と、
平仮名で表記しているメッセージも存在する。

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たこ焼き
たこやき

小麦粉を水に溶き、その中に刻んだ蛸(たこ)の小片を入れ、
葱(ねぎ)や鰹節(かつおぶし)、紅生姜(べにしょうが)などを加え、
型に流し込んで球形に焼いた食べ物。ソースをかけて食べるもので、
日本の大阪が本場であると言うのは全国的に有名である。

旧市街地の倉庫の中でティーゼルとトロン達が食べていた食べ物。
トロンは(何らかの理由で)たこ焼きの側を離れたところ、ロックと対面。
彼女はティーゼルに、自分の食べる分を残しておいてと念を押していたが、
彼は妹の帰りが遅いので、早くしないと全部食べてしまうぞと言っていた。

「DASH2」の冒頭でロールに頼まれて、
データはこれを今日のおやつとして作ろうとした。

しかし、何をどう間違えたのか台所は大火事になってしまった。
ロックによる懸命な消火ミッションの末に火災は収まったが、
何故これを作ろうとしただけで火事になったのかは不明である。

裏話:一般には、火事はデータが引き起こしたと考えられているが、
集英社から発売された「ファイナルディグアウターズファイル」の中に、
“それとは別の可能性”が示唆されている事はあまり知られていない。

ロール:…私、知らない!!おなべに
火をかけっぱなしとか全然してない!!

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溜め撃ち
ためうち

ロックマンシリーズでお馴染みの「チャージショット」のこと。
ショットボタンを押し続けてエネルギーをチャージした後、ボタンを放すと、
通常のショットよりも強力で、貫通力のあるチャージショットを発射する。
作品によって身体が発光したり、エネルギーが集束するなどの特徴が見られる。

「ロックマン2」の特殊武器「アトミックファイヤー」で初めて採用され、
「ロックマン4」からはロックバスターもチャージ出来る様になった。
弱点武器が無くても、ボスに大きなダメージを与える事が出来るというシステムで、
現在のロックマンシリーズにも受け継がれており、その完成度の高さが伺える。

裏設定:DASHは「ロックマン」や「X」に比べてボタンを沢山使い、しかも操作が忙しい。
そんな状態で自力で連射するのは、アクションが苦手な人には辛いなということで、
ボタン押しっ放しでバスターを連射出来る様になり、それに伴って溜め撃ちも無くなった。
(溜め撃ちのプログラムを作っている暇が無かった、というのも答えに近いらしい)

これはDASHまわりの過去ログLogged tree under 4265(閲覧不可)で、
ファンからの質問に答えた、開発スタッフさんのコメントの中で明かされたもの。
“DASHにも溜め撃ちのシステムを採用して欲しい”という話はよくあるが、
溜め撃ちが無いのは、アクションが苦手なユーザーへの配慮だったのである。

なお、シリーズ最新作「5つの島の大冒険!」でも溜め撃ちは使えなかったが、
「タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES」において初めて、
ロック・ヴォルナットがロックバスターのチャージショットを使える様になった。
勝利メッセージによれば、ロックが知らない間にロールが強化していたという設定らしい。

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ダンジョンについて
だんじょんについて:About of DUNGEON

ダンジョンとは古代人のきずいた
遺跡のこと

遺跡の中には今でも役立つ道具や
ざいほうが眠っているが

遺跡の番人のリーバード達が
うようよしておって大変危険だ
遺跡に入るのは命がけである

「バレルハカセの一口メモ」のうちの一つ。
ディグアウターは常に命がけでディグアウトに挑んでいる。

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ダンツ
だんつ:DANTZ

「聖なる輝石」を求め、シャラクンの遺跡を探検している駆け出しディグアウター。
ディグアウトの真っ最中にコブン達と出会い、一緒に行動してくれる好青年である。

ヘッドライトなどの探検グッズをバッチリ装備しているが、経験が少なく、
トラップに思い切り引っかかったり、爆発に巻き込まれて黒焦げになってしまう事も…
しかし、どんな失敗も調子良く飛ばしてしまう程の根性を持つ(鈍いだけ?)。
生き埋めになる程(?)凄い「ウルトラダイナマイト」を持っている。

コブンや他のディグアウター達に先を越されて、なかなか良い所を見せられなかったが、
ペールがシタッパーに捕まった際、強烈な飛び蹴りを格好良くシタッパーにお見舞いした。
この一件でようやく、彼は一人前のディグアウターとして認められたのだった。

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端末
たんまつ:terminal

ユーナとセラの“身体”を指す言葉。その事から「端末ボディー」とも呼ばれている。
通常の端末と戦闘端末の2種類が存在し、状況によって彼女らは身体を使い分けるらしい。
「DASH2」では、セラの戦闘端末第1形態・第2形態が最終ボスとなっている。

ユーナは10年前、禁断の地で死にかけていたマチルダを発見した時、
怪我が酷かった為、自分の身体のパーツを使って彼女の怪我を治療。
しかし、そのせいで今度は自分の身体が動かなくなってしまい、
結局、マチルダの身体を端末の代わりとして借りる破目になってしまった。

ユーナがオリジナルの端末ボディーを壊してしまった時から、
セラがシステム界唯一のマザーという事になっている。
正確に言えば、この言葉はシステムを管理するマザーの身体のみを指すものであって、
ジジの台詞から考えても、マチルダ達「デコイ」の身体を指す言葉では無いと思われる。

なお、ロックマン・ジュノもセラと同様に2つの身体を持っていたが、
「ロックマン」の身体の事を、マザーと同じ様に呼べるのかは不明である。

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小さな英雄たち
ちいさなえいゆうたち:Small heroes

カトルオックス島に不時着し、空賊ボーン一家をことごとく退け、
島に伝わる“大いなる災い”をも阻止したロック達、キャスケット家の事。
キャスケット家が島を旅立つ際、TVリポーターが用いていた呼称である。

一連の事件で、キャスケット家… その中でも特に、
空賊達をたった独りで退けてしまったロックは有名人となり、
彼は人々から「不時着のヒーロー」とまで呼ばれていた。

名前の由来(推測):円谷プロ「ウルトラマン」
第37話「小さな英雄」(1967年3月26日放送)

復活した友好珍獣「ピグモン」の怪獣語を科学特捜隊が翻訳した結果、
科特隊とウルトラマンに倒された怪獣達を60匹以上復活させ、総攻撃を企む、
超能力を持つ怪獣酋長「ジェロニモン」の野望を知るというエピソード。

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地下最重要防護扉
ちかさいじゅうようぼうごとびら:underground most important protection door

メインゲート最深部に眠る「セントラルゲート」の設定段階での名前。
ウォッチャー・スリーパー・ドリーマーと書かれた3枚の扉を開いた先に存在する、
ロックマン・ジュノが眠っていた扉に酷似したものが、その設定画に描かれている。

ゲーム中に登場するものとほとんど形は同じだが、
扉の上側に、「WATCHER」と「1」と言う文字が重ねて描かれていた。
手前には穴の開いた石版と、その前で立ち竦むロックの姿が描かれている。

人が決して入る事が無い為、簡単には開かない遺跡内部の巨大な防護扉。
3重の強固な扉によって封印されており、それらは防波堤のニックネームを取って、
手前の扉から「WATCHER」→「SLEEPER」→「DREAMER」と順番に名付けられている。

6本のビンディングシリンダーで厳重にロックされており、
ロックが解除されると、シリンダーが全て抜かれて手前に扉が開く。
(シリンダーは火花を散らし、回転しながら収納されて行く)

鍵となるもの(アイテム)を扉前の石版にはめ込むと、
扉の中のメカニズムが動き出して、巨大な扉が動き出すと言う仕組み。
設定段階では、ロックマンの腕パーツが鍵になると言う案も存在した。

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地下都市
ちかとし:Underground city

カトルオックス島の地下に広がっている謎の巨大空間。
此処には嘗て、何者かが住んでいたと思わしき都市群が残っているが、
その者達の姿は既に無く、中には凶暴なリーバード達がはびこっている。
地下にある空間なのに、天井に夜空の様な星々を見る事が出来る。
古代人達がいかに高度な文明を誇っていたのかが伺える。

メインゲートのコンソールモニュメントを操作する事で、
1〜3の3つの地下都市の入り口を、地上に開放する事が出来る。
入り口は、見付けた街の人達の間でサブゲートと呼ばれている。

しかしロックがこれを開放した直後、
島の彼方此方で津波などの自然災害が発生した。
“大いなる災い”との因果関係は不明である。

ウォッチャー、スリーパー、ドリーマーと呼ばれる、
セントラルゲートの開閉に必要な3つの鍵がそれぞれ保管されている。
しかし、鍵を手に入れるには中に居るリーバードを全て倒し、
鍵が保管されている最も大きな建物の扉を開かなければならない。

建物は破壊出来るが、一度外に出ると復活している。
しかしリーバードを全滅させない限り、外に出る事は出来ない。
(鍵を入手した後は、自由に出入りする事が可能となる)

この謎の遺跡は「居住エリア」とも呼ばれている事から、
ヒト・オリジナル・ユニットの居住エリアではないかと言われているが、
何時から在るのか、何の為に造られたのかは全く判っていない。

裏設定:クローサーの森のサブゲートでロックは、
「オリジナル・ヒト・ユニット」のIDカードと言っているのに、
この遺跡では「ヒト・オリジナル・ユニット」と言っている。

何故オリジナルとヒトの並びが逆になっているのか、
どちらが正しいのかは不明である。どちらでも良いのかも知れない。

おまけ:PC版では天井の色が大変な事になっており、
土色に黒い星々と言う、見た目にも毒々しい色になっている。
星々は瞬きも一切せず、未修正のバグである可能性が高い。

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地下都市 エリア1
ちかとし えりあ1:Underground city 1

旧市街地の倉庫の中に入り口が出現した地下都市の一つ。
セントラルゲートの開閉に必要なウォッチャーの鍵が保管されている。
しかし、鍵を手に入れるには中に居るリーバードを全て倒し、
鍵が保管されている最も大きな建物の扉を開かなければならない。

この遺跡の入り口が出現した倉庫は、何とボーン一家のアジト。
倉庫の中に居る巨大なボーンメカ「テオドール・ブルーノ」を倒し、
安全を確保しなければディグアウトする事が出来ない。

出現するリーバードの種類は、
カルブン、オルダコイタン、アルコイタンの全3種。
リーバードを全滅させない限り、外に出る事も出来ない。
(鍵を入手した後は、自由に出入りする事が可能となる)

この謎の遺跡は「居住エリア」とも呼ばれている事から、
ヒト・オリジナル・ユニットの居住エリアではないかと言われているが、
何時から在るのか、何の為に造られたのかは全く判っていない。

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地下都市 エリア2
ちかとし えりあ2:Underground city 2

セントラルタウンの北側に入り口が出現した地下都市の一つ。
セントラルゲートの開閉に必要なスリーパーの鍵が保管されている。
しかし、鍵を手に入れるには中に居るリーバードを全て倒し、
鍵が保管されている最も大きな建物の扉を開かなければならない。

この遺跡の入り口が出現したセントラルタウンには、
市民が沢山住んでおり、彼らから大きな注目を集めている。
中からリーバードが出て来るかもと不安がられている。

出現するリーバードの種類は、
カルブン、大型シャルクルスの全2種。
リーバードを全滅させない限り、外に出る事も出来ない。
(鍵を入手した後は、自由に出入りする事が可能となる)

この謎の遺跡は「居住エリア」とも呼ばれている事から、
ヒト・オリジナル・ユニットの居住エリアではないかと言われているが、
何時から在るのか、何の為に造られたのかは全く判っていない。

裏設定:この地下都市の入り口は、ジュノが倒された後、
ロックが島の人達に挨拶にまわる時には忽然と姿を消していた。
おそらく、他の入り口と再び地中に潜ったものと推測される。

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地下都市 エリア3
ちかとし えりあ3:Underground city 3

レイクサイドパークのTV局前に入り口が出現した地下都市の一つ。
セントラルゲートの開閉に必要なドリーマーの鍵が保管されている。
しかし、鍵を手に入れるには中に居るリーバードを全て倒し、
鍵が保管されている最も大きな建物の扉を開かなければならない。

この遺跡の入り口が出現したのはKTOX TVの目の前だが、
セントラルタウンに出現した入り口程の注目は集めていない。
しかし、この中にはボスリーバードが待ち構えている。

出現するリーバードの種類は、
ガイニー・トーレン、レッドホロッコ、シャルクルスの全3種。
リーバードを全滅させない限り、外に出る事も出来ない。
リーバードを全滅させると、以降はリーバードが出現しなくなる。

この謎の遺跡は「居住エリア」とも呼ばれている事から、
ヒト・オリジナル・ユニットの居住エリアではないかと言われているが、
何時から在るのか、何の為に造られたのかは全く判っていない。

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地球
ちきゅう:EARTH

太陽系に属している惑星の一つで、
特有の磁場を持つ回転楕円体(かいてんだえんたい)。

自転周期は約24時間で、太陽の周りをおよそ365日の周期で公転している。
赤道半径約6378km、極半径約6357km、太陽からの平均距離は約1億4960万km。
地殻、マントル、核の三部から成り、月と言う1個の衛星を持つ。
表面に水が多く、大気中に酸素が多量に含まれており、
動植物が存在している事などが他の惑星と大きく異なる。

ロックマンDASHシリーズは、遥か未来、
大陸のほとんどが海中に没した地球を舞台にしている。
オリジナルの人間の代わりにデコイ達が暮らしており、
彼らは平和で、幸せな生活を営んでいる。

地球上には過去に隕石(?)が落ちたかの様な大きなクレーターや、
誰が何の為に造ったかもわからない古代遺跡が、世界各地に無数に残されている。
大きな大陸はほとんど残っておらず、小さな島々が飛び石の様に浮かんでいるばかり。
それらの移動には主に飛行船を用いており、海上を進む船は多くは存在しない様だ。

裏設定:DASHの世界の木や草や牛・豚などは、
機械やロボットではなく、植物であり、動物である。
この事はDASHまわり掲示板過去ログの中で語られていた(閲覧不可)。

大陸のほとんどが何故海に沈んでしまったのかは不明だが、
集英社から発売された「公式設定資料集 大冒険ガイド」P.15には、
過去、高度な文明が発達していた時代に、大きな戦争が起こり、
地盤が沈下したのかも知れない… と書かれている。
(同ページの「大陸が存在しない」と言う記述は誤記である)

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チャージショット
ちゃーじしょっと:CHARGE SHOT

ロックマンシリーズでお馴染みの「チャージショット」のこと。
ショットボタンを押し続けてエネルギーをチャージした後、ボタンを放すと、
通常のショットよりも強力で、貫通力のあるチャージショットを発射する。
作品によって身体が発光したり、エネルギーが集束するなどの特徴が見られる。

「ロックマン2」の特殊武器「アトミックファイヤー」で初めて採用され、
「ロックマン4」からはロックバスターもチャージ出来る様になった。
弱点武器が無くても、ボスに大きなダメージを与える事が出来るというシステムで、
現在のロックマンシリーズにも受け継がれており、その完成度の高さが伺える。

裏設定:DASHは「ロックマン」や「X」に比べてボタンを沢山使い、しかも操作が忙しい。
そんな状態で自力で連射するのは、アクションが苦手な人には辛いなということで、
ボタン押しっ放しでバスターを連射出来る様になり、それに伴って溜め撃ちも無くなった。
(溜め撃ちのプログラムを作っている暇が無かった、というのも答えに近いらしい)

これはDASHまわりの過去ログLogged tree under 4265(閲覧不可)で、
ファンからの質問に答えた、開発スタッフさんのコメントの中で明かされたもの。
“DASHにも溜め撃ちのシステムを採用して欲しい”という話はよくあるが、
溜め撃ちが無いのは、アクションが苦手なユーザーへの配慮だったのである。

なお、シリーズ最新作「5つの島の大冒険!」でも溜め撃ちは使えなかったが、
「タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES」において初めて、
ロック・ヴォルナットがロックバスターのチャージショットを使える様になった。
勝利メッセージによれば、ロックが知らない間にロールが強化していたという設定らしい。

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チャージドライブ
ちゃーじどらいぶ:CHARGE DRIVE

「5つの島の大冒険!」において、ロールがフラッター号に搭載した新機能のひとつ。
溜めたエネルギーを一気に爆発させる事で、通常の倍以上のスピードで飛行できる様にした。
この新機能を開発し、“チャージドライブ”と名付けたのもロール自身である。

これならバレルのいるイルクス島まであっという間に行ける… 筈だったが、
スピードアップは失敗、逆にこれが原因で燃料切れになり、フラッター号はシーロス島に着陸。
チャージドライブで負荷がかかり過ぎたのか、燃料のディフレクターが粉々になってしまった。

オープニング(「1-1 遺跡」選択後のイベントデモ)で登場したが、その後は使用されていない。

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チャオ
ちゃお:CHAO

「DASH2」体験版の「コブタ捕獲大作戦!」に登場する、
女の子が飼っている4匹のコブタのうちの1匹。

他のコブタはジャンボ、ニイハオ、ボンジュールと言う。
ロックは4匹のコブタを捕まえてご褒美を貰おうとしたが、
ご褒美は女の子とではなく、コブタとのキスであった。

ちなみに、4匹のうち1匹はのんびり屋さんで、
3匹はイタズラっ子と女の子は教えてくれるが、
どのコブタがそうなのかは不明である。

名前の由来:チャオ ベトナム語の朝・昼・晩、別れの挨拶

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超大型リーバード
ちょうおおがたりーばーど:SUPER LARGE SIZE REAVERBOT

禁断の地で登場するボスリーバード「ラシマンムー」を指す言葉。
ロックが大きなディフレクターを外した直後にロールが言ったもので、
彼女の言葉通り、その身体の大きさは途轍も無く巨大である。

なお、この言葉はサウル・カダ島の遺跡の中で、
ボスリーバード「ウォージーガイロン」を指す言葉としても使われている。
(ボーン一家と協力して、溶岩を止めた際の通信で聞く事が出来る)

現在確認されているリーバード達の中では、
ウォージーガイロンが最も巨大であると考えられている。
古代神像はそれよりも更に大きいが、リーバードであるかは不明。

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長寿のクスリ
ちょうじゅのくすり

「長寿の秘法」の謎を解く事で手に入ると言われている伝説の薬。
これを口にすると寿命が伸び、不老不死になる事が出来ると言う。
シャラクンの遺跡で採取出来る3つの鉱石を揃える事で作り出せるらしい。

老齢となり、残り僅かの命となったディグはこれの存在に賭け、
ロクナンの懇願をも聞き入れずに、シャラクンの遺跡のディグアウトを開始。
秘法を手に入れる為に必要な3つの鉱石を採取する事には成功したが、
秘法の発見が間に合わず、最後の鉱石を手に入れたところで力尽きてしまった。

後にコブン達の活躍によって「長寿の秘法」の謎が解かれるが、
その正体は長寿のクスリなどではなく、とても良い匂いのするお酒の事だった。
ディグもお酒を呑みながら余生を過ごせば、長生きが出来たのかも知れない…

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長寿の秘宝
ちょうじゅのひほう:long life secret treasure

シャラクンの遺跡に眠ると噂されている、「聖なる輝石」とは別のお宝。
ブルー・グリーン・ピンクの3つの鉱石を遺跡内の何処かで採取し、
3つの鉱石をどうにかする事で「長寿のクスリ」を作り出す事が出来るらしい。

ディグは突き止める事が出来なかったが、3つ目の鉱石を採取出来る部屋の近くにある、
シャラクンの遺跡の中に湧いている泉に鉱石を放り込む事で、その真の姿をあらわにする。
その正体は… とても良い匂いのするお酒の事であった。

ディグはこれを探す為、シャラクンの遺跡をディグアウトしていたが、
ピンクの鉱石を採取したところで力尽き、彼の身体は既に白骨と化している。
何処にあるのか、その正体が何なのかを確かめられなかった事もあり、
彼は幽霊となって遺跡内を彷徨い、謎を解いてくれるディグアウターを探していた。

コブン達の活躍で謎が解かれ、ディグじいさんは満足して消えて行った。

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調達隊長
ちょうたつたいちょう:supply captain

カトルオックス・スーパーヒーローズの仲間になった時に呼ばれたロックの愛称。
ジム・オッシュ・ベンスリーがアジトを完成させる為の物資を運んで来るのが主な仕事。
…しかし実際、やっている事がパシリとそんなに変わらないのも事実である。

調達隊長=ジムの3番目の部下。
空賊ボーン一家や“大いなる災い”をも退けたロックを子分にしていた為、
実はジム・オッシュ・ベンスリーは凄い少年達だったのかも知れない。

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超ディフレクター
ちょうでぃふれくたー:Super Refractor

世界がエネルギーに困らないくらいの大きなエネルギーを発するディフレクター。
「大いなる遺産」の正体ではないかと噂されているが、実在するかは定かではない。
伝説を信じているディグアウター達の間で、時折囁かれる事がある伝説のひとつ。

「ホロン機関動作マニュアル」によると、数あるディフレクターの中でも特に、
にじ色のディフレクター(レインボーディフレクター)は最高の出力を発するという。
超ディフレクターが、本にあるにじ色のディフレクターと同じものなのかは不明だが、
もしそんなものが、悪い人の手に渡ると大変な事になってしまうだろう…。

裏設定:“超ディフレクター”に関する記述がある書籍はほとんど存在しないが、
「CFC STYLE FAN-BOOK CAP! Vol.5 AUTUMN 1997」P.7に掲載された公式設定。
「DASH」発売前、「大いなる遺産」の正体ははっきりこれだと断定されていたが、
実際のゲームや、後に発売された書籍に“超ディフレクター”の記述は全く見られない。

しかし「大いなる遺産」の正体がディフレクターではないかという説は、
集英社から発売された公式設定資料集でも見る事が出来る(P.37)。
「大いなる遺産」の正体にまつわる噂のひとつ、と考えるのが妥当だろう。

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チョルリーノ
ちょるりーの:Dozer

シタッパー達の操る小型メカ。ロース一家が地下基地で使用している鳥型の三輪ブルドーザー。
本来はディグアウト用なので武器はないが、グスタフを見付けると猛スピードで突っ込んでくる。

見た目は可愛らしいが、グスタフを跳ね飛ばせるほどのパワーがあるので油断は禁物。
頭上に「!!」と表示されると突っ込んでくるので、近付かれる前に遠距離攻撃で倒してしまいたい。

名前の由来(推測):Chorlito スペイン語で「千鳥(ちどり)」

裏設定:オフィシャルイラストではシタッパーよりも少し大きいくらいのメカだが、
ゲームで実際に登場するチョルリーノはかなり大きく、よりパワフルなデザインになっている。
北米版の公式攻略本「Misadventures of Tron Bonne Prima's Official Strategy Guide」P.95では「Dozer」、
P.96では「small bulldozer」「Birdbots driving small bulldozers」と呼ばれている。※Birgbot=シタッパーの海外名

おまけ:ロース軍のメカを倒すとシタッパーが飛び出すが、
明らかにシタッパーが乗っているにも関わらず、チョルリーノ撃破後にシタッパーは登場しない。
つまり、倒されたシタッパーは… 鳥類の誇りと美学を感じさせる。

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つけ物
つけもの:pickles

主に野菜などの食べ物を塩や味噌、麹(こうじ)などに漬けたもの。
簡単なものであれば野菜に塩をまぶせば出来るので広く食されている。
キムチや、ハンバーガーに挟まっているピクルスもこの一種である。

サウル・カダ島のキモトマの街の民家で漬けられている食べ物。
秘伝の漬け方で漬けられているのか、「やたら、うまそうだ」とロックは語る。
街を襲ったボーン一家も(理由は不明だが)漬け物だけは置いていった様だ。

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釣りアーム
つりあーむ:FISHING ARM

「DASH2」開発時に考えられていた特殊武器案のひとつ。
「ブレス オブ ファイアI 竜の戦士」「ブレス オブ ファイアII 使命の子」のメインプランナーだった、
開発スタッフの河野さんが考えられたもので、プロデューサーの稲船さんによると、
バーッと投げて、糸をガーッと引いて(アイテムなどを)取るみたいな感じの武器だったらしい。
(ちなみに「ブレス」に釣りがある理由は、河野さんが釣り好きだからだそうだ)

河野さん本人はどうしてもこれをゲームに入れたかったらしいが…
バキュームの方が一杯取れるじゃないか、絶対そっちの方がラクだよと言われ、
結局これはボツになってしまった。設定画は一枚も公開されていないが、
腕に釣り竿が付いており、釣りが出来たという幻の特殊武器である。

裏設定:電撃PlayStation Vol.146(2000/6/23)に収録された、
稲船さんのインタビュー記事でのみ明かされた貴重な設定である。

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データ
でーた:DATA

ロックがバレルに拾われた時から、ずっとロックの側にいる謎のロボット猿。
「ウキキッ!」としか言えないが、ロックとだけは言葉が通じるらしい。
色々な場所に出現し、エネルギーチャージなどでロックをサポートをしてくれる頼もしい奴。
ロックと冒険を共にしている、生まれも年も判らない、正体不明のオスのおサル(?)。

「DASH」の時代から14年前、ニーノ島の封印された遺跡でロックと共に発見されたが、
データが何者で、何故ロックの側にいるのかは誰にも分からない。しかし、ロックの出生について何かを知っているらしい。
女の子が大好きでロールによく懐いており、いつも変わった動きの踊り(媚び媚びダンス)を踊っている。
また、非常に賢く何でも知っており、的確なアドバイスや情報、時にはジャンク屋で買ってきたアイテムをくれる事もある。

とても可愛らしい姿をしており、コブンのライバルキャラでもある様だ。
その正体は、ロックマン・トリッガーが造った外部記憶装置ロボットである。

声優:大谷 育江
名前の由来(推測):データ(data) データ、資料

裏設定:森下玲可さんの7th Single「anoter sun」(「DASH」のテーマソング)のジャケットをよく見ると、
世界名作劇場「母をたずねて三千里」のアメデオが一緒に描かれた設定原画が右上に写っている。
これは“データ”という名前が決まった当時に描かれていた、「サル吉(仮)」のイメージ・デザインをまとめた決定稿。
集英社「Vジャンプ」1997年12月号(1997年10月21日発売)P.27で一度だけ、ほぼ完全な形のものが公開された。

注釈によると、どんぶりの様な特徴的な胴体のデザインは“おむつのイメージ”。
“…ルに造られたマスコットペット”“ラッシュ君ほど頭よくありません”とあり、現在とは設定が大きく異なっている。
当初はロール(バレル?)が造ったロボットで、ロックマンシリーズの「ラッシュ」との差別化が図られていたらしい。
データの性別についても言及されており、“♂なのでロールにやたら、なついています。”と書かれている。

設定初期から、その可愛らしい外観はほとんど変わっていないらしい。
しかし“母をたずねて三千里のアメデオ程、役に立ちません”と、頭がよくない設定を誇張されており、
アメデオは「・・・・」と特に感想は無い様子だが、データは「はうあっ」とショックを受けていた。
「ロックマンNEO(仮)体験版」では足の先端の色が違っていたが、製品版ではイラストと同じ色に変更された。

普段は「ウキキッ!」としか言わないが、本当はロック達と同じ言葉を話す事ができる(※)。
当初はロックの秘密を守る為にその事を隠していたが、「DASH2」で隠す必要が無くなったので、
ヘブンに残されたロック救出を目指し、ロケットを開発するロールとトロンに助言しようとしていた。

「次世代ワールドホビーフェア’09 Winter」大阪大会に参加されていた、元DASH開発チームの石原 雄二さんに直接確認。
非公式の場での発言ではあるが、これにより「データはロック達と同じ言葉を話せるのか、話せないのか?」という長年の論争に決着が付く事となった。
しかしその後、2010年12月に「ロックマンDASH3 PROJECT」公式サイト上でこの設定と矛盾する内容が誤って掲載され、疑惑が再浮上。
指摘を受け、DASH開発室の会議トピック「DASHまわり復刻版」で江口正和さんが改めて「データは人間の言葉が話せます!」と公言されている。
URL:http://www.capcom.co.jp/rockman/dash3/devroom/communityTopic/7559?page=4 ※閲覧不可

詳細は不明だが、実は空を飛ぶ事ができるらしい(!?)。
「コブンが飛ぶん?」au EZアプリ(Java) Phase3版にデータが登場している事を考えると、
そこで明かされていた可能性が非常に高い…が、現在このバージョンは配信されておらず、詳細は不明。

おまけ:愛らしいデータだが、実は彼も料理を作る事が出来るらしい。
しかし、彼がたこ焼きを作ろうとしたらフラッター号が火事になってしまった。

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ティーゼル・ボーン
てぃーぜる・ぼーん:TEISEL-BORN

空賊「ボーン一家」のリーダーにして、ボーン三兄弟の長兄。29歳。
身体が大きく、がっしりしているので力ずくで物事を解決しそうにも見えるが、
腕力よりも頭脳で勝負するタイプで、その頭脳を活かして一家の作戦総指揮を担当する。
同じミスを二度としない為に、作戦終了後の反省会をきちんと実施する。

趣味は読書、アニメ鑑賞、おもちゃ・模型収集。兄弟思いな頼れるアニキ。
意外にも読書家で、彼の部屋にはビジネス書からマンガまで様々な本が並んでいる。
親が死んでも見逃せないと言う程の、熱心なアニメファンでもある。

口が達者で、口論で人に負けた事が無い。なおかつフェミニスト(女性尊重主義者)なのだが、
今までに一度も女性にモテた事が無いと言う、悲しい(?)一面も持っている。
妹思いで、トロンの為にもしつけは厳しくしようと思っているが、甘く接してしまう事も多い様だ。
(何を習わせているかは不明だが)自らの教育方針でトロンに様々な習い事をさせている。

カトルオックス島の市長アメリアに、「島の宝をよこせ」と要求、市街地を襲撃したが、
偶然島に滞在していたロックと遭遇し、事ある度に彼との戦いでこてんぱんにされる。
クローサーの森上空で彼との決着を付けるべく、フラッター号を奇襲したがその作戦も失敗。
フォッケウルフと共に爆死した… と思われたが、一家全員が奇跡的に生還。
メインゲートでジュノの罠にかけられたロックを助けた後、島に眠る最大のお宝である、
「にじ色のディフレクター」(レインボーディフレクター)の奪取に成功した。

借金の返済が遅れた為、その事件の数ヶ月前にロース一家に拉致された事がある。
その後、元ロース一家のグライドやBBブラザーズと空賊連合を組んでいたが、
「大いなる遺産」の為とは言え、彼らと連合を結む事にあまり良い感情を持っていなかった。
最終的には古代人達に奪われた封印の鍵を奪還する為、一時休戦してロックを応援した。

声優:玄田哲章
名前の由来(推測):ドイツ人発明家ディーゼル(diesel)
骨の形がTの字をしている、骨付き肉のステーキ「Tボーンステーキ」というものもある。

裏設定:ゲーム中とイラストでは、何故か眉毛の色が違っている。
DASHまわり掲示板過去ログLogged tree under 830(閲覧不可)によると、専門的な理由になるが、
簡単に言うと“Tボーンを正面から見たとき、同じ色だとまゆげと髪の毛が重なってしまって
まゆげが見えなくなってしまう”から… との事。掲示板上で開発スタッフさんが語られていた。

ただし全てのイラストで眉毛と髪の色が同じというわけではなく、
「カプコンデザインワークス」P.39に収録されたイラストでは色が異なっている。
ちなみに、彼は左利きと設定されている(「トロンにコブン」で確認可能)。

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ディグ
でぃぐ:DIG

ディグアウターをやっている者なら、知らない者はないという伝説のディグアウター。
経験も知識も豊富で、彼を知るディグアウター達から「ディグじいさん」と呼ばれ親しまれている。
後から来る者の為に、ダンジョン内に「ディグのちょっといい話」を残してくれる心優しい老人。
大きなリュックサックを背負っており、伝説と言われるだけあって見た目にも貫禄がある。

かなりの老齢で、助手のロクナンからディグアウトを止めて下さいと懇願されていたが、
シャラクンの遺跡に眠ると言われる「長寿の秘宝」を求めてディグアウトを開始する。
「長寿の秘宝」の謎を解き、長寿のクスリを作り出して寿命を延ばそうとしていたらしいが、
謎を解くのに必要な3種類の鉱石を採取し、アドバイスを残したところで力尽きてしまった。
(彼の遺体は、最後に遺した「ディグのちょっといい話」の側で白骨と化している)

しかし、「長寿の秘宝」の正体が気がかりであの世に逝く事が出来なかった為、
彼は謎を解くディグアウターを待ち続ける幽霊と化し、遺跡の中を彷徨う様になる。
その後、遺跡を訪れたロクナンとコブン達によって「長寿の秘宝」の謎が解かれ、
心残りをやっと晴らせたディグは、ロクナン達に看取られながら成仏して消えて行った。

裏設定:幽霊なのに、何故かフェルケルで体当たりする事が出来る。
反応は鈍いが痛がりもする。実体があるとでも言うのだろうか…?

彼の遺体をよく見ると、頭蓋骨に直に機械の耳が付いている事が分かる。
骨格こそ人間に近いが、機械を身体に取り付けられるデコイの特徴を見て取れる。
身体が光っている様に見えるのは、幽霊である事に関係しているらしい。

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ディグアウター
でぃぐあうたー:DIGOUTER

人々の生活を支えている、海や大地の奥底に眠る古代文明の遺跡を探索し、
人々が生活する上で必要となるエネルギーや、様々な物資を得る事を仕事にしている者達。

DASHの世界で広く認識されている立派な職業で、
ロックマンDASHの主人公、ロック・ヴォルナットもこの中の一人。
「ナムコ クロス カプコン」では「遺跡発掘人」とも呼ばれている。

元々、DASHの世界にこの言葉は存在しなかったのだが、
世界中に無数に存在する遺跡に勇気ある者達が挑んで行くうちに、
人々は何時しか、遺跡を調査する行為自体を「ディグアウト」と呼ぶ様になり、
ディグアウトを行う者達の事を「ディグアウター」と呼ぶ様になった。

元々彼らは、生活の糧を得る為にディグアウトを行っていたが、
何時しか彼らの間に、「大いなる遺産」と言う伝説が囁かれる様になった。
この「大いなる遺産」を手に入れようと、ディグアウター達は飛空船を駆り、
島から島へ、遺産の眠る遺跡を求めて今日も冒険の旅を続けている。

名前の由来:「ディグアウト」+「〜er」(〜をする者)
裏設定:「ディグアウター」を直訳すると「宝捜しする人」みたいな感じになる為、
何だか私利私欲の為にやっている感じもする。しかし彼らは、人々の為に危険を冒し、
遺跡からエネルギーの元であるディフレクターを持って来てくれている。

DASHの世界のディグアウターという仕事は、結構尊敬される仕事である。
中には不心得者も居て、一攫千金を夢見、人々に迷惑をかける人も居るのだが…
「CFC STYLE FAN-BOOK CAP! Vol.5 AUTUMN 1997」P.7掲載の裏設定。

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ディグアウター教本(中級)
でぃぐあうたーきょうほん(ちゅうきゅう):DIGOUTER textbook (average)

敵の攻撃を受けると
よろけて しまいますが・・・

この時に ×ボタンを押すと
受け身をとる事が できます。

ダウンしそうな時に 使いましょう。

カトルオックス島のセントラルタウンの図書館が所蔵する書籍のひとつ。
攻撃を受けてよろけた瞬間にボタンを押すと、ロックは側転して受け身を取り、
敵が放つマシンガンなどの連続攻撃を回避する事が出来る。
押すボタンは機種によって異なるので注意しよう(上記はPS・PSP版)。

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ディグアウターズマニュアル
でぃぐあうたーずまにゅある:DIGOUTER's manual

バレルの部屋の本棚に置かれている研究ファイルの一つ。
「ディグアウトとは!?」「ダンジョンについて」
「ディフレクターとはなんぞ!?」「リーバードについて!?」と書かれた、
バレルハカセの研究ファイル「バレルの一口メモ」が4つ納められている。

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ディグアウターどの
でぃぐあうたーどの

ロックの最も珍しい呼ばれ方のひとつ。
この呼び方は「DASH」の市庁舎攻防戦が終了した直後、
アップル商店街からカードンの森に出て、フラッター号がある方向に向かうか、
サポートカーでカードンの森に移動し、そこからアップル商店街に行こうとして、
警官に呼び止められた時にのみ聞く事が出来る。

市庁舎攻防戦終了直後〜ヤスの草原に行くまでと、
非常に僅かな間にしか見る事が出来ないイベントなので、
ヤスの草原に行く前にカードンの森に行ってみよう。

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ディグアウター入門
でぃぐあうたーにゅうもん:Introduction to DIGOUTER

武器のパワーアップは
必ずしましょう!

その時の ポイントは
攻撃力、弾の数、射程距離、連射力の
それを 強化するのか・・・

また、特殊武器については
どの武器から強化していくのか
よく考える事です

カトルオックス島セントラルタウンの図書館が所蔵する。
ロックも昔、この本を読んだ事があるらしい。

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ディグアウターは、最後の最後まであきらめちゃダメだ
でぃぐあうたーは、さいごのさいごまで あきらめちゃだめだ

マチルダが昔、幼い頃のロールに言っていた言葉。
どんな困難な状況に陥っても決して諦めてはいけないという、
マチルダ自身のとても強い決意の心が感じられる。

ロールは禁断の地に向かうまで、この言葉をずっと忘れていたが、
サルファーボトム号に現れたマチルダらしき女性の姿を見て、
ロックに「行こう!」と言われた時、この言葉の事を思い出した。

忘れていた… とは言え、母親のこの言葉が、
彼女を突き動かしていた事は想像に難くない。

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ディグアウターりろん
でぃぐあうたーりろん:DIGOUTER theory

バレルが自分の部屋のホワイトボードに書いていると言う理論。
何故か、ホワイトボードには特殊武器「リフレクトアーム」が描かれている。

一体どんな理論なのだろうか…?

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ディグアウト
でぃぐあうと:DIGOUT

海や大地の奥底に眠る古代文明の遺跡を探索し、
人々が生活する上で必要となるエネルギーや、様々な物資を得る事。
古代の遺跡から今の生活に必要な物を発掘する事を指す。

DASHの世界で広く認識されている立派な仕事で、
この仕事を行う人々の事を「ディグアウター」と呼ぶ。

元々、DASHの世界にこの言葉は存在しなかったのだが、
世界中に無数に存在する遺跡に勇気ある者達が挑んで行くうちに、
人々は何時しか、遺跡を調査する行為自体を「ディグアウト」と呼ぶ様になり、
ディグアウトを行う者達の事を「ディグアウター」と呼ぶ様になった。

ディグアウトは基本的に、実際に遺跡の中へと潜る「メインダイバー」と、
メインダイバーを地上からサポートする「オペレーター」との2人1組で行われる。
何時・何処で・何が起こるか分からない命懸けの調査作業なので、
メインダイバーとオペレーターとの信頼関係が最も重要視されている。

名前の由来:「dig out」 掘り出す・調べ上げる・探し出す

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ディグアウトとは!?
でぃぐあうととは!?:What's DIGOUT!?

古代遺跡に眠る宝や地下資源を
さいくつする事

遺跡に潜るメインダイバーと
地上でサポートするオペレーターの
しんらい関係がディグアウトには必要

「バレルハカセの一口メモ」のうちの一つ。
中にはメインダイバーのみのディグアウターも存在する。

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ディグアウトと私
でぃぐあうととわたし:My Memoirs

「ディグアウトと私」
ウェルナー・フォン・ミュラー作

サルファーボトム号 第2デッキ(クルーデッキ)の船室に置かれている本。
机を調べると見付ける事ができる。著者はウェルナー・フォン・ミュラー。

ロック曰く「手にあせにぎる内容」との事だが、残念ながらゲーム中で中身を読む事はできない。
一流のディグアウターであるロックが手に汗握る程なので、とても面白い本なのだろう。

関連用語:My Memoirs

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ディグおじさん
でぃぐおじさん:mister DIG

「トロンにコブン」に登場したディグじいさんの誤記。
双葉社「ロックマン パーフェクトメモリーズ」P.075にのみ記載されているが、
ゲーム中で彼は、一切この様な呼ばれ方をしていない。
折角の15周年記念本で、何故この様なミスが発生したのだろうか。

名前の由来:
「おじさん」 年上の男性に親しみの気持ちを持って呼ぶ時の言葉。

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ディグじいさん
でぃぐじいさん:DIG-grandpa

ディグの愛称で、ほとんどのディグアウター達がこの呼び方を使用する。
彼の残す数々のメッセージは、ディグアウター達の間でもかなり有名な様で、
シャラクンの遺跡には「ディグじいさんのちょっと良い話」が残されている。
しかし、彼はそのシャラクンの遺跡を探索中に力尽きてしまった。

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ディグのちょっといい話(1)
でぃぐのちょっといいはなし(1)

このダンジョンには
聖なる輝石といっしょに
べつのお宝も
あるようじゃ…

その名も、長寿の秘法
(ちょうじゅのひほう)

ぜんぶで3つある
鉱石(こうせき)を集めれば
いいらしいが、
くわしくはまだわからん

そして、その鉱石の1つは
このへやにある

シャラクンの遺跡をディグアウトしている最中にディグが書き残した、
後から来るディグアウター達に宛てたひとつめのメッセージ。
シャラクンの遺跡に眠る、長寿の秘法というお宝の存在について記されており、
これを読むと、部屋に落ちている「ブルーのこう石」をコブンが採取する。

「トロコブ」のMISSION3「お宝をディグアウト!」LEVEL1で読む事が出来るもので、
「ディグじいさんのちょっといい話」と呼ばれる事もある。実際は(1)という文字は無い。
ひとつでもメッセージを読み逃すと長寿の秘法が見付からなくなってしまうので、
ボスを倒してミッションをクリアする前に、これを読んでいるかどうかを必ず確認しよう。

裏設定:ダンツが“ディグがメッセージを残す事”を知っていたという点を考えると、
どうやらディグは、シャラクンの遺跡以外でも同様のメッセージを残していたらしい。

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ディグのちょっといい話(2)
でぃぐのちょっといいはなし(2)

しょくん、鉱石あつめは
じゅんちょうかね?

ぜんぶで3つあつめると
長寿の秘法が
手に入るらしいんじゃ

ワシにも
それがなになのか
どこにあるのかは
ようわからんが、

とにかくあつめておいて
そんはないじゃろう

シャラクンの遺跡をディグアウトしている最中にディグが書き残した、
後から来るディグアウター達に宛てたふたつめのメッセージ。
シャラクンの遺跡に眠る、長寿の秘法というお宝の謎について記されており、
これを読むと、部屋に落ちている「グリーンのこう石」をコブンが採取する。

「トロコブ」のMISSION3「お宝をディグアウト!」LEVEL2で読む事が出来るもので、
「ディグじいさんのちょっといい話」と呼ばれる事もある。実際は(2)という文字は無い。
ひとつでもメッセージを読み逃すと長寿の秘法が見付からなくなってしまうので、
ボスを倒してミッションをクリアする前に、これを読んでいるかどうかを必ず確認しよう。

裏設定:各鉱石はひとつしか無いわけではなく、部屋に行けば誰でも採取出来る。
ダンツも「ブルーのこう石」は入手していたが、「グリーンのこう石」を入手したかは不明。

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ディグのちょっといい話(3)
でぃぐのちょっといいはなし(3)

ここで取れる鉱石も、
長寿の秘法に
かんけいあるはずじゃ

ワシはすべて鉱石をあつめた
これで長寿のクスリを
つくり出せる
はずなのじゃが…

…やっぱりわからん

シャラクンの遺跡をディグアウトしている最中にディグが書き残した、
後から来るディグアウター達に宛てたみっつめのメッセージ。
シャラクンの遺跡に眠る、長寿の秘法というお宝の謎について記されており、
これを読むと、部屋に落ちている「ピンクのこう石」をコブンが採取する。

「トロコブ」のMISSION3「お宝をディグアウト!」LEVEL3で読む事が出来るもので、
「ディグじいさんのちょっといい話」と呼ばれる事もある。実際は(3)という文字は無い。
このメッセージを読む事で、長寿の秘法の謎を解く為に必要な鉱石が全て揃う。
鉱石を入手後に、メッセージが記されている付近のエリアにある泉に行ってみよう。

裏設定:ディグはこのメッセージのすぐ側で息絶え、その亡骸は既に白骨化している。
このメッセージが記されてから、相当な年月が経ってしまっている様だ…。

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ディフェンスエリア
でぃふぇんすえりあ:defense area

強力なリーバードやトラップが仕掛けられた、ヘブンの対侵入者用防御施設。
シャトルベイ〜居住区間の直通エレベーターが使えない場合の、居住区へと続く唯一の通路でもある。
重力トラップラインやコンパネを利用し、重力を変化させる事で突破する事が可能。

このエリアに出現するリーバードは、エングルボッツ、ガブンリー、クルグル、
シューバフン、ハリーン、バルカッチェ、ファイアホロッコ、フィンゲリーの全8種。
ハリーンは重力によって戦闘パターンを変える上、耐久力も非常に高い強敵である。

「DASH2」における最高の稼ぎ所。
エングルボッツが四隅に1体ずつ配置されている部屋の中央に立ち、
ファイアホロッコを倒し続けるのが最も有効なゼニー稼ぎとされる。

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ディフレクター
でぃふれくたー:Refractor

主に古代遺跡に眠る縦に長細い石。ディグアウトの目的として最も代表的な鉱物資源。
特殊なエネルギーの結晶体(クリスタル)で、規模の大きな古代遺跡で発見される事が多く、
凶暴なリーバードやシールドゲージに守られているものが多い為、希少価値が高い。

回転させるとエナジーフィールドを発生するという特徴を持ち、
「ホロン機関」と呼ばれる特殊な装置で、エネルギーを取り出す事が出来る。
サイズが大きければ大きい程、大きなものを動かす事が出来るので、
大きさに比例して値段も高くなる。言わば電池の様な代物である。

リーバードの動力源にもなっており、彼らを破壊するとそのかけらが辺りに飛び散る。
ライシップ島のシャラクンの遺跡に眠るディフレクターは「聖なる輝石」と呼ばれている。

サイズの大きな物は、船や飛行船のエネルギー源として使われており、
エネルギー源として不十分なサイズの物は、通貨の代わりとしても使われている。
人々の生活に欠かせない物資だが、多数の遺跡が既にディグアウトされている為、
考古学者達の間で「やがて枯渇するのでは無いか?」と心配されている。

名前の由来(推測):ディフレクター(deflector)
走行中の車の周りの空気の流れを整える板状のパーツ。整流板とも呼ばれる。
英名「Refractor」(リフレクター)は屈折させるもの、屈折媒体、屈折レンズという意味。

裏設定:一般には結晶体をイメージさせる柱状の物が多いが、「ダイアナの涙」や、
「黄金のディフレクター」の様な、特殊な形状をした物も幾つか確認されている。
サイズや色によってランク分けされており、中でも最高の出力を発する、
にじ色のディフレクター(レインボーディフレクター)は幻と言われている。

通貨として使われる小さな物は、どうやらゼニー貨幣・紙幣とも交換が出来るらしい。
銀行にATM(現金自動預払機)が存在している事から、そうではないかと推測される。

エネルギーを出し尽したディフレクターがどうなるのかは長らく不明だったが、
「5つの島の大冒険!」で初めて、負荷がかかり過ぎると粉々になってしまう事が明らかになった。
チャージドライブの影響で燃料切れになった結果、フラッター号はシーロス島に着陸する事になる。

更に、その後の冒険で訪れる事になるウラコイ島の火山の地下に、
溜まったマグマのエネルギーを制御してディフレクター化する装置が存在する事が判明。
本作で初めて、ずっと謎に包まれていた“ディフレクターの生成手段”が明かされた。

ただ、火山一年分のエネルギーでフラッター号を動かす程度のものしか作れないらしい。
高出力ディフレクターを作る為に、どれだけ膨大な量のエネルギーが必要になるのかがよく分かるが、
これはマグマの制御による副産物に過ぎず、古代の技術的にはかなり程度が低いものと思われる。

関連用語:Refractor

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ディフレクターとは何ぞ!?
でぃふれくたーとはなんぞ!?

地下に眠るこうぶつ資源のこと

小さいものはかへいとして
大きいものはエネルギー資源として
人々の生活をささえている

「バレルハカセの一口メモ」のうちの一つ。
大きなディフレクターは、遺跡の奥深くに眠っている事が多い。

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ディフレクターのかけら
でぃふれくたーのかけら:refractor shard

遺跡の壁穴やコンテナの中に詰まっている、砕けたディフレクターの破片。
小さいのでマシンの動力源としては不十分だが、ゼニーの代わりとして使う事ができる。
街中にあるごみ箱やダンボールの中から見付けられる場合もあり、
入っているかけらの数が多いのか、時には高額のかけらを入手できる事もある。
かけらとは言わずディフレクターと言う事も多い。

リーバードやボーンメカを破壊した時に飛び散るディフレクターは、
動力源として内蔵されていたディフレクターが爆発で砕けたものと考えられる。
飛び散るディフレクターは色や大きさが細かく異なっており、
散らばった後はくるくると回転しているが、一定時間経つと消えてしまう。

回転する事でエナジーフィールドが発生し、
内に秘めたエネルギーを放出してしまうのかも知れない。
消えてしまわないうちに素早く回収してしまおう。

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ディフレクターの生成
でぃふれくたーのせいせい

遥か昔に滅亡した古代人のみが知る“何らかの方法”によって、
特殊なエネルギーの結晶体であるディフレクターを新たに作り出すこと。
超古代文明の衰退と共に失われた、過去の技術のうちのひとつ。

人々がディフレクターからエネルギーを取り出す為に使っている、
「ホロン機関」の原理さえ完全に解明されていないDASHの世界では、
生成する方法はおろか、どの様な原理を用いるのかさえ不明である。

しかし、禁断の地で保護された古代人の生き残りであるジジによれば、
各地に眠る「封印の鍵」を揃えれば、これが再び利用出来る様になると言う。
もしそれが本当であれば、それこそが「大いなる遺産」なのかも知れない。

しかも「ディフレクターなど、いくらでも…」と言う彼の口ぶりから考えると、
これは鍵を用いれば、いとも簡単に出来てしまう程度の技術である事が伺える。
古代人達は一体、どれだけ高度な文明を築き上げていたのだろうか。

裏設定:この技術の存在は「2」のジジとミュラーの会話の中で示唆されている。
しかし、封印の鍵は「人類再生プログラム」の始動に使われた為、これは行われていない。
プログラムの実行が阻止された後、これを利用出来る様になったのかも語られていない。

「5つの島の大冒険!」の冒険の舞台となるウラコイ島の火山の地下に、
溜まったマグマのエネルギーを制御してディフレクター化する装置が存在する事が判明。
本作で初めて、ずっと謎に包まれていた“ディフレクターの生成手段”が明かされた。

ただ、火山一年分のエネルギーでフラッター号を動かす程度のものしか作れないらしい。
高出力ディフレクターを作る為に、どれだけ膨大な量のエネルギーが必要になるのかがよく分かるが、
これはマグマの制御による副産物に過ぎず、古代の技術的にはかなり程度が低いものと思われる。

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テイジ
ていじ

シャラクンの遺跡にたたずんでいる、正体不明の謎の男。
パッと見は紳士でエリートだが、挙動不審で言葉や行動など、色々な意味でキレている。
遺跡の中なのに何故かシルクハットをかぶっており、きりりとしたスーツに身を包んでいる。
なのに何故かディグアウト能力は高く、トラップにも敏感だが、少々ツメが甘い。

何を聞いても意味不明な話を語るだけで、ミステリアスな雰囲気を漂わせる。
地底湖に何かがあると言い当てたり、トラップだらけの路に臆しない姿からは男気が感じられるが、
泳げなかったり、ルームキーが無くてボスの部屋に入れないなど、実際はとても無謀で無計画な男。
しかし、そんな彼の生き方には“ディグアウターの生きざま”というものを強く感じさせられる。

「トロンにコブン」のMISSION3「お宝をディグアウト!」のLEVEL2〜3に登場したが、
彼が何処から来て、そして何処へ行くのかは謎である。一体何者なのだろうか。

声優:小形 満(と思われる)
名前の由来(推測):「定時」「提示」など

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テオドール・ブルーノ
ておどーる・ぶるーの:Bruno

全長/43.5m 全幅/21.7m 全砲門数/34門 総重量/53t

ロックに敗れたトロンが、旧市街地の工場跡で造り出した最強のボーンメカ。
2足で自在に歩き回りながら、強力な火器で周りの地形ごと目標を破壊する、
トロンに“本当の自信作”とまで言わしめた超巨大ロボットである。

今までに倒されたボーンメカの技術と反省を踏まえた設計がされており、
寄せ集めなだけあって(!?)、様々なメカの攻撃能力を併せ持っている。
ほぼ全身を強固な装甲によって覆われているが、蛇腹の装甲が薄い。

主な攻撃は、その巨大な両腕の先端から時間差で放つ誘導ビーム2連発と、
両肩から発射する誘導ミサイル、そして全身の砲門から放つ機銃掃射と爆弾。
その強大なパワーで、旧市街地の建物を次々に破壊して行ってしまう。

旧市街地を舞台としてロックとの大激戦を繰り広げた、
正にボーン一家にとって最大・最強のボーンメカと言える。
蛇腹から半分に折れ、木端微塵に爆発すると言う壮絶な最後を遂げた。

裏設定:バルコン・ゲレードをも倒されたボーン一家は、
ロック達がジュウイン湖でレッドディフレクターを持ち帰った頃辺りから、
旧市街地の工場跡に潜伏し、このメカの製作を開始していたらしい。

このメカの製作の際、ボーン一家は、経費を削減すると言う目的からか、
旧市街地北の発電所から市街地へと供給されているエネルギーの一部を盗用。
そして旧市街地の彼方此方にコブンを配備し、その監視を行わせていた。

それが幸いしてか、“旧市街地に子供の幽霊が出る”と言う噂が広まり、
旧市街地に訪れる一般人の数は更に減少。そのおかげでボーン一家は、
ロックが訪れるまでに、このボーンメカを完成させる事が出来たのである。

おまけ:外国版のロックマンDASH「MEGAMAN LEGENDS」では、
このメカの正式名称は「BRUNO」(ブルーノ)となっており、
何故か「テオドール」とは呼ばれないらしい。何か理由があるのだろうか?

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デコイ
でこい

ロックマンDASHシリーズの世界の地球上で生活している「人間」達の本当の名前。
ものを考え、肉体的にも成長をし、子供を産み、老いて死んで行く「人工生命体」で、
広い意味で言うところの“ロボット”だが、実はオリジナルの人間とほとんど違いが無い。

違うところは、機械を体に取り付けることに全く抵抗が無い…
と言うより、DASHはそれが当たり前の世界であるという事くらいである。
彼らは(理由は不明だが)オリジナルの人間に代わって人間として生活しており、
オリジナルの人間であるマスターのお墨付きも貰っているので、
そう言う意味では、デコイ達がDASHの世界の「人間」とも言える。

ある日突然、彼らは地球上に作り出され、言葉や文化を与えられて生活を始めた。
その為、彼らが記した本の中には、それらを裏付けるものが何も残されていない。

マスターは、地球に住むデコイ達にちょっと手を加えていたらしく、
彼に“我々よりもずっとオリジナルの人間に近い存在”とまで言わしめている。
「飢え」や「渇き」、「病」と闘いながら、やがて老い、死んで行く…
彼らの一生が“人間の在るべき形”に近い、と言う意味なのだろう。

カトルオックス島に住むデコイは「たいしゅうモデルB型」。
ジュノによれば、このモデルのデコイ達はゆらぎが大きく、制御が難しいと言う。
数百年おきのサイクルで、古代人の手によって「処理」される運命にあるらしい。
(これはこの島のみでなく、地球上全てのデコイ達に当てはまる可能性もある)

オリジナルの人間が何故デコイを作り出し、自分達の代わりに地球に住まわせたのかは不明。
しかしマスターは、人工生命体であるデコイに人類の新たな可能性を感じ、未来を託そうとした。

名前の由来(推測):狩人が狩猟の時に使う鴨の模型「デコイ」
裏設定:5〜60年代っぽいところもあれば、巨大ロボや飛空船などを造る技術を持つなど、
生まれ持って与えられた文化の延長で、技術の歴史がちょっと不自然でいびつである。
しかし、この事をデコイ達は疑問に思っていない。

「人工生命体」である、人間とほとんど違いが無いなどの設定についても、
DASHまわり掲示板上で開発スタッフさんによって明かされた公式設定。
Logged tree under 20741Logged tree under 23578(閲覧不可)で明かされた。

おまけ:ファンの間で最も間違われ易い設定。
ロック達が(オリジナルの)人間だと勘違いしているファンは非常に多い。

「トロンにコブン」のインタビュー記事(稲船 敬二さん回答)の中でも、
DASHは“ロボットしかいない世界という設定”と公式にコメントされている。
(メディアワークス発行「電撃PlayStationD20」P.17に記載)

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デニッシュ・マーマレード
でにっしゅ・まーまれーど:DENISE-MARMALADE

ライシップ島の平和を守る、ライシップ市警察所属の警察官のひとり。階級は巡査。
正義感が強く、やる気にも満ち溢れている。が、いつも失敗ばかりの新米熱血警官。
事件の日に限って寝坊をしてしまったり、いつも失敗ばかりで署長に怒られている。
ドジなのにむこうみずで、トロンに馬鹿にされる事もある。気合は入っているが、余裕が無い。

メカの操縦もそんなに得意ではないが、気合で乗りこなしている様子。
警察には多数の戦闘メカが配備されているが、彼女の操縦はあまり上手くない。
しかし実は格闘技に長けているのか(?)、グスタフを持ち上げられるほど力が強い。
背負い投げやジャイアントスイングなど、特訓して驚異の必殺技を身に付けた。

街を荒らすトロンを捕まえようと躍起になったが、トロンにはかなわず、作戦も全て失敗。
失敗ばかりで始末書の山に追われ、警察官に向いてないのだろうか、田舎に帰ろうかと悩み、
署長も懲戒免職を考えていたが、トロンの配りでロース達を逮捕した事になり、クビを免れた。
しかし、危険を冒して指名手配犯を単独逮捕したと思い込んだ署長により、
“一日で始末書を書き終えないとやっぱりクビ”という条件を課せられるのだった。

その後、「トロコブ」から数ヶ月以上の月日が経過した「5つの島の大冒険!」では、
新しく配属されたイルクス島警察署で、調査の為に島を訪れたバレルの警護を担当する事になる。
新米だった頃からは想像出来ないほど立派に成長しているが、ドジな性格は相変わらず。
極秘中の極秘とされている、バレルの滞在を(身内だから)知っているロック達を逮捕しようとした。

誤解が解けてからはロック達の良き協力者となり、島崩壊の前兆を止める為に活躍してくれる。
現在はライシップ市警察署長の下を離れ、カトルオックス署の警部の部下として働いているらしい。

声優:小西寛子
名前の由来(推測):デニッシュ+マーマレード(両方共食べ物の名前)

裏設定:初期デザインでは、微妙に服装等が違うものになっていた。
こちらの方は決定稿に比べ顔付きが怖く、少し偉そうな雰囲気が漂っている。
ロックマンDASHまわりに色違いの設定画が掲載されている。
URL:http://www.capcom.co.jp/newproducts/consumer/dash/himitsu/himi04.html

「5つの島の大冒険!」で何故イルクス島警察署に配属されたのかは不明だが、
どうやら前の島で何かに失敗した事が原因で、警部に飛ばされてしまったらしい…

有賀ヒトシ先生が描かれた「ROCKMAN MEGAMIX R破壊指令」のP.72に、
天気予報のキャスターとして彼女がゲスト出演していた(※有賀ヒトシ先生ご本人に確認済)。
単行本発売当時に掲示板で明かされたもので、2003年2月9日の日記でも言及されている。

また、PS版の発売当時に「DASHのマンガを描かないか?」という話があったそうだが、
当時のDASHのメイン展開がVジャンプだった事など、諸々の事情でお流れになっている。
2003年3月9日に有賀MEGAMIXの掲示板で明かされた裏話(後の更新で公開終了)。

DASHのマンガ化はコミックボンボンKC「ロックマンメガミックス(2)」P.192掲載の、
「カプコン ロックマンスタッフ寄せ書き」でDASHの開発スタッフさんも熱望されていた。

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デビルハンド
でびるはんど:DEVIL HAND

「DASH2」の設定資料の中に存在する特殊武器案のひとつ。
リボルバー式の拳銃の銃口部分に、手首を付けた様な形をした特殊武器で、
用途は不明だが、肘の間接部分にハンマーと書かれたパーツが存在する。
(銃の雷管を強く打ち、弾丸を発射させる「撃鉄」の事だろうか)

資料集には、凶悪面のロックが蟻を摘んで命乞いさせているイラストが存在しており、
その点を考えると、この特殊武器はダークロックが装備するものだったと思われる。
気になるのは一体何処から弾丸が発射されるのかという事だが… 真相は闇に葬られたまま。
まさかとは思うが“ロケットパンチ”だったりするのだろうか?

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テレビレポーター
てれびれぽーたー:TV REPORTER

KTOX TVで働いているアナのおねーさん(TVリポーター)のこと。
この呼び名はN64版「DASH」公式サイトにのみ記載されており、
「DASH2」に登場するのが同一人物である事も分かる。

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電撃コブン
でんげきこぶん:DENGEKI KOBUN

“電撃プレイステーションDオリジナルコブン”、略して「電撃コブン」。
「電撃PlayStationD」(メディアワークス発行)の付録ディスクに特別収録されている、
「トロンにコブン」に電撃コブンを出現させるデータをメモリーカードにセーブすると、
メモリーカードをチェックする際にオートロードされ、コブン41号が出現する様になる。

初出は「D21」。「D37」「D43」にも収録されているらしいが、
そのうち電撃コブンのイラストが見れるのは「D21」だけらしい。

このコブン41号は、ヘッドパーツが青く(お気に入りコブンに出来ない)、
他とは違う妙な目付きをしており、全てのパラメータの最高値が4。
トロンに対する言動がおかしく、特訓2で青いコック帽をかぶるという特徴を持つが、
通常のゲームプレイでは絶対に出現しない隠しコブンとなっている。

PS版「DASH2」に登場したキーアイテム「コブンからの手紙1」に、
“42番目の兄弟”と書かれている事から、その存在は単なる隠しキャラでは無い様だが、
PSP版ではその記述が削除されており、その存在を知っているファンは非常に少ない。

1999年に収録されたものなので、現在は入手困難だが… 2005年2月4日に発売された、
「10th Anniversary PlayStation & PlayStation2 全ソフトカタログ スペシャルデータコレクション」に、
この「トロンにコブン」に電撃コブンを出現させるデータが再収録されている。
こちらも入手困難になりつつあるが、どうしても入手したい場合は是非探してみよう。

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電撃PlayStationD
でんげきぷれいすてーしょんでぃー:DENGEKI PlayStationD

PlayStation対応ソフトの体験版やプロモーションビデオ、
セーブデータなどを収録したCDが付属するゲーム雑誌。
(発行:メディアワークス 発売:角川書店)

現在は「電撃PS2DVD」と誌名を変更し、主にDVDが付属しているが、
「電撃PlayStationD」という名前は現在でも残っている。
ロックマンDASHシリーズの映像や体験版も多数収録されていた。
収録された内容は以下の様なものである(これで全てかは不明)。

D20:ボーン一家PS-D征服計画(オリジナルムービー)、「トロンにコブン」ムービー
D21:「トロンにコブン電撃体験版」(特訓1・2の体験版をクリアすると電撃コブンをセーブ可能)
D29:「DASH2」ムービー(ロック、ロールによるボイスナレーション付)
D31:「DASH2」体験版
D37:電撃コブン収録
D43:電撃コブン、その他ロックマンデータ収録

D83(Vol.322):PSP版「DASH」「DASH2」プロモーションビデオ
D84(Vol.326):PSP版「DASH2」プロモーションビデオ

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伝説のアイドルグループ
でんせつのあいどるぐるーぷ:famous rock group

サウル・カダ島のキモトマの街の民家の壁に飾られている、
大きな写真に写っている(絵に描かれている?)男性2人組のアイドルグループ。
“伝説”と呼ばれている事からも分かる様に、かなり人気があるらしい。

ロールちゃんも彼らのファンらしいが、残念ながらグループ名は不明。
カトルオックス島のアップル商店街のCD屋「High necked Record Shop」にも、
同じグループと思われる2人組の大きなポスターが貼られている。

裏設定:堂本 光一さんと堂本 剛さんの2人によって構成される、
実在のアイドルグループ「KinKi Kids」がモデルと言われている。
N64版「DASH」では何らかの理由により、CD屋のポスターが別の絵柄に変更された。
しかしN64版の後に発売されたPC・PSP版「DASH」では、PS版と同じ絵柄に戻された。

海外版「MEGA MAN LEGENDS 2」で壁にかかっている写真(絵?)を調べると、
「伝説のアイドルグループ」という呼び名は“famous rock group”と翻訳されている。

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電波障害トラップ
でんぱしょうがいとらっぷ:JAMMING TRAP

シャラクンの遺跡に登場する、侵入者除けのトラップのひとつ。
通路を進んで行くと突然電波妨害が発生し、フェルケルの自由が利かなくなる。
これに引っかかると、フェルケルは指揮弾を発射する事しか出来なくなり、
トラップを解除しない限り、電波障害から抜け出す事が出来ない。

トラップに引っかかると画像が乱れるのだが、
近くに設置されたスイッチに照準を合わせ、指揮弾を発射し、
コブンがそれを押せば電波障害トラップは解除される。

名前の由来:電波障害を引き起こすと言うその特徴から。
裏設定: シャラクンの遺跡にこれは一つしか存在しないのだが、
メインゲートや、禁断の地で通信が出来なくなる点を考えると、
これに似た様な装置が、遺跡内の何処かに存在しているものと考えられる。
もしくはリーバードがこれを内蔵しているのかも知れない。

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ドウコク
どうこく:wail

悲しみに耐え切れず、大声をあげて泣く「慟哭」のこと。
「号泣」(ごうきゅう)とほぼ同じ意味を持つ。
ニーノ島防衛戦でロックに惨敗したシタッパー達が口走っていた。

漢字が難しいので、PSP版「DASH2」の字幕では、
この言葉はカタカナで「ドウコク」と記載されている。

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道徳の本
どうとくのほん:moral book

人の おこないは
姿に あらわれます・・・

悪い事ばかり する人は
その心だけでなく
姿からも かがやきをうしない

しだいに 黒く
なってゆくでしょう・・・

カトルオックス島のセントラルタウンの図書館が所蔵する、
道徳(それに従って行動すべき正当な原理)について書かれた本。
これを読むと、ロックは自分も気を付けようと意識する。

ゲーム中で悪い事をすると、身体の色が黒くなって行き、
最終的にはどす黒いアーマーの「ダークロック」になってしまう。
逆に良い事をすると、「ライトロック」へと変化する。

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特殊武器回復キューブ
とくしゅぶきかいふくきゅーぶ:SPECIAL WEAPON RECOVERY CUBE

エネルギーキューブによく似た特徴を持つ、ひし型の青色の石。
リーバードやボーンメカを破壊すると飛び散り、拾うと特殊武器のゲージが回復する。
ディフレクターのかけらに混じって出現するが、その数は比較的少ない。
「トロンにコブン」に付属する「DASH2」体験版で初めて登場した。

前作では戦闘中、ハイパーカートリッジでしか特殊武器ゲージを回復出来なかったが、
「2」ではこれの登場により、ハイパーカートリッジが無くても特殊武器ゲージの回復が可能になった。
しかし、1個あたりの回復量は微々たるものなので、特殊武器を使用する時は、
攻撃を必ず命中させるつもりでリーバードや、ボーンメカに立ち向かう様にしたい。

名前の由来:特殊武器を回復するキューブ(cube) 立方体、正六面体
裏設定:「DASH2」のチュートリアルの中で、
ロールの口から「石」である事が説明されている。

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特製実物大コブン
とくせいじつぶつだいこぶん:special realsize KOBUN

集英社「お宝ガッポリガイド」に掲載されている「コブンの夏」に使用されたコブンフィギュア。
名前の通りかなり大きなサイズのフィギュアで、しかも何と限定40体(背中にシリアルナンバー入り)。
最も入手困難なDASHグッズであると思われるが、一般に出回ったかどうかは定かではない。

出勤時は、ボーンマーク入りの木箱の様なケース(コブンに対応したナンバー入り)で待機。
表情には同じものもあるが何種類かある様で、確認出来た限りでは1号は丸目・ニッコリ口。
稼動する範囲は、首・肩・足の付け根の3ヶ所と思われる。

ロックマンDASHまわりの秘密のギャラリーに掲載されている写真では、
ゲームショウなどで「トロンにコブン」ブースに飾られていたと思われるものが混じっている。
1999年5月某日には、稲船さんが自らアスキー(現エンターブレイン)各編集部に連れて行っており、
「ファミ通PS」(1999/6/25)に掲載されていた「カプコンさんいらっしゃい」に、
その時に撮影されたと言う幾つかの写真が掲載されていた。

なお、このフィギュアが何体残っているかは不明だが、
株式会社カプコン本社の受付横に数体飾られている(2005年時点)。
2005年7月28日に放送されたドラマ「電車男」にも登場した。

おまけ:「ロックマンDASHがらみ」No.4で初めて、
頭の上にあるスイッチを押すと喋る事が明らかにされた。
更に、この記事に寄せられたおたよりの中に…?

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ドクロマーク
どくろまーく:BONE MARK

ボーン一家の象徴とも言える、ボーンマークの別称。
対ゲゼルシャフト号戦時、ロールがたった一度だけ使った呼び方である。
ゲゼルシャフト号のこれは艦の最後の弱点であり、
そこからはとても強力な誘導ビームが発射される。

ゲゼルシャフト号の司令室(ブリッジ)はこのすぐ後ろにあると考えられる。
そこを防衛しなければならないと言う目的もあり、武装を施されているのだろうか。

名前の由来(推測):ボーン(bone:骨)+マーク(mark:紋章)

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都市型機動兵器運用における、じょうれいA−10
としがたきどうへいきうんようにおける、じょうれいえーのいちまる

デコイの数は、き定数以上増やしてはならない
き定数をこえた場合は速やかに処理すること

ロックマン・ジュノが口にした条例の一つ。ジュノはこの条例に基づき、
エデンを召喚し、エデンにカトルオックス島のデコイの初期化を申請した。

“都市型機動兵器”とはエデンを指しているものと考えられるが、
これがシステムに関連があるものなのかどうかは定かではない。

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図書館受付のおネーサン
としょかんうけつけのおねーさん:library receptionist

カトルオックス島セントラルタウンの図書館で、受付を勤めているお姉さん。
本の為なら命も惜しまないと言う勇敢なお姉さんである(無謀なだけ?)。
胸にブローチ(宝石?)の付いた、清楚な服を着ている。

カウンターの裏側から話すと、何故か口調がキツくなる。
DASHキャラの中でも数少ない、眼鏡をかけた人でもある。

裏設定:デザイン画では、顔にそばかすがはっきりと描かれている。
ゲーム中でもよく見てみると、ちゃんと顔に描き込まれている様だ。

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ドラード
どらーど

ゴールドシティを守るライシップ市警察が使用している飛行船。
高速で飛行し、船体底部の銃口からグスタフを狙って大量の弾を撃ち出す。
尾翼が尾ビレの模様になっているなど、その青い船体は魚を思わせる。
「トロンにコブン」のMISSION2「銀行をおそえ!」のLEVEL2、LEVEL3に登場した。

単発の威力は低いが、大量の弾をばら撒いてくるので攻撃を避け辛い。
空中から突然強襲されるので、見付けたらすぐに倒したい相手と言える。

「5つの島の大冒険!」ではイルクス島警察署が使用するメカとして登場。
こちらは上記のものよりも小型のタイプで、船体前面から攻撃力の高い3発の弾を発射する。
飛行性能は劣るが遺跡内にも侵入可能で、耐久力と攻撃力が強化された白い機体も存在。
デニッシュの勘違いが原因で、バレルを迎えに島にやって来たロックを攻撃した。

また、3-4 雪原以降にはドラードとよく似た黄金色のリーバードが出現。
「5つの島の大冒険!」で初めて登場した“新種のリーバード”だが、名称は不明。
もしかするとドラードはこのリーバードを参考に開発されたメカなのかも知れない。

名前の由来(推測):
ドラード(dorado) 全長約1.8mに達する、平たい海魚「シイラ」

裏設定:集英社「トロンにコブン お宝ガッポリガイド」(裏表紙から数えて)P.37左下に、
このメカの原案と思われる「警察用①飛空船」という設定画が掲載されている(ゲーム未登場)。
船体前面のデザインが大きく異なり、船体底部にはマジックハンドの様なものが描かれている。
当初は攻撃機能は持っておらず、何かを輸送する飛行船と設定されていたのだろうか?

u-capcom:イラストギャラリー掲載のスタッフコメント(2008年4月8日〜5月20日掲載)にて、
ドラードとよく似たリーバードが「5つの島の大冒険!」初登場の“新種”である事が言及されたが、
残念ながらリーバードの名前は明らかにされなかった。現在もその名前は不明である。

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トラウト
とらうと:trout

ジュウイン湖で釣る事が出来る魚「ブラウントラウト」の略称。
この名はボートハウス「Wily's BOAT」に居る男性から聞く事が出来る。
彼はこの湖では良いトラウトが沢山釣れると話してくれる。

おまけ:ジュウイン湖にはトラウト以外の生物も棲息しているらしい。
DASHまわりのオフィシャルギャラリーには、湖で実際に吊り上げられた謎の魚拓が残っている。
(というシチュエーションで描かれたと思われるイラスト。正体はリーバード「フィルシュドット」)

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トラック
とらっく:TRUCK

サウル・カダ島のキモトマの街の倉庫裏に置かれている、貨物運搬用の荷台を持つ自動車。
別のエリアを占拠しているマトリクス砲台を倒し、ボーン一家に捕まっているトラック運転手を助け出すと、
ロックをトラックの荷台に乗せ、地雷と電撃金網に突っ込んでくれる。車体ナンバーは「SE-49」。

トラック運転手の助けを借りずに地雷と電撃金網を突破する事も一応可能だが、
強行突破では大ダメージは免れない。ロールの指示に従ってトラックを運転してくれる人を探してこよう。

金網と地雷を全て破壊してトラックは大破したが、乗っていたトラック運転手は無事だった様だ。

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トラック運転手
とらっくうんてんしゅ:TRUCK DRIVER

サウル・カダ島のキモトマの街に居るトラックの運転手。
厳つい身体つきをしているが、気前が良く笑顔を絶やさない男で、
ロックの事を「兄ちゃん」(あんちゃん)と呼ぶ。

島を襲撃したボーン一家に捕まって建物内に閉じ込められ、
ムシャクシャしていたところをロックによって助けられ、彼に協力。
倉庫裏に置かれていたトラックの荷台にロックを乗せて運転し、
電撃金網と地雷の中に突っ込み、突破口を作ると言う活躍を魅せた。

トラックの爆発で「熱いぜーっ!!」と吹き飛んで行ったが、
運が良いのか、丈夫だからかは分からないが無事だったらしい。

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トラップボックス
とらっぷぼっくす:TRAP BOX

宝箱と全く同じ外見を持つ、宝箱に擬態したリーバード。
正体を現すと同時にエネミーアラームが鳴る為、リーバードと判別が可能。
書籍によってはこれも「ミミック」と称する事がある。

普通の宝箱と同じ要領で開けると、
画面上方に「!!!トラップボックスだ!!!」というメッセージが現れ、
メッセージが消えると同時に、中から3連続で爆弾を吐き出して来る。
暫く時間が経つと爆弾を吐くのを止め、フタを閉じて再び宝箱に擬態する。

宝箱とは違い、攻撃すれば破壊する事が出来るので、
ディフレクターのかけらやエネルギーキューブを入手出来る。
「DASH」の地下遺跡の各所で、侵入者を待ち構えている。

名前の由来(推測):トラップ(trap:罠)+ボックス(box:箱)
おまけ:宝箱を開ける際に、斜め前や側面の前方から開ければ、
仮にもしそれがトラップボックスであってとしても、安全に開ける事が出来る。
しかし確実に爆弾を避けるには、後方に回ってしまった方が良いだろう。

吐き出して来る爆弾はホロッコが撃ち出すそれと同じもので、
特殊武器を装備していなければ、一応蹴って跳ね返す事も可能である。
が、爆弾は3連続で吐き出されるので、残りの爆弾が爆発するのは必至。

間違えても、体力が残り少ない時には実践しない様にしたい。

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ドラッヘ
どらっへ:Drache

全長/7.13m 全幅/6.26m 最大時速/518km/h

ボーン一家が頻繁に使用する、ボーン一家の主力戦闘機。
一家のシンボルとも言える飛行メカであり、様々なミッションで活躍する。
劇中では様々な用途で駆られる赤い機体と、赤のタイプを改良し、
耐久力と攻撃力を高めたグレーの機体の2種類のドラッヘが登場。
「DASH2」では、このマシンの後継機である「ドラッヘ改」が登場した。

その事に由来して、赤いタイプは「ドラッヘ(赤)」、
グレーのタイプは「ドラッヘ(グレー)」と呼ばれる。

機体底部に装備されているマシンガンを照射して攻撃を行うが、
攻撃力が低めなので、作戦の主力として活躍する事は少なく、
主に他のボーンメカを援護する形で戦闘に参加している事が多い。
飛行速度が速いので、空中から他のボーンメカを援護するのが得意。

機体前部の大きなボーンマークが印象的な機体で、
マークの下には、扉を模したタラップが備え付けられている。
離陸するまでの間も短いので、一家の脱出の際によく使われる。

名前の由来(推測):「drache」 ドイツ語で「龍」の意
裏設定:破壊すると同時にディフレクターのかけらを撒き散らす事から、
動力にはホロン機関が採用されているものと推測される。

マシンガンの後ろ側にアタッチメントの接続部が存在。
ボンの回収に使用される、巨大なマグネットはそこに取り付ける事が可能。
更に、「トロンにコブン」ではグスタフを作戦目的地まで運搬する、
マシンガンを取っ手に換装した機体が僅かに登場した。
この機体はやはり攻撃手段を持たないらしく、劇中でもすぐに退却する。

機体内部を確認出来るシーンは非常に少ない。
それを見る限り、中は以外と広い造りになっている様だ。

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ドラム缶
どらむかん:Drum

胴部に2本以上の波状の膨らみを持つ、金属で作られた大型の円筒形の缶。
主にガソリンや灯油、塗料などの液体を入れて、運搬、貯蔵に用いられる。
カルバニア島のキトの村には、上部がくり抜かれたドラム缶の風呂が置かれている。
村に住んでいるシュー、アッポ、ダーの姉弟が、お湯を沸かして仲良く入るのだろう。

ニーノ島を襲撃して来るムッティ戦では、エレベーターを操作するとドラム缶が補充される。
また、サウル・カダ島のキモトマの街で待ち構えているマトリクス砲台横の壁を破壊すると、
建物内に潜伏していたコブン達が跳び出し、建物の跡からドラム缶が出現する。
これを投げ付けると爆発して、敵にダメージを与える事が出来るので上手く利用しよう。

裏設定:キトの村にあるドラム缶風呂は、蹴ったりブタを投げ入れたりすると、
ちゃんとドラム缶の響く音が鳴る。細かい所まで作り込まれている事が分かる。

攻撃に使える爆発するドラム缶の事は攻略本でも紹介されているが、
普通に遊んでいると気が付き難い。エレベーターの操作はスイッチに跳び付こう。
しかしドラム缶を投げ付けるよりも、バスターで攻撃する方が強かったりする…

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ドリーマー
どりーまー:DREAMER

セントラルゲート3枚目の扉に書かれている謎の言葉。
カトルオックス島の地下都市 エリア3に保管されている、
「ドリーマーの鍵」を使う事で扉を開く事が出来る。

「ドリーマー」が何を意味しているのかは不明だが、この言葉は元々、
セントラルゲートの前身と思われる「地下最重要防護扉」に使用されたもの。
防波堤のニックネームを取って名付けられた3枚目の扉の名前であった。

名前の由来(推測):
「DREAMER」 夢を見る人、夢想家、空想家

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鳥バード
とりばーど:bird bird

ボーンメカ「フォッケウルフ」の見た目から取った呼び名と思われる言葉。
この名は「カプコン日替わり日記」1998年1月23日分にのみ記載された珍しいもので、
これに苦戦している時は、「ロックマンDASH」の開発者いわく。
ロックマンのホーミングミサイル(青い武器)を強化してくださいとの事である。

ロックマン、と言うのは勿論主人公のロック・ヴォルナットの事で、
ホーミングミサイルとは特殊武器「アクティブバスター」を指している。
見た目が鳥とは言え、何故フォッケウルフと書かれなかったのかは不明である。

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ドリルボン
どりるぼん:DRILL BON

トロンの開発した強力アタッチメントパーツを装備した、ボンの戦闘形態のひとつ。
地面が溶岩でも平気な様にと、シッポの部分に半重力ジェネレーターが搭載されており、
ホバーグスタフと同じく空中の移動が出来る。これなら熱い溶岩でも怖くない。

名前にもある、頭部の巨大なドリルによる攻撃はとても強力。
顔の部分を閉じ、ドリルに変形して突進する「ドリルアタック」を得意とする。
ドリルアタック中は防御力も上がっており、完全に弾を弾いてしまう。

腕パーツはボンの意思で自由自在に動かして、攻撃出来る武器になる。
付け根にはロケットモーターがあり、ロケットパンチとして飛ばす事が出来る。
帯電しており、2本の指の間でアーク放電するので、当たるとシビれてしまう。
しびれている間にドリルアタックを狙って来るのでかなり手強い。

サウル・カダ島の遺跡で登場し、ウォージーガイロンのエネルギーとなる、
溶岩の出口を塞ぐ為にロックと協力したが、その後封印の鍵を奪取して逃亡。
封印の鍵を持ち去ろうとしたが、ロックに敗れて溶岩の中に沈んでしまった。

名前の由来:「ドリル」+ボン・ボーン

裏設定:ボンの体はパーツ変更が自由に出来る。
トロンがフィールドの特徴によってパーツを選んでいるらしい。
開発中は「ボンボーンドリル型 D・ボーン」と呼ばれていた。

背面にある、十字の模様が入った四角いハッチはアイテムスペース。
ホルニッセ仕様の時と同じ(?)「ほにゅうびんミサイル」が入っているが、
ミサイルは使わず、ドリルアタックとロケットパンチで攻撃する。
ドリルは反時計回りの方向に、ボディは時計回りの方向に回転する。

おまけ:ボディを持ち上げて、溶岩に投げられる攻撃に弱い。
倒すのに失敗し、扉に辿り着かれてしまうとゲームオーバー…かと思いきや、
ボンが誤って放り投げた、封印の鍵を探すという別のミッションが発生する。

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トレース
とれーす:trace

オペレーターが使用する、ディグアウトのサポート用語の一種。
遺跡内がどの様な構造になっているのかを何らかの機器を用いて解析し、
フラッター号などに備えられているモニターに投影・表示する事を指す。
中にはこれが出来ない場所もあり、その場合モニターには何も映らない。

センサーかレーダーで行えるものと思われるが、詳細は不明。
ゲーム中ではロックが通った位置がオートマッピングされる。

名前の由来(推測):トレース(trace)
設計図などに半透明の紙を乗せて線をなぞり、原画と同じ図面を作る事。
その半透明の紙の事を「トレーシングペーパー」(透写紙)と呼ぶ。

裏設定:この言葉はクローサーの森のサブゲートに入って、
一つ目の扉を開けたところと、次に入る部屋の中で使用されている。
モニターに何も映らない場所はジュウイン湖のサブゲートで初めて登場した。

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トレイケイン
とれいけいん

「トロンにコブン」に登場する、RAISHIP POLICE所属の装甲車。
街中に配備されており、その巨体でグスタフの行く手を塞いでいる。
車内に警棒警官が待機している青いタイプのものと、
障害物の様に壊せない青黒いタイプのものが存在する。

青いタイプのものはその場を動かないが、
青黒いタイプの方は、グスタフの移動に合わせて車体を移動させる。
グスタフの攻撃では破壊は不可能なので、指揮弾を撃ち、
コブンに足止めさせなければ先に進む事が出来ないだろう。

なお、中から登場する警棒警官は、
倒しても暫くすると、装備を整え直して再び出現する。
トレイケインを破壊しないと無限に出現するので注意しよう。

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トレジャーボックス
とれじゃーぼっくす:TREASURE BOX

体験版を除くDASHシリーズ全ての作品に登場する「宝箱」の別称。
赤みがかったオレンジ色をしており、大きな鍵穴の様な模様が特徴。
しかし、中には黄色いものや、錆びて緑色に変色したものもある。
トロンにコブンのシャラクンの遺跡には、鍵のかかったものが多く登場した。

名前の由来(推測):
トレジャーボックス(treasure box) 「宝箱」の英訳

裏設定:この呼び方は「ロックマンDASH2」体験版の、
「ロールの秘密特訓!」の中でのみ、ロールによって使用されていた。
ちなみに中には特殊武器「ホーミングミサイル」が納められている。

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トロコブ
とろこぶ:trokobu

1999年7月22日に発売された、ロックマンDASHシリーズの第2弾「トロンにコブン」の略称。
さらわれた兄弟を救うべく借金返済に奔走する、空賊ボーン一家のトロンとコブンの活躍を描く。

この言葉は関連書籍などでは使用されておらず、ファンの間にもあまり馴染みがない。
しかし、実は本作が発売された1999年7月22日(木)の「カプコン日替り日記」に掲載された、
プチコブンフィギュアの写真の代替テキストとして使用されていた事が分かっている。

公式サイトで使用されていたのだから、公式の略称… と言えるのだろうか。

名前の由来:「トロンにコブン」

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ドロップシップ
どろっぷしっぷ:DROP SHIP

バーナーが禁断の地に突入する為に設計・開発した降下専用船。
設計図が(最低)2枚存在し、一つはロールが、もう一つはジョーが持っている。
1機目はバーナーが、2機目は10年の歳月をかけてジョーが製作。
ジョーは何度も設計図を書き直していた。なお、2人は同一人物である。

花の様な格好をした船で、全長はロックの背丈のおよそ3倍程。
胴体部の前面に、丸い小窓が付いた入り口が取り付けられており、
降下時に機体上部の大羽・小羽をプロペラの様に回転させ、落下速度を減少させる。

メインタンクはハニカム構造によって見た目以上の強度を誇り、
地面にめり込む程の衝撃が加わってもびくともしない。
回収する時は小羽の下からバルーンを展開し、離陸を開始する。

1機目は禁断の地に放置されており、その中にはユーナの端末が眠っていた。
2機目はロールがジョーから貰い受け、フラッター号の格納庫に格納されている。

ロールにとっては特別な思いのメカである。しかし、
ロールはバレルから「これだけは造るな」と忠告されていた。
果たして、バレルは孫娘に何を伝えたかったのだろうか…

名前の由来(推測):
ドロップ(drop) 落下、降下
シップ(ship) 船、艦

裏設定:設定画にはメインタンクが4つに展開し、中からバルーンが出ているものが存在。
これはバルーンにエアバッグの様な役割を与え、落下時の衝撃を抑えるものであると推測される。

大羽・小羽の数は2枚2枚で合計4枚、小羽は大羽の上側に取り付けられている。
機体後部にハシゴの様な物があるが、何の為に取り付けられているのかは不明。
格納中は羽を上側に折り畳むらしいが、ゲーム中では大羽を真っ直ぐ上に伸ばしている。

ヨーションカの廃坑のディフレクターが使われている事から、
動力部にはホロン機関が採用されているものと推測される。
開発中、大羽にマリアの娘が「パパだいすき」と落書きをしていた。

おまけ:1機目のドロップシップは、設計図を描いたバーナーが製作した。
この事は10年前、マチルダがバレルに宛てた手紙の中に書かれており、
彼女はこれを使って、単独で禁断の地に降下したものと思われる。
しかし、この機体には何らかの設計ミスが存在したものと推測される。

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とろろに昆布
とろろにこんぶ:Tangle flakes

乾燥した真昆布などの昆布を酢に漬けて柔らかくし、
表面を糸状に削り取った昆布の加工食品「とろろ昆布」のこと。
また、褐藻類コンブ科の海藻にも同名で呼ばれる昆布がある。
こちらの昆布も食用で、「ちぢみ昆布」とも呼ばれている。

「トロンにコブン」と語感がよく似ており、愛称の様に使われる事がある言葉。
電撃PlayStation D29付属のCD-ROMに収録されている「DASH2」のムービーでは、
「トロンにコブン」の名前を聞いたロールが「とろろに昆布? 何それ?」と話している。
(彼女の凄い間違え方を聞いて、ロックは「ろ、ロールちゃん…」と苦笑する)

開発中の映像を交えて、ロック、ロールが「DASH2」の見所を紹介する、
この「DASH2」のムービーはこのCD-ROMでしか見る事が出来ないオリジナルのもの。
現在は入手困難だが、ファン必見の内容となっているので一度は見ておきたい。

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トロン・ボーン
とろん・ぼーん:TRON-BORN

空賊集団ボーン一家の兵器開発部責任者。
身長/155cm 体重/43kg 趣味/機械いじり 絵画 あとは秘密
ティーゼルの教育方針で様々な習い事をしている。
(データは「DASH」の時のもの。PC版収録のオリジナルイラストデータ集より)

空賊を生業とするボーン三兄弟の長女。14歳。ロールに匹敵するメカニックの天才で、IQ180の天才発明少女。
ゲゼルシャフト号の整備や、戦闘メカの設計・製作を担当。ボーン一家のメカは全て彼女の設計によるものである。
コブン達についても例外ではなく、彼らに命を与えた彼女は、文字通り彼らの母親役。
性格は勝ち気で自信家だが、実は犬が大の苦手。扇型の髪と広いおでこがチャームポイント。

犬のパプリカに追われていたところをロックに助けられて以来、彼に淡い恋心を抱くが、
恋愛未経験な彼女は素直になれず、その気持ちを彼に上手く伝えられないでいる。
彼女の周りに同世代の子供がいなかった為か、年齢の割に大人びた発言や行動をする。
戦闘にも進んで参加する反面、コブンの面倒を見るなど優しい一面も併せ持つ。
(ちなみに作戦後に行われる反省会では、自分の顔の絵と名前が入ったマグカップを持参する)

「トロンにコブン」では主人公に大抜擢。借金のカタにさらわれた兄・ティーゼルと弟・ボンを助け出す為、
コブン達を引き連れてグスタフを乗り回し、兄が借りた借金をロース一家に返済するべくライシップ島を奔走した。
その際、ゴールドシティで何度も戦ったライシップ警察のデニッシュの事は友達だと思っているらしい。
「DASH1」の後、「DASH2 エピソード2」ではニュースキャスターに変装した姿でサルファーボトム号に潜入。
古代人達が語った「大いなる遺産」の情報を盗聴し、「封印の鍵」を奪う為に各地でロックとの戦いを繰り広げた。

声優:飯塚 雅弓
名前の由来(推測):管楽器トロンボーン(trombone)
綴りは基本的に「TRON-BORN」だが、稀に「TROM」「toron」と書かれている場合もある。

裏設定:メインキャラの中で最も多くデザイン変更が行われており
公式設定資料集に掲載されているものだけでも、10種類以上違ったトロンが描かれている。
魔法少女風、バニーガール風、ハイレグレオタード姿、白衣姿… などのイラストが描き起こされては、
“今までにない敵のヒロインを作っていこう”と様々なデザインのパターンが検討されていた。
(当初はボーン3兄弟の長女でありながら、仕切りたがる兄と対立しているというアイデアも存在していた)

開発段階では、町に入り込む時の姿と、メカに乗って戦う時に服装を変えるトロン変身案が存在。
髪型を変更したり、眼鏡を着用したりする設定が描かれたが、残念ながらボツとされた。
その名残か、「トロンにコブン」では開発室にいる時のみ白衣とぐるぐる眼鏡を着用するという追加設定が登場。
更に幻の(?)トロンのサンタ姿が描かれており、お宝ガッポリガイドなどでそのイラストが公開された。

“周りに同世代の子供がいなかった”という設定は、講談社「完全攻略ガイド」P.15で確認する事が出来る。
IQ180という設定は、集英社「Vジャンプ」1998年9月号P.66、1999年4月号P.78でしか紹介されていない珍しい設定。
“トロンIQ 頭脳指数180!”“I.Q.180の天才発明少女だ!”とある貴重な資料で、どれほどの天才なのかが伺える。

おまけ:“トロンちゃん@ゴモラ”と呼ばれる程のかなり特徴的な髪型をしており、
後姿を描こうとすると誰もが一度は困る、というとても個性のあるキャラクター。
髪型を正確に描く際には、フィギュアなどを参考にしなければ困難を極めるだろう。

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トロンちゃん@ゴモラ
とろんちゃん あっと ごもら:TRON@GOMORA

カプコンのスタッフさんが用いた、とても珍しいトロンの呼び名。
彼女の髪型がウルトラマンの敵怪獣「ゴモラ」の頭にそっくりな事から、
そう呼ばれたと思われる。ゲームや書籍上では用いられていない。

「カプコン日替り日記」1997年11月18日分において、
担当のスタッフ(お)さんが用いていた呼び名である。

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