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ロックマンDASH大全集(総登録数:633用語)
   解説書 フレーム版 ノンフレーム版
最終更新日:2012/05/08
管理人:CAPコブン

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アーティラリー
あーてぃらりー:Art

カトルオックス島の各地で会う事ができる金髪の少年。
どうやら彼もディグアウターらしく、腰のホルスターに銃を下げている。

ロック達とほぼ同時期に島の外から来たらしく、市民カードは持っている様だが、
A級ディグアウト免許を持っていないのでサブゲートには入れず、市長に頼んでみようかと考えている。
島の遺跡に興味を持っており、サブゲートとメインゲートとの繋がりを調べてみたいと話してくれる。

ジャンク屋やカードンの森の他、図書館や美術館にも現れる事がある。
島に眠る秘宝について、バレルに話を聞いていたりする事もある様だ。

名前の由来(推測):アーティラリー(artillery) 砲兵、大砲、砲兵隊
北米版「Mega Man Legends」では名前が「Art(アート)」に変更されている。「artillery」の頭3文字、もしくは略称か。

裏設定:「DASH」開発初期のシナリオでは、ロールちゃんを巡ってロックに“恋のライバル”が登場する予定があった。
「ロールちゃんがアーティラリーに惚れてしまう」というシナリオだったらしいが、これは開発の段階でボツになっている。
シナリオがボツになり、ゲーム中に恋のライバルが登場する事もなかったが、その名残でキャラクターだけがゲーム中に登場。
名前が付いているのに、何のイベントにも関わらないのはそう言うワケなのだとか。

“トロンちゃんを入れての四角関係とかあったらおもしろかったかも知れない”と、
プログラマーの[種]さんが語られているが、ロックマンシリーズにそういった内容は似合わない気も…
ロックマンDASHまわり「みなさまからのお便りご紹介」その1で明かされた、開発当時の裏話。

レイクサイドパークのボート小屋でボートを修理してからフラッター号を修理するまでの間、
セントラルタウンの図書館に現れるバレルに話しかけると、アーティラリーという名前を聞く事ができる。
普通にプレイしていると見逃してしまいがちなので、ボート修理直後は市街地に足を運んでみよう。

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アイラ
あいら:Ira

カトルオックス病院に入院している、ピンクのパジャマを着た車椅子の女の子。
彼女に会ってから受付の看護婦と話すと、彼女の病室にお見舞いに行ける様になる。病室は305号室。

足に患った重い病気のせいで車椅子生活を余儀無くされており、
どこか遠くの島に遊びに行きたいと願いながら、いつか病気が治ると信じてリハビリを続けている。
しかし、実際は病院の設備不足で病気を治す事ができず、担当の看護婦は頭を悩ませている。

後に、ロックがアメリア市長に病院の設備投資を依頼・必要資金を寄付し、
病院に最新の設備が導入された結果、自分の足で歩ける様になるまで病状が回復。
退院したらロックの様なディグアウターになろうと決意し、ロック達が島を旅立つ際、
大きくなったら一緒にディグアウトしようねとロックと約束した。

ロックの事を「おにいちゃん」と呼ぶ事から、どうやらロックよりも年下らしい。
足が治ったお礼に拾い物の「フラワーパール」をくれる、ある意味とんでもない度胸の持ち主でもある。

声優:大谷 育江
名前の由来(推測):“愛らしい”から「アイラ」と言う説が一応有力視されているが、
「きなこ日報」2011年7月15日の日報では当初からそう呼ばれていた?との見解もあり、真相は定かではない。
(彼女の足が治った後、新聞に「愛の人!?」という見出しが書かれるので可能性は高い?)

裏話:上記のサブイベントを起こさなかった=病院に設備投資しないまま最終ボスを倒した場合、
アイラの足は回復せず、島を旅立つ際には車椅子の状態で看護婦と一緒に登場する。

双葉社「ロックマン パーフェクトメモリーズ」に掲載されている、
「ロックマン用語集」の中では“『DASH』の隠れた人気キャラクター”と紹介されている(P.137)。
この本の発売当時、インターネット上の一部DASHファンの間でアイラのファンクラブが設立されており、
本の製作に参加したスタッフがその存在を知り、この様に紹介したものと思われる。

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青い少年
あおいしょうねん:A blue boy (1)

ロック・ヴォルナットの呼ばれ方(あだ名)のひとつ。
ブルーのスーツを身に着けている事から、人々からこの様に呼ばれる事がある。
呼ばれ方には幾つかあり、「青い人」「青いヤロウ」などとも呼ばれている。

「青い少年」という呼び名はジャンク屋のおじさん、おばさんが使用しており、
ロックの名前を知らないジャンク屋夫婦は当初、彼の事をこの様に呼んでいた。
「DASH1」に登場する街の人達からも「青い少年」と多く呼ばれるが、
「DASH2」に登場する街の人達からは、この呼び名よりも「青い人」と多く呼ばれている。

名前の由来:ロックが着ているスーツの色から

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青いの
あおいの:A blue boy (2)

ロック・ヴォルナットの呼ばれ方(あだ名)のひとつ。
主にティーゼルが使用するもので、ロックがブルーのスーツを身に着けている事からこの様に呼ぶ。
ティーゼルがロックの事を「ロック」と呼ぶ場面は、2人が敵対関係にある為か非常に少ない。

名前の由来:ロックが着ているスーツの色から

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青い人
あおいひと:The blue man

ロック・ヴォルナットの呼ばれ方(あだ名)のひとつ。
ブルーのスーツを身に着けている事から、人々からこの様に呼ばれる事がある。
呼ばれ方には幾つかあり、「青い少年」「青いヤロウ」などとも呼ばれている。

「青い人」という呼び名は主にコブン達が使用するもので、
「ロックさん」と呼ぶコブンもいるが、そちらで呼ばれる場面は非常に少ない。
「DASH1」に登場する街の人達からは「青い少年」と多く呼ばれている。

名前の由来:ロックが着ているスーツの色から

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青いヤロウ
あおいやろう:A blue guy

ロック・ヴォルナットの呼ばれ方(あだ名)のひとつ。
主にティーゼルが使用するもので、ロックがブルーのスーツを身に着けている事からこの様に呼ぶ。
ティーゼルがロックの事を「ロック」と呼ぶ場面は、2人が敵対関係にある為か非常に少ない。

名前の由来:ロックが着ているスーツの色から

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赤い帽子の人
あかいぼうしのひと

ロール・キャスケットの呼ばれ方(あだ名)のひとつ。
この呼び名は「DASH2 エピソード1」のシナリオ「ヤクト・クラベ襲撃!」のイベントデモで、
木箱の中を覗き込んで呆然としているロックに対して、コブンが一度だけ使用している。
赤い帽子をかぶっている、彼女の見たままをこの様に表現したのだろう。

名前の由来:ロールがかぶっている赤い帽子から

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赤ロック
あかろっく:RED ROCK

2004年6月下旬に株式会社バンダイから発売されたフィギュア、
ガシャポン「フルカラーR カプコンオールスターズ」のイメージ画像にのみ存在した、
アーマーの色が赤い、幻のアナザーカラーバージョンのロック・ヴォルナット。
(公式に「赤ロック」と呼ばれているわけではないが、便宜上ここではそう呼称する)

このイメージ画像には「カプコンオールスターズ」にラインナップされている、
ロックを含む全10人のカプコンキャラクターのイラストが掲載されており、
実際のフィギュアと同じく、アナザーカラーへと変更したイラストが一緒に掲載されていた。
画像には“画像はイメージで、実際の仕様とは異なります。”と注釈が添えられている。

正式な形で一般公開されていたわけではなく、何年も前の話になるので詳細は不明だが、
このイメージ画像は、恐らくは玩具販売店向けの資料用に製作されたものと思われる。
発売当時、インターネット上の一部の通販サイトで(写真の代わりとして)この画像が掲載されており、
フィギュアの発売を楽しみにしていたDASHファンの間で、謎の赤いロックは話題を呼んでいた。

実際に発売されたフィギュアには「ダークロック」のカラーが採用されており、
フィギュアの発売後はイメージ画像を掲載するサイトも無くなった為、
このカラーの存在を知っている(覚えている)ファンは今ではほとんど残っていない。
勿論ゲームにも登場していないという、正に幻のアナザーカラーバージョンである。

名前の由来:赤いアナザーカラーバージョンのロック・ヴォルナット

裏設定:このロックのアーマーは「DASH1」のデザインと同様で、
元の色が青だった部分が赤、水色系だった部分がピンク系へと配色変更されている。
その為、背中には「DASH2」以降のデザインで採用されたリュックは背負っていない。

赤ロックのイラストは、公式イラストの色を変更しただけのものである。
当時の資料には、色が塗られていない珍しいイラストも存在していた。

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悪ロックのザコ
あくろっくのざこ

「DASH1」開発初期の段階で考えられていた悪ロックマンの子分。
「ロックマンDASH カプコン公式設定資料集 大冒険ガイド」P.62で公開された初期設定のひとつで、
ボーン一家にコブンがいる様に、悪ロックマンにも手下が設定されていたらしい。
リーバードの様に色々なタイプのメカが考えられていた様だが、実際のゲームには未登場。

基本コンセプトは“(悪)ロックマンの量産型”。球体状のAI(人工知能)が共通パーツとなっており、
バスターを装備した人型タイプ、ダチョウの様な2足歩行型、タコの様な多足歩行型など、様々なバリエーションのデザインが存在。
ドリルアームらしき武器を装備したものなど、ロックマンらしい部分を持っているが、どのザコも凶悪な目付きで描かれている。
可愛らしい姿のコブン達とは対照的なザコ感、目付きの悪さがデザインのポイントになっていた。

関連用語:悪ロックマン

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悪ロックマン
あくろっくまん

「DASH1」開発初期の段階で考えられていた悪のロックマン達。
「ロックマンDASH カプコン公式設定資料集 大冒険ガイド」P.62で公開された初期設定で、
ボーン一家よりも更に強力な敵、ロックのライバルとして登場する予定だった。実際のゲームには未登場。
空賊の仲間というわけではなく、ロック達ともボーン一家とも敵対する存在だったらしい。

「悪ロックマン1」、「スピードステルスロックマン(仮)」、「悪ロックマン2」、
そして「悪ロックのザコ」と呼ばれる、悪ロックマンとその子分達の設定画が公開されている。
悪ロックマン達の容姿、特に悪ロックマン2のスタイルはロックと非常によく似ており、
ロックと何か関わりのある存在だった様だが、彼らの設定は全てボツになった為、その正体は不明。

しかし、DASHの世界に“ロックマン”が複数存在する事を示唆する重要な設定と言える。
果たして彼らが今後、ロックの前に立ちはだかる日は来るのだろうか?

裏設定:ここで説明している悪ロックマン達はゲーム未登場だが、
ゲームに実際に登場した悪のロックマン、ロックマン・ジュノの原案になったと思われる。

ロックマンDASHまわり「みなさまからのお便り」その2に掲載されている、
「悪ロックマンに登場して欲しかった」というお便りに対する開発スタッフ[種]さんのコメントには、
「DASH2」に他の「ロックマン」達の登場を予感させる記述が見られた…が、実際には登場していない。

その後長年悪のロックマンに関する資料は公開されなかったが、悪ロックマン公開から約12年後、
2009年10月1日発売の「CAPCOM SPECIAL SELECTION ロックマンDASH2icon」P.30において、
「DASH2」用にデザインされたものの、最終的には未使用となった5人のロックマンの設定画が公開された。
いずれも悪ロックマンとは全く別物のデザインで、うち1人は「敵ロックマン」と呼ばれている。

関連用語:悪ロックのザコ 悪ロックマン1 悪ロックマン2 スピードステルスロックマン(仮)

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悪ロックマン1
あくろっくまん1

「DASH1」開発初期の段階で考えられていた悪のロックマンの一人。
「ロックマンDASH カプコン公式設定資料集 大冒険ガイド」P.62で公開された初期設定で、
ボーン一家よりも更に強力な敵、ロックのライバルとして登場する予定だった。実際のゲームには未登場。

悪ロックマン1は両腕が太く、力強そうなイメージで描かれた悪ロックマンで、
下半身に対して不釣合いに見えるほどに上半身がたくましい。
指先も尖っており、それまでの少年的なロックマンと比べると明らかに異質な姿をしている。
もしゲームに登場していたとしたら、強力なパンチ攻撃を繰り出してきた事だろう。

裏設定:設定資料集に掲載されている悪ロックマンを加えた人物相関図を見てみると、
主人公のロックマン(仮)との間には「敵意・憎悪」「仲間?」(友好・敵対関係が半々)とあり、
T・ボーンとの間にはお互いに「邪魔」(敵対関係)という注釈が添えられている。

実際のゲームでのロックマン・ジュノの登場は終盤だったが、
開発初期の段階ではもっと早い段階から悪ロックマン達が登場する予定だったのだろうか?

関連用語:悪ロックマン

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悪ロックマン2
あくろっくまん2

「DASH1」開発初期の段階で考えられていた悪のロックマンの一人。
「ロックマンDASH カプコン公式設定資料集 大冒険ガイド」P.62で公開された初期設定で、
ボーン一家よりも更に強力な敵、ロックのライバルとして登場する予定だった。実際のゲームには未登場。

悪ロックマン2はロックと同じ様なスタイルで描かれた悪ロックマン。
ロックと非常によく似た姿をしているが、顔付きが怖く、鋭い歯を見せて邪悪な笑みを浮かべている。
また、ヘルメットの前面がリーゼントの様にせり出しており、額にはエネルギーメーターの様なものが存在。
指先も他の悪ロックマン達と同様に鋭く尖っており、凶悪そうな雰囲気が窺える。

悪のロックマンは、ロックのライバルとして初期の段階で設定されていた。
かと言って、彼らは空賊(ボーン一家)の仲間と言うわけではなく、
ロック達とも、空賊達とも敵対しているという存在だったらしい。…シブイ役どころである。

関連用語:悪ロックマン

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亜高速分解術
あこうそくぶんかいじゅつ

記憶喪失の男、ジョーが使用できると設定されている分解術。
具体的にどの様なものかは不明だが、名前からして機械をとてつもない速さで分解してしまうものと考えられる。
「DASH2」開発時に描かれたジョーの設定イラスト(※)でその名を確認できるが、実際のゲームには未登場。
「ロックマンDASH2 ファイナルディグアウターズファイル」P.127、「CAPCOM SPECIAL SELECTION ロックマンDASH2icon」P.05掲載

バーナーとしての記憶を失う以前から使えたのか、右腕を機械化してから使える様になったのかは不明。
彼の娘であるロールも天才メカニックではあるが、彼女も亜高速分解術の使い手なのかは明かされていない。

裏設定:設定画の注釈には「亜速」ではなく、「亜速」と書かれている。
デザイナーによる書き間違いか、あえてそう書いているのかは不明だが、ここでは設定画に基くものとした。
「DASH2」に登場する予定だったボツキャラクター「ラッシュ」にも、
“刀型の巨大スパナを振り回して敵をバラバラにする”というよく似た設定が確認できる。

関連用語:ジョー

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アタッチメントアーム
あたっちめんとあーむ:ATTACHMENT ARM

ロック・ヴォルナットの右腕装備。普段はただの腕だが、状況に応じて特殊武器に換装可能で、
自分の意志に応じて、ロックは右腕をノーマルアームからマシンガンアーム、バリアアームなどに付け替える事ができる。
ロックはいつもロールにこれをメンテナンスして貰っており、換装の際は腕が眩く発光し、一瞬で武器が切り替わる。
白鳥のジュンに勝った後のロックの勝利セリフでは「アタッチメントウェポン」とも呼ばれている。

「アタッチメントアーム」という名称はシリーズ当初から存在したものではなく、
ロックの右腕に特に変わった名前は設定されていなかった(もしくは単に「特殊武器」と呼ばれていた)。
この名前は「タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES」で初めて設定されたもので、
2008年8月に参戦が発表され、公式サイトや各メディアに掲載されたロック・ヴォルナットの紹介文から使われ始めた。
2010年1月28日発売の「TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL-STARS」の紹介文でも使われている。

「タツカプ」「タツカプUAS」でロックは複数のアタッチメントアームを携帯しており、
ノーマルアーム、マシンガンアーム、バリアアーム、ドリルアーム、シャイニングレーザーを換装して戦う。
シリーズ本編では、ロックは戦闘エリアにひとつしか特殊武器を持って行く事ができなかった。

名前の由来:
アタッチメント(Attachment) 機械・器具の付属装置
アーム(Arm) 腕

裏設定:ロックは生身の上からアタッチメントアームを付けている様にも見えるが、
これは手袋や義手の類ではなく身体の一部で、ロボットの様な腕から生身の腕に切り替える事もできるらしい。
人間ならばとても信じられない事だが、DASHの世界に住むデコイ達の間では、それが当たり前になっている。

なお、シリーズ本編ではそれまで“ロックが腕を武器に切り替える瞬間”が描かれた例はなく、
ロックマンやロックマンXの様に腕が変形するのか、それとも腕を取り外すのかがファンの間で話題になる事があった。
ゲーム中ではロックが新しい武器やパーツを身体から取り外したり、付け替える場面を確認する事はできないが、
「ロックマンDASH カプコン公式設定資料集 大冒険ガイド」P.76には腕や足を分離したロックの設定画が掲載されている。

関連用語:バリアアーム レーザーバスター

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アッポ
あっぽ

カルバニア島のキトの村に住んでいる双子のうちの一人で、シューの弟。
頭髪を前側で束ねており、だぶだぶな緑色のズボンをはいている。
訛りの強い言葉で話し、語尾に「エヘー」を付けるのが口癖。
グライド一家に拉致された姉を救うべく、ロック、ダーと共に大活躍を繰り広げた。

武器は玩具のパチンコで、地面に転がっている石を勢い良く弾いて攻撃する。
腕の力が強く、ダーと両腕を組めば、ロックを高く放り上げる事が出来る。
ダーと共にカルバニア島の自然の中で育った為か、足がかなり速い。

後に、ロックがシューに勉強道具をプレゼントしたおかげで、文字の書き方を覚え、
ダーと一緒に色々な事を紙に書いて、それをロックへの手紙として送る様になった。
最初はかなり読み難い文字だったが、後に漢字を書けるまで筆記力が上達した。

声優:矢島 晶子
名前の由来(推測):(故)ジャイアント馬場さんの名台詞「アッポー」
裏設定:ピンポンダッシュがマイブームらしい。

関連用語:シュー ダー

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アナのおねーさん
あなのおねーさん:announcer girl

KTOX TVの看板アナウンサーとして有名な、TVリポーターの別称。
これは集英社から発売された公式設定資料集に記載されているが、
彼女の本名が、一体何と言うのかは不明である。

ちなみに「TVリポーター」と言う名前については、
「DASH」のスタッフロールで確認する事が出来る。
N64版「DASH」公式サイトでは「テレビレポーター」と記載されている。

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アメリア
あめりあ:Amelia

カトルオックス島初の女性市長を務める美しい女性。
博士号を持っており、大学に居た頃、バレルの助手を勤めていた事もある。
島の平和を第一に考えている為、色々と悩みが尽きないらしい。

ボーン一家の要求にも屈しない強い精神の持ち主であり、
どんな時でも冷静沈着に行動する、落ち着いた大人の女性。
しかし、お世辞に極端に弱いと言う弱点(?)を持つ。

ロック達がカトルオックス島にやって来るよりも前に、
カトルオックス島の地下に眠る古代遺跡の調査を行っていたのも彼女。
彼女の調査によって、この島の地下に存在する数々の遺跡は、
幾つか異なった時代に造られたものである事が確認されている。

地下のリーバードの活性化と“大いなる災い”の伝説との関連性を危惧しており、
島の地下を調べてもらう為、秘宝の鍵であるA級ディグアウト免許をロックに託した。

声優:横山智佐
裏設定:設定画…というより、スタッフさんの描いた落書きには、
「額の部分が大きく腫れ上がった頭骨」が描かれたものが幾つか存在する。
どうやら、彼女の髪型を風刺して描かれたものらしい…

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アルコイタン
あるこいたん:Arukoitan

カトルオックス島の地下遺跡に出現する、細長い身体と大きな足を持った2足歩行型のリーバード。
普段は頭を回転させながらじっとしているが、侵入者を感知するとフェイントを織り交ぜた動きで襲いかかってくる。
地下遺跡の色々な所に現れる他、旧市街地の倉庫跡地から入る事ができる、地下都市 エリア1でも出現する。

壮快なステップを踏みながら高速で突進し、頭の砲台からファイアボールを発射してくる強敵だが、
実は自分の意思を持っておらず、近くにいるオルダコイタンからの命令を受けて動いている。
落とすディフレクターの額が少なくなるが、連動するオルダコイタンを先に倒されると行動不能に陥ってしまうのが弱点。
オルダコイタンを倒さずに出現エリアを離れると、再び訪れた時にアルコイタンが復活しているので注意しよう。

「トロンにコブン」のシャラクンの遺跡にも同種のリーバードが出現。
突進は行わず、フェルケルを追って歩行し、頭の砲台から炎を吹き出して攻撃する。
こちらもオルダコイタンからの指令を受けて動くが、オルダコイタンが破壊されても単独で行動可能という相違点が見られる。
ただし、司令塔を失うとやはり正常に動けなくなってしまい、ガクガクと震え出したり、円を描く様に歩き続けてしまう。

後に「5つの島の大冒険!」では、オルダコイタンなしで完全に自立して活動できるアルコイタンが初めて登場。
キーアイテムの入った宝箱を守る強敵として、各能力が強化された黄金のアルコイタンも出現した。

登場作品:
「DASH」「トロコブ」「5つの島の大冒険!」

名前の由来:歩く+コイタン
「ロックマンDASH3 PROJECT」ユーザー参加企画第六弾「復活リーバード総選挙!!」結果発表時、石原雄二さんが、
「”コイタン”というニックネームのスタッフの歩く動きにそっくりだったのでアルコイタンといいます」と明かされている。
URL:http://www.capcom.co.jp/rockman/dash3/devroom/communityEvent/54 ※閲覧不可

関連用語:オルダコイタン コイタン

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アルティミットキャノン
あるてぃみっときゃのん:ULTIMATE CANNON

ラファールの両翼に内蔵されている最終秘密兵器。
発射時には両腕が変形し、強力なグライドレーザーが放たれる。
これは発射までに少し時間がかかるが、威力は絶大。
巨大な岩山でも吹き飛ばしてしまうという。

ナッカイの遺跡入り口では3発連続でレーザーを放つが、
ロース一家の地下基地内では、1発しか放たなくなった代わり、
発射するグライドレーザーの命中精度と攻撃力が増大。
着弾すると、黒い球体の様な爆発を引き起こす。

裏設定:設定画には「ウルティメットキャノン」と書かれているが、
この設定が収録された集英社「お宝ガッポリガイド」の中では、
何故か「アルティミットキャノン」と記載されている。

恐らく「アルティミットグライドレイザー」に合わせ、
この武器も名前が変更されたのではないだろうか?

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アルティミットグライドレイザー
あるてぃみっとぐらいどれいざー

グライドが操る古代発掘メカ、ラファールが放つ必殺技。
バード形態に変形した後、猛スピードで飛翔して目標を捕捉し、
両脚の間(胴体?)から目標に向けて超強力なレーザー弾を放つ。

あのボンを一撃で倒してしまう程の高威力を誇り、
ティーゼルの乗るグスタフも、これの直撃を受けて大破してしまった。
名前が似ているが、アルティミットキャノンから発射される攻撃ではない。

名前の由来(推測):究極+グライド+レーザー
裏設定:ロース一家の地下基地内(古代神像前)での戦いでは、
残りライフが少ない時にコブンを跳び付かせるとバード形態へと変形し、
前方に向け、口からアルティミットグライドレイザーを連射し始める。

常にグスタフの方を向いて発射するだけでなく、
2発同時に発射する為、攻撃出来る範囲は非常に広い。
ラファールとの戦いは先手を取れるかが勝負の鍵となる。

なお、「アルティミットグライドレイザー」と断言出来るのは、
ティーゼルが乗ったグスタフに向けて放たれた攻撃のみとなっている。
しかしボンが倒された一撃と、口から連射されるレーザー弾の2つも、
効果音、レーザーの特徴共に同じなので、同じものであると推測出来る。

おまけ:集英社から発売された「お宝ガッポリガイド」5ページでは、
この技は「アルティメット・グライド・レーザー」と記載されている。
しかし、ファンの間で使用されている事の多い、
「アルティメットグライドレーザー」と言うのは誤記である。

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アルティメットグライドレーザー
あるてぃめっとぐらいどれーざー:ULTIMATE GLYDE LASER

「トロンにコブン」をプレイしたユーザーの間で使用される事の多い、
ラファールの必殺技「アルティミットグライドレイザー」の誤記
これが誤記であると言う事は、グライドの台詞からも明らかである。

余談ではあるが、1996年公開の特撮映画「ガメラ2」(大映製作)で、
ガメラがレギオンを倒した究極の必殺技も「アルティメット」ではなく、
「ウルティメイト・プラズマ」[ULTIMATE PLASMA]となっていた。
時と場合により、[ultimate]の読み方は変わるものと考えられる。

名前の由来(推測):究極+グライド+レーザー

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あんずのパイ
あんずのぱい:apricot pie

ジュウイン湖のサブゲートでレッドディフレクターを入手し、
潜水ボートに戻る際、ロールからの通信で聞く事が出来る料理。
冷蔵庫にこれを作っておいたから、後で一緒に食べようと彼女は言う。
湖からの帰りに、潜水ボートの中で食べていたのだろうか。

杏子(あんず)とはバラ科の落葉小高木で、特にその実を言う。
中国原産で栽培品種が多く、広く果樹として植えられている植物。
実は3〜4cm程の球形で、赤みのある黄色に熟したものを食用とする。

しかし、船内に小さな台所や冷蔵庫があるとは考えられるが、
サポートの最中に何時、どうやってパイを作る事が出来たのだろうか?
ロールの趣味は料理なので、作る事自体は不思議ではないのだが…

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アンダーウェア
あんだーうぇあ:Underwear

ロールがいつも赤い服の下に身に着けている下着(肌着)。
伸縮性のある素材で出来ており、身体にぴったりと密着するように作られている為、
見た目はタイツに近い。色は主に紺色だが、イラストによっては黒い場合もある。

袖は無く、首から太股までの肌を完全に覆う形をしているが、
背中にファスナーなどが無い為、彼女がこれをどうやって着るのかは不明。
色が同じ事を見ると、どうやら彼女の靴下も同じ素材で出来ているらしい。

裏設定:「CFC STYLE FAN-BOOK CAP! Vol.6 SPRING 1998」P.12の、
「キャラクター設定資料館」というコーナーに、ロール・キャスケットの三面図と、
後ろを振り返るアンダーウェア姿のロールのイラストが紹介されている。
別ページには、他のイラストに隠れる形でロールのラフ画も掲載されている。

設定資料集やPC版「DASH」にもアンダーウェア姿のイラストはあるが、
そのイラストとは勿論別のもの(そちらは上半身と下半身の肌着が分かれている)。
一般販売された書籍には掲載されていない、非常に珍しいイラストである。

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アンナ
あんな

アップル商店街の一角に住んでいる、八百屋のおじさんの奥さん。
身重の身体で、もうすぐ産まれる子供を将来ミュージシャンにしたいらしく、
レコードショップで胎教を行っていたりする。夫の事を「ダーリン」と呼ぶ。
大抵は家(八百屋)の付近に居るが、よく散歩にも出かける元気な女性。

カードンの森に散歩に出た途中、陣痛が始まって動けなくなっていたところを、
八百屋のおじさんの頼みで、彼女を探しに来たロックによって助けられた。
それに恩を感じ、彼ら夫婦は、産まれた子供に彼の名前を取って「ロック」と名付けた。

裏設定:上記のイベントを起こさずにロックマン・ジュノを倒した場合、
彼女らの子供はまだ生まれておらず、彼女の口から「難産だわ」と聞かされる。

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生きる伝説
いきるでんせつ

伝説のディグアウターとして名を馳せた、バレルの若い頃のあだ名。
数々の危険な遺跡を掻い潜り、次々と攻略して行った若き日のバレルは、
ディグアウター達から「生きる伝説」とまで呼ばれる様になった。

彼は若い頃、ミュラーと共に世界を駆け回り遺跡の探索をしていたが、
「DASH2」から30年前に行った「禁断の地」の探索は失敗に終わる。
しかし、2人は今まで誰も戻らなかった極寒の島から奇跡的に生還。
そんな父を見て育った彼の一人娘・マチルダも、
何時しか父の様なディグアウターを目指す様になった。

この言葉は「不死身のバレル」とほとんど同様の意味を持つ。
寄る年波の為、バレルはディグアウターを引退して現役を退いていたが、
ロックとロールの為に(助言役として)現役に復帰する。

裏設定:この異名は集英社から発売された公式設定資料集に記載。
ゲーム中、及び解説書では、これとは異なる異名が使用されている。

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石原さん紋様
いしはらさんもんよう

リーバードの身体や、遺跡の壁などに刻まれている幾何学的な紋様。
特に、「DASH」に登場するリーバードに多くこの紋様を確認出来る。

この紋様は別名「石原さん模様」(いしはらさんもよう)とも呼ばれる。
公式設定資料集に掲載されている設定画の幾つかにその名を確認出来るが、
どうもこれはスタッフ間で使用される呼称の一種らしい。ゲームには未登場。

“石原さん”と言うのは、リーバードのデザインを担当された、
開発スタッフの一人「石原 雄二」さんを指していると思われる。

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一般水兵
いっぱんすいへい:general sailor

巨大飛空船サルファーボトム号の警備をミュラーから任されている水兵達。
機関銃を標準装備しており、ミュラーや客人達を、常に危険から守るべく警戒している。
しかし、非常時にはミュラーの命令を聞かず、独断で機関銃を乱射したりする事もある。
盗聴器をベルトに仕込まれたりする程、大柄な体格の男ばかりで構成されている。

彼らの一部は、どうやら兄弟で雇われているらしい。
水兵達が全員兄弟なのかどうかは不明。全部で何人居るのかも不明。
ちなみに、彼らのうちの一人は船内でジャンク屋を経営している。

裏設定:公式イラストと実際のゲーム中とでは、ひげの多さが異なっている。
イラストではあごひげのみだが、ゲーム中では鼻下までひげに覆われている。

一般水兵という名はゲーム中には登場していないが、
ジャンク屋の機械を調べると「水兵」という呼称は確認する事が出来る。
ゲーム中では、ミュラーが一度だけ彼らの事を「水夫」と呼んでいる。

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遺伝子コード
いでんしこーど:DNA CODE

オリジナルの人間達が遺した、人類再生プログラムの要となる物質。
ヘブンのライブラリに、オリジナルの人間達全ての遺伝子コードが収められている。

人類再生プログラムが発動すると同時に、地上のデコイ達は全て処分され、
これを使ってもう一度古い世界… オリジナルの人間達が住んでいた世界が再生されるらしい。
しかし具体的にどの様なものであり、どの様な情報が納めらているかは明かされていない。

この中でも特に重要な、マスターの遺伝子コードはロックマン・トリッガーが持っており、
古代人達は彼からこれを奪おうとしているが、その在り処を突き止めるには至っていない。
最終的には破棄する事を決定し、これ無しで「人類再生プログラム」を実行しようとした。
(マスターが死ぬ直前、トリッガーに渡した“おまもりみたいなもの”と思われる)

今現在、マスターの遺伝子コードが何処に隠されているのか?
それを知るのは、トリッガーの外部記憶装置として造られたデータだけである。

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犬猫病院の院長先生
いぬねこびょういんのいんちょうせんせい:PET HOSPITAL DIRECTOR

「トロンにコブン」MISSION1「銀行をおそえ!」の、
LEVEL1・LEVEL2でトロン達が襲撃した犬猫病院の院長先生。
犬猫病院を銀行と間違えられ、コブン達に襲われてしまった。
褐色の肌で、鶏の鶏冠(とさか)の様な髪型をした男。

自分自身が大好きなのか、自分で像を、しかも黄金で作ってしまった様だ。
コブンが「カネメの物」と言っていたのはその像(謎の金の像)のこと。
しかし、像は病院を襲撃したトロン達に奪われた。本名は不明である。

名前の由来:犬猫病院の院長先生
裏設定:彼の設定はゲーム、及び攻略本でも公開されなかったが、
DASHまわり掲示板の過去ログLogged tree under 259(閲覧不可)の中で、
「トロンにコブン」の開発スタッフさんが詳細を語られていた。

何だかとっても意味あり気な演出で出現するが、
特に後々、何かに関わってくる人物ではないそうだ。
悔しがる様子を想像しながら、金の像を遠慮無く奪ってあげよう。

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犬を飼う女の子
いぬをかうおんなのこ

カトルオックス島のアップル商店街で見かけられる緑色の服の女の子。
パプリカという斑点模様の犬を飼っており、ジムの姉でもある。
いつもはガキ大将らしく威張っているジムも、彼女にだけは頭が上がらない様だ。

悪ガキと呼ばれるジム達とは違い、清楚な身なりをしていてとても可愛らしい。
それ故か、街でイタズラばかりしているジム達に対して責任を感じている様で、
怪しい女の子(トロン)を捕まえる為にパプリカを使わせてくれ、とジムが頼んで来た際、
またイタズラをするのだと思い、「ダメよ、ジム!」と彼を厳しく注意していた。

…しかし、その後ジム達が市庁舎エリアにパプリカを連れて来ていた事から、
彼女はジムについ甘くしてしまう、優しいお姉さんである事が窺える。

パプリカの健康を考え、たまに市庁舎エリアにある公園に散歩に来ていたりする。
セントラルタウンには彼女とジムの家があり、彼女達は両親と共に暮らしている。

裏設定:ジムやパプリカとは違い、彼女の名前はゲーム中では明かされていない。
「犬を飼う女の子」という呼称と彼女の設定画は、設定資料集のP.33に掲載されている。

彼女が“ジムの姉である”という設定は(正確なところは不明だが)、
上記のタイミングでジムが「ねぇちゃん」と呼んでいる事に由来する。

ちなみに、着ている服の色が異なる=色違いの別の服を着ている時がある。

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イルクス島
いるくすとう

永久凍土で覆われた氷の島
(フラッター号エリア移動画面の説明より)

「ロックマンDASH 5つの島の大冒険!」の「エリア3 雪の島!永久凍土の謎」の舞台となる島。
町にいるバレルに会おうと、ロックとロールはお転婆婦警デニッシュに話しかけて町に入れて貰おうとするが、
バレルの命を狙う凶悪犯だと勘違いされてしまい、警察に指名手配されて追われる身となってしまう。
ロックは下水道遺跡を通って町に侵入、町のどこかにいるバレルを探し出して誤解を解いて貰おうと奔走する。
一方、バレルはこの島の地盤の半分を占める永久凍土が溶解し、島が海に沈みつつある事を突き止めていた…

ステージ/ミッション一覧
3-1 町の周辺 … 町へ入れる場所を探し出せ!
3-2 下水道遺跡 … 下水道遺跡の出口を探せ!
3-3 雪の町 … バレル博士を探せ!
3-4 雪原 … 雪原を抜け遺跡へ向かえ!
3-5 北西の遺跡 … 監視システムの端末を探し出せ!
3-6 隠された遺跡 … 永久凍土の溶解を防げ!
3-7 遺跡・制御ルーム … ハンムルドールを倒せ!

一年中雪で覆われており、一年のうち殆どが冬という極寒の島。
島の遺跡の奥には、古代人が残した島の監視システムや、島の永久凍土を作り出している地盤の保冷装置が残されており、
古代人達は人工的に地盤を凍らせ、凍土にし、土地を作り、島の自然環境や生態系を監視していたらしい。
町に住む人達は古代遺跡を下水道として利用しながら生活しており、下水溝に落とした指輪が遺跡で見付かるという事もある。

関連用語:シーロス島 パウラン島 ウラコイ島 太古の塔

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イレギュラー
いれぎゅらー:IRREGULAR Updated!

システムの決定に反する者、システム界を脅かす危険人物の総称と思われる言葉。
イレギュラー化には様々な要因があるが、粛清官や市せい官(=ロックマン達)もイレギュラー化する事がある。
イレギュラーが発生した場合、システムを管理するマザー、ロックマン、リーバード達によって速やかに抹殺・排除される。

イレギュラー化の嫌疑をかけられた場合、粛清官や市せい官は権利行使資格を剥奪される事もある。
「DASH1」ではロックマン・ジュノがイレギュラー化の嫌疑をかけられ、エデンによってバックアップデータを消去された。
ロックマン・トリッガーは元々このイレギュラーを狩る立場にあったが、
マスターを死亡させ、システムを破壊しようとした為に“システム史上最大のイレギュラー”とされている。

名前の由来:イレギュラー(irregular) 不規則
裏設定:元々、この言葉はロックマンXシリーズで初めて登場した言葉で、
本来は“電子頭脳に支障をきたしたレプリロイド(=人間的思考を持つ進化したロボット)”の事を指す。
(ロックマンゼロ・ゼクスシリーズにも同じ言葉が登場するが、シリーズによって微妙に意味合いが異なっている)

レプリロイド開発後に激増の一途を辿り、これによる凶悪事件は後を絶たず…
事態を重く見た人類は、戦闘用レプリロイドによって構成された公式組織「イレギュラーハンター」を発足。
その中に、後に最強のイレギュラーハンターと呼ばれる「ロックマンX」が一員として加わっていた。

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イレギュラー化
いれぎゅらーか

古代人が正常な判断を見失い、システムの決定に反するなど、
システム界にとって危険な「イレギュラー」へと変貌する事を言う。

イレギュラー化の嫌疑がある者は排除する事が原則らしく、
ゲーム中では、トリッガーを自らのキャリアの為に排除しようとした、
ジュノのバックアップデータがエデンによって消去されている。

セラの命に背いてマスターを死亡させただけでなく、
システムをも破壊しようとしたロックマン・トリッガーは、
“システム史上最大のイレギュラー”とされている。

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イレギュラーハンター
いれぎゅらーはんたー:IRREGULAR HUNTER

イレギュラーを処分する為に造られたロックマンによる警察組織(と推測される言葉)。
規律に反する者に粛清(処分)を下すという職務から、「粛清官」と呼ばれる事が多い。
市せい官と同様、イレギュラーハンターもデコイの処理を行う事があったらしい。

ロックマン・トリッガーはマザー直属のタイプ粛清官で、
システム界に属していた頃は特に優秀なハンターとして名を馳せていたらしい。
しかしその後、彼は突如として“システム史上最大のイレギュラー”に変貌した。

なお、同じ“イレギュラーハンター”とは呼ばれているが、
「ロックマンX」シリーズの同名組織との関連は不明である。

名前の由来(推測):「ロックマンX」に登場した同名組織「イレギュラーハンター」
完全な人間的思考を持つ進化したロボット「レプリロイド」によって構成される、
電子頭脳に支障をきたしたレプリロイド「イレギュラー」の発見・抹殺を目的とした公式組織。

裏設定:ゲーム中で「イレギュラー」と言う単語は登場しているが、
“イレギュラーハンター”と言う名称はゲーム未登場である。公開されている限りでは、
集英社「ロックマンDASH2 ファイナルディグアウターズファイル」P.151収録の、
「DASH2」開発中に描かれた設定画(人物相関表)にのみその名が記載されている。

しかし、「一等粛清官」の下に(イレギュラーハンター)と併記されている事を見ると、
“一等の粛清官のみがイレギュラーハンターと呼ばれる”と言う可能性も否定出来ない。

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ヴァーリー
う゛ぁーりー

「ロックマンDASH」の時代から60年前、カトルオックス島を調査したディグアウターの一人。
ジョンと共に島の地下から良質のディフレクターを持ち帰り、島の名前の由来となった碑文を発見。
彼らの初期調査によって、この島には無数の地下構築物が存在する事が明らかにされたが、
2人の不運な遭難事故と、島にまつわる不気味な伝説によって、その多くが封印される事となった。

その後、2人が帰って来たと言う記録は残されていない。
ジョンと同様、どの様な人物だったのか詳細は不明。

名前の由来(推測):SF作家「ジョン・ヴァーリー」(John Varley)
もしくは「BIO HAZARD」に登場したS.T.A.R.S.隊員「バリー・バートン」

裏設定:「カプコン公式設定資料集 大冒険ガイド」付録のスペシャルポスターの裏には、
「カトル」と「オックス」と言う冒険者が良質のディフレクターを発見した、と記載されているが、
そのすぐ上で「カトルオックス島」を「カルトオックス島」と間違えて記載している事や、
同本28ページで「ジョン」「ヴァーリー」と書かれている事からすると、誤植ではないかと思われる。

なお、公式サイトにも「ジョン」と「ヴァーリー」と明記されているので、
カトルオックス島を発見したのは「ジョン」と「ヴァーリー」である、と断言しても良いだろう。

国内のあらゆる資料を見ても、彼らに関する情報は極僅かである。しかし実は、
日本未発売の青文出版社「洛克人DASH(全)」(2000年7月31日初版一刷)P.26〜27に、
“ディグを若くした様な厳つい男性”として、ジョンとヴァーリーの姿が描かれている。

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ヴァヴァ
う゛ぁう゛ぁ:VAVA

「トロンにコブン」で初登場した、グライドの設定初期段階での名称。
最初の設定ではこう呼ばれていたそうで、「お宝ガッポリガイド」に設定画が2種類掲載されている。
両者とも決定稿のグライドとは容姿が異なっており、一方の髪型は前髪がウェーブしていた。
顔や肩、脚などのデザイン、色が異なる以外の部分は、現在のグライドに受け継がれている。

名前の由来(推測):「ロックマンX」に登場した敵キャラクター「VAVA」
VAVAとは、Xシリーズに登場する第17精鋭部隊所属のイレギュラーハンター。
ハンターとしての腕前は特A級だが、電子頭脳の異常で残忍な性格をしており、
イレギュラーを破壊する為ならば、手段や結果をまるで考慮しない。

現在でもなお人気の高いライバルキャラであり、再登場が望まれていたが、
2005年3月10日発売の「ロックマンX8」でVAVA V(ペンテ)として再登場を果たした。
2005年12月15日発売の「イレギュラーハンターX」では「VAVAモード」まで登場する。

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ヴォルナット
う゛ぉるなっと:VOLNATTO

ロックマンDASHシリーズの主人公、ロック・ヴォルナットの姓(せい:名字の事)。
キャスケット家の中で唯一、彼だけがヴォルナットと名乗っているが、その理由は不明である。
恐らく彼が一家の血縁では無い(養子である)事を示す為、わざと変えられているのだろう。

ちなみに、「ヴォルナット」の綴りは作品や書籍によって微妙に異なっており、
「ロックマンDASH 公式ディグアウターズマニュアル」P.8では「VOLNUT」、
N64版「DASH」解説書では「VOLNUTTO」(多機種版の解説書には未掲載)、
そしてPS・PSP版「DASH2」解説書では「VOLNATTO」と記載されている。

外国版「MEGAMAN LEGENDS」では「Mega Man Voulnut」と変更されているが、
日本版で「ロック」と呼ばれる様に、「Mega Man」と呼ばれる事の方が多い様だ。

名前の由来(推測):ボルト+ナット 機械部品の締め付け固定に使う道具
「ロックマン3」に登場するザコ敵「ボルトン&ナットン」とは恐らく関係が無い。

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ウェルナー・フォン・ミュラー
うぇるなー・ふぉん・みゅらー:WERNER VON MULAR

サルファーボトム号を建造した事業家の男にして、同艦の艦長。
バレルの旧友で、若い頃は彼と共に世界を駆け回っていた。

遺跡の発掘に積極的で、禁断の地に眠ると噂される「大いなる遺産」とは、
ディフレクターに代わる、無限の力を持つ新エネルギーだと言う説を最初に唱えた人物。
30年前、バレルと共にその禁断の地から生還した数少ないディグアウターである。
生還後、禁断の地に再挑戦する資金集めの為にディグアウト事業を始め、成功させた。

彼はやがて枯渇するであろうディフレクターに代わるものとして、自らの仮説を信じ、
自らが事業を成功させて得た全財産を賭け、財産を処分してサルファーボトム号を建造。
人類の未来の為に、禁断の地に乗り込もうと言う大掛かりなプロジェクトを起ち上げた。
しかし、突如として現れたマチルダ(ユーナ)とガガの妨害によって失敗した。

封印の鍵のディグアウトをロックに託し、自らも彼に協力して「大いなる遺産」を目指した。
ニーノ島を治めているディグアウターギルドの主、ギルドマスターの昔からの親友でもある。

声優:家弓 家正
名前の由来(推測):ガイガー・ミュラーカウンター開発者の一人「ミュラー」
第二次大戦でV2号ミサイルの製作を指揮した「ウェルナー・フォン・ブラウン」
なお、2人の出身は同じドイツであったらしい。

裏設定:若い頃はヨーションカの街の、雪だるまが前にある民家に住んでいた。
彼はこの街でディグアウト事業を起こして財を成し、そのお金で巨大な船を建造。
その船で長年の夢であった、禁断の地への探検に出かけたのだという。
(事業を起こしたのは禁断の地から生還した後。2度目の挑戦という事になる)

カリンカ大陸のヨーションカの街に伝わる女神神話についても調べており、
それを元に、禁断の地に女神が眠っているのではないかと言う説も立てていた。

これらの設定は、彼が昔住んでいた民家の中に居る中年の男性と、若い女性が教えてくれる。
彼が興した事業が何なのかは男性から、禁断の地をクリアするまでの間しか聞く事が出来ない。

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ウエボー
うえぼー

サート牧場で動物達を見張っているタマゴ型監視メカ。
普段は殻を閉じているが、動物泥棒を見付けると活動を開始し、
殻を開き、猛スピードで泥棒に体当たりを行って来る。
耐久力は低いが、殻を閉じている間は一切の攻撃が通用しない。

複数機が一度に配備されており、1機でも破壊すると、
タッキーノが飛んで来て新たなウエボーを落として行く。
動物をコブントラックに積み込めるかは我慢比べとなるだろう。

裏設定:設定画では白く塗装されているのだが、
実際のゲーム中ではピンク色の様な配色となっている。

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ウォージーガイロン
うぉーじーがいろん

サウル・カダ島の遺跡に眠る、3つ目の封印の鍵を守る超巨大リーバード。
巨大な腕を持った鬼の様な姿をしており、長い鶏冠(トサカ)を持つ。
現在確認されている中で最も巨大なリーバードで、超高熱の溶岩をエネルギー源とする。
その巨体は「DASH2」をプレイした多くのディグアウター達を戦慄させた。

通路では窓の向こう側横をゆっくりと歩いており、
網目の窓に近付くと、顔で窓をぶち破って来る。
窓の向こう側を歩いている時は倒す事が出来ない。

溶岩が流れ込む大きな部屋の中では、轟音を立てながらゆっくりと二足歩行し、
頭突きでトサカを地面に叩き付けて衝撃波を放ち、力強く腕を合わせて火弾を放つ。
部屋に流れ込んでいる溶岩を止めてエネルギー供給を絶たなければ、
体力が減ると四足歩行を始め、溶岩をゴブゴブと飲み込んで復活してしまう。

溶岩を止めた後は常に四足歩行となり、口からは火炎放射を吹き出し、
膝間接からは青白く光る、誘導性能を持った人魂を放出する。
ロックを腕で払うなど、溶岩を止めると止める前よりも攻撃の頻度が増すので注意したい。
撃破すると力尽きて倒れ、封印の鍵の入手に必要な「1Fの扉の鍵」が口からこぼれ落ちる。

1匹目は溶岩を止められた為ロックとの戦いに敗れたが、後に、
ヘブンでセラを守護する最後のリーバードとして2匹目が出現した。

名前の由来(推測):「鬼ケ島」
桃太郎の物語中に登場する、鬼が住むと言い伝えられる想像上の島。
「鬼」の英訳は「ogre」(オージー)、「島」の英訳は「island」(アイランド)。
“オージーがアイランド”をもじって名付けられたものと思われる。

頭部を叩き付けて攻撃する、という攻撃方法は、
「ガメラ対大悪獣ギロン」の大悪獣ギロンを彷彿とさせる。

裏設定:サウル・カダ島の遺跡は“地獄”を隠しモチーフとしており、
それに沿って、ウォージーガイロンは“鬼”がモチーフになっている。
よく見ると額に角があり、色使いも和風になっている。
DASHまわり掲示板の過去ログLogged tree under 35031(閲覧不可)で明かされた。

開発室からみなさまへのメッセージに掲載されたイシハラさんのメッセージによると、
当初はこのリーバードの膝にある、口みたいな部位がパクパク動いていたらしい。
膝からスライディングして来て、”ヒザ噛み!バクバクバクー”という攻撃をやりたかったらしいが、
メモリーオーバーで残念ながらカットされた。実際に登場していたら、とても強力だったのだろう。

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ウォッチャー
うぉっちゃー:WATCHER

セントラルゲート1枚目の扉に書かれている謎の言葉。
カトルオックス島の地下都市 エリア1に保管されている、
「ウォッチャーの鍵」を使う事で扉を開く事が出来る。

「ウォッチャー」が何を意味しているのかは不明だが、この言葉は元々、
セントラルゲートの前身と思われる「地下最重要防護扉」に使用されたもの。
防波堤のニックネームを取って名付けられた1枚目の扉の名前であった。

名前の由来(推測):
「WATCHER」 …を観察する人、…の専門家、…問題研究家

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ウオー、キエー、トワー!
うおー、きえー、とわー!:Hi-yah! Fu! Cha!

テイジがシャラクンの遺跡に仕掛けられたトラップを強行突破する際に叫ぶ掛け声。
スイッチを押せばトラップを解除出来るという事を知らないのか、無視しているのか、
彼は今までに出て来たトラップを全て集めた様な、強力なトラップを無理矢理突破して行く。
鉄球に弾かれ、落石に潰され、炎上して転げ回りながらも無事に(?)渡り切った。

しかし、ボスの部屋の前でルームキーを持っていない事に気付き呆然とする。
無謀としか言い様が無いが、ディグアウターの生きざまを強く感じさせられる。

「トロンにコブン」のMISSION3「お宝をディグアウト!」LEVEL3で聞く事が出来る。
テイジの真似をすると大ダメージは免れないので、トラップを解除しながら慎重に進もう。

関連用語:Hi-yah! Fu! Cha!

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ウクレレの世界
うくれれのせかい:The world of ukulele

サルファーボトム号 第1デッキ(ゲストデッキ)の船室に置かれている本。
机を調べると見付ける事ができるが、何故この様な本が置かれているのかは不明。
ウクレレについて書かれている本らしいが、中身を読む事はできない。
乗客の誰かが読んでいた(忘れて行った)のだろうか?

ウクレレとは、ハワイに起こった四弦の弦楽器の事。
ギターに似た形をした小さな楽器で、弦を指で弾いて演奏する。

なお、この本が置かれている船室に現れるコブンもこれを読んでおり、
話しかけると「ブーのサイン」を持っている、とロックに教えてくれる。

関連用語:The World of the Ukulele

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売り子のオネーサン
うりこのおねーさん:Hip Bone sales girl

アップル商店街の女性服専門店「Dress Maker Hip Bone」で働いている、
ブティックの店長さんの別称。何故かロックの事を気に入っており、彼を「ロックちゃん」と呼ぶ。

これはゲーム中では見る事の出来ない呼び名で、集英社から発売された、
「ロックマンDASH カプコン公式設定資料集 大冒険ガイド」P.33にのみ記載されている。
「ロックマンダッシュ完全攻略本」P.49には“ブティックのオネーサン”と記載されている。

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ウルトラダイナマイト
うるとらだいなまいと:ULTRA DYNAMITE

ダンツが持っていると言う(特殊な?)ダイナマイト。
落石の多いシャラクンの遺跡で使うと生き埋めになる危険性があった為、
コブン達の必死の説得によって、何とか使用される事を免れた。

威力の程は不明だが、ダンツが言うには「凄い」らしい。
果たして、気になるその威力はいかなるものなのだろうか?

名前の由来(推測):ウルトラマンタロウの必殺技「ウルトラダイナマイト」
おまけ:同遺跡の落石事故により、ロクナンは小部屋に閉じ込められていた。
「○○ダイナマイトのせい?」と攻略本に記されている…が、関連は不明である。

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エデン
えでん:EDEN

ロックマン・ジュノが大気圏外から召喚した、古代紋様に彩られた謎の巨大建造物。
全面黒色の六角柱状の形をしており、その底部に、赤い瞳の様な模様が描かれている。
ジュノが目覚めた直後、彼の召喚によってカトルオックス島の上空に飛来した。

このエデンが活動を開始すると、駐在の職員10000人による、
カトルオックス島に住むデコイ達の初期化処理が行われるらしい。
しかし、その申請が受理される前にロックがジュノを倒し、
データが割り込み命令を発した為、それが実際に行われる事は無かった。

カトルオックス島に古くから伝わる伝説によると、
「数百年おきに地下に眠る災いが目覚め、その時、島の人間が全て滅ぶ…」とある。
この事から推測すると、過去に何回かジュノはエデンを召喚し、
当時島に住んでいたデコイ達を処理して来たものと考えられる。
(島に残る遺跡に年代の違うものが存在するのは、この為と推測される)

ロックの活躍によりジュノは倒され、これはもう2度と召喚されないと考えられていた…が、
その後「ナムコ クロス カプコン」において、復活を遂げたジュノと共に出現。
ロックは主人公「有栖零児」(ありすれいじ)達と共にエデン・コントロールルームへと進入し、
そこが第44話「貴様等にそんな玩具は必要ない」の戦いの舞台となった。

戦いの果てにロックは再び、ジュノを完全に破壊する事に成功。
エデンも軌道の操作が行われ、宇宙の彼方へと消えて行った。

声優:よこざわけい子さん
名前の由来:エデン(Eden) 元々はヘブライ語で「歓喜」の意。
旧約聖書に登場する、神がアダムとイヴを住まわせた「エデンの園」と言う楽園の名前。

裏設定:見た目は巨大な建造物の様だが、
緊急時におけるシステムの起動の為のパスワードを直接入力出来たり、
セントラルゲートを手動でしか開かない様にシャットアウトしているなど、
生命体の様に独立した意思を持っている様にも見られる。正確なところは不明。

エデンの内部がどうなっているかは明かされていなかったが、
「ナムコ クロス カプコン」で初めて、内部がどうなっているのかが判明。
過去にシャトルポッドが停泊していたであろう事を伺わせる、
ヘブンのものに酷似するシャトルベイの存在が確認された。

ロックマン・トリッガーも内部を訪れた事があったらしい。しかし、
カトルオックス島に飛来したものにはジュノのイレギュラー化の嫌疑が報告されているので、
ロック達が侵入したエデンは、カトルオックス島に飛来したものとは別のものと考えられる。
(トリッガーが訪れたのが、カトルオックス島に飛来したものだったかは不明である)

「DASH2」のカルバニア島に在るグライド要塞には、
これに似た巨大な物体が、何故か要塞の上部に突き刺さっている。
付近にシャトルポッドが埋まっていた事と関係があるのだろうか?

おまけ:レイクサイドパークの美術館に飾られている展示品の中に、
何処かの遺跡から出て来たという、1枚の大きな絵が存在する。
これは「青い人がこわ〜いばけものと戦っている」さまを描いたものらしいが、
その中には何と、空中から飛来するエデンらしきものまでが描かれている。

アーティラリーは警告、あるいは預言ではないかと推測するが、この謎の絵は果たして、
過去にトリッガー(もしくは別のロックマン)とジュノが戦った事を示すものなのだろうか?
それとも遥か未来にロックがジュノと戦う事を、誰かが予言して描いたものなのだろうか…?

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エナジーフィールド
えなじーふぃーるど:ENERGY FIELD

ディフレクターを回転させた時に発生する強力なエネルギーの事。
これを取り出し、利用する事でホロン機関を稼動させる事が出来る。
この時の出力は、使用するディフレクターの大きさと色によって異なっており、
幻と言われるにじ色のディフレクターは最高の出力を発生させるらしい。

ディフレクターが枯渇する心配がある事から考えると、
これを放出し過ぎると、ディフレクターは使い物にならなくなる様だ。
そうなったディフレクターが、一体どの様になるのかは不明である。

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エネルギーキューブ
えねるぎーきゅーぶ:ENERGY CUBE

元気の素となるエネルギー球が凝縮された、箱型の赤い(オレンジの)石。
リーバードやボーンメカを倒すと飛び散る事があり、拾うとロックのライフが回復する。
ディフレクターのかけらに混じって出現するが、その数は比較的少ない。
「DASH」では、黒コゲになったコブンをキックすると最大3個まで出現する。

ちなみに、エネルギーボトルに入っている補給用ドリンクが、
この中に凝縮されたエネルギー球で出来ている事を考えると…
どうやら飲み込む事で初めて回復効果を発揮する様だ。
しかし、細かく砕いていないので飲み難いものと考えられる。

名前の由来(推測):
エネルギー(energy) 元気、気力、エネルギー
キューブ(cube) 立方体、正六面体

裏設定:「DASH2」のチュートリアルの中で、
ロールの口から「石」である事が説明されている。

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絵の具
えのぐ:paints

美術館の館長が絵を描く時に使用している画材の名前。
絵に色を付ける為に用いる、チューブに入った様々な色絵の具の事を指す。
館長は赤色の絵の具を切らしていた為、口紅を代用して絵を完成させた。

裏設定:アップル商店街の八百屋のおじさんの話によると、
カトルオックス島では絵の具を売っている店が無いらしく、手に入れるのは難しいとの事。

つまり、館長さんはたまに他の島に出かけて画材を買っていると言う事なのだろうか?
それとも、誰かが画材を輸入し、それを購入していると言う事になるのだろうか?

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大いなる遺産
おおいなるいさん:Mother Lode

ディグアウターの間にいつしか囁かれる様になった、伝説の秘法の事。
これが手に入れば、人々はもう、エネルギー不足に悩まずに生活出来るという。

かなり昔から云われ続けてきた伝説で、多くのディグアウターが求める神秘の宝だが、
これが本当に存在するのか、どこにあるのか、その正体が一体何なのかは誰も知らない。
しかし、この伝説が真実である事を信じてディグアウターを志す者は後を絶たず、
遺産の眠る遺跡を求めて、多くのディグアウター達が飛空船を駆り、冒険の旅を続けている。

その正体については考古学者の間でも諸説あり、ディフレクターの一種ではないか、
世界がエネルギーに困らないくらいの大きなエネルギーを発する「超ディフレクター」ではないか、と噂されている。
“ディフレクターの代わりになる新しいエネルギー”だと言う、ミュラーが提唱した説が最も有力とされてはいる…が、
世界中の遺跡の、そのほとんどが発掘された現在でも遺産は発見されておらず、その真偽は定かでは無い。
マチルダによく似た謎の女性はその正体を知っているらしいが、彼女はそれを“大いなる災い”だと言い放った。

ロールの両親は、遺産を探す旅をしている途中に消息不明になってしまった。
ロックとロールはこの「大いなる遺産」の近くにロールの両親がいる筈、と考えており、
2人にいつか再び会える事を願って、唯一の手がかりである遺産を追い求めている。

裏設定:言い伝えではエネルギー不足が無くなる、と云われている事から、
ミュラーの持説を含む多くの説で“巨大なエネルギー体ではないか”という点が共通している。
バレルはミュラーとは異なる考えを持っている様だが、何を正体と考えているのかは不明。
中には「遺産は遺跡だ」としている面白い資料も存在する(「ロックマン20周年記念クイズ」第8問)。

集英社「Vジャンプ」2000年8月号(同年6月21日発売)P.71において、
「大いなる遺産」の正体は「人類再生プログラム」である事が明かされた。
(当初は「超ディフレクター」が正体であるという説が最も有力だった)

ちなみに、「MEGA MAN LEGENDS」では「Mother Lode(マザー ルード=主脈)」と呼ばれている。
その後「LEGENDS 2」では「Great Legacy(グレート レガシー=大いなる遺産)」に変更されている。

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大いなる災い
おおいなるわざわい

カトルオックス島に古くから伝わっている不気味な伝説。
島の地下に存在する地下遺跡と関わりがあるもの、と考えられているが、
初期調査隊の不運な事故と、この伝説の具現を恐れた者達によって、
地下遺跡の多くが封印されており、詳しい事は何も判ってはいない。

図書館に置かれている「カトルオックス島について」記載の内容によると、
伝説によれば、数百年おきに地下に眠っている大いなる災いが目覚め、
その時、島に住む人間が全て滅ぼされるのだと言う…

最近ではこの伝説を恐れ、島を出る住人も少なくなく、
近年、カトルオックス島は人口の流出に悩まされている。

ロックマン・ジュノが召喚したエデン駐在の職員10000人による、
カトルオックス島の“初期化”がその正体であったと思われる。
しかし、ロックとの戦いによってジュノは倒され、
データの活躍のおかげで初期化命令が実行される事は無かった。

なお、サルファーボトム号の記者発表に現れたマチルダ(ユーナ)は、
禁断の地に眠るとされる「大いなる遺産」の事をこの様に呼んでいる。
彼女が言った“大いなる災い”はセラを指していたと思われるが、
“大いなる災い”とまで言われた事を、セラは知っているのだろうか?

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大型砲台
おおがたほうだい:large-size battery

ニーノ島の禁断の遺跡を守る為、防衛施設に幾つか配備されている大型の砲台。
黄色いカラーリングの巨大な砲台で、グライドドラッヘを一撃で撃墜する事が出来る。
島に潜入したシタッパー達によって破壊され、一度は使用出来なくなってしまったが、
ロールの手によって修復され、島を強襲したグライドドラッヘを次々と撃墜した。

ニーノ島防衛ミッションではこれが修復されるまでの間、
シタッパー達の襲撃から扉を防衛する事がクリアする条件となる。
一定時間経過するとクリアと見なされるが、最初の防衛戦では、
扉の横のレバーを引く(ぶら下がる)必要があるので注意しよう。

名前の由来:大型の砲台
裏設定:「大型砲台」と言う名はデモの中でシタッパーが使用する。
ミッションの説明や、調べた時のメッセージでは「砲台」とされている。

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大きな戦争
おおきなせんそう:The big war

超古代文明が栄えた頃に勃発した、超文明が滅び、大陸が沈む原因となった大きな戦争。
集英社「ロックマンDASH カプコン公式設定資料集 大冒険ガイド」P.15に記載されている、
DASHの世界で何故、大陸のほとんどが海に沈んだのかを窺わせる記述のひとつ。

過去、高度な文明が発達していた時代に、大きな戦争が起こり、
地盤が沈下したのかも知れない… とその中に記載されている。

後に発売された同社「ロックマンダッシュ 完全攻略本」P.24では、
超文明が引き起こした大戦で大陸は失われた、と断定付けられている。
超文明が築き上げた文明や、数々の技術も大戦によって失われた。

人々がエネルギー資源の不足に悩まされる様になったのもこの戦争が原因らしい。
しかし幸いな事に、超文明が滅びた現在は、戦争が終結して久しい平和な世界となっている。
この戦争に関する資料は少なく、その全貌は現在も明かされていない。

裏設定:DASHの世界に戦争があった、という設定はほとんど見られないが、
これは第一作「ロックマンDASH」が発売する前から存在していた公式設定
「この世界は長い戦争の影響でか、エネルギーがすごく少ないんだ」と、
「CFC STYLE FAN-BOOK CAP! Vol.5 AUTUMN 1997」P.7に記載されている。
(人々がエネルギー資源の不足に悩まされる様になった原因もここで示唆されている)

ここで言う戦争が、DASHの世界の数千年前に繰り広げられた、
“イレギュラー戦争”や“妖精戦争”を指しているのかは不明である。
もしかするとトリッガーとセラの争いを指しているのかも知れない。

この設定のモデルになったと思われるのは「未来少年コナン」の世界観。
コナンの舞台となる地球は、2008年7月に核兵器を遥かに上回る超磁力兵器の使用によって、
大地殻変動が起こり、5つの大陸がことごとく引き裂かれ海に沈んでしまったと設定されている。
(「電撃PlayStation Vol.146」P.62では物語を作る上で参考にした作品として挙げられている)

ちなみに、集英社から発売された「DASH」の書籍に存在する、
「大陸は存在しない」という記述は、後に全て誤記となっている。

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大きなディフレクター
おおきなでぃふれくたー

禁断の地に浮かぶ、謎のひし形の真下に置かれていた特殊なディフレクター。
他のディフレクターとは異なり、中に石版の様なものが入っていて、
その表面に文字の様なものが刻まれている。ロックの背丈と同じくらい大きい。
これをロックが外したと同時に、超巨大リーバード「ラシマンムー」が現れた。

ゲーム中では見る事しか出来ず、外しても、
実際に手に入れる事は出来ない幻のアイテムである。

この名はゲーム中には登場しておらず、集英社から発売された、
「ファイナルディグアウターズファイル」の中にのみ記載されている。
しかし、これ以外に名前らしきものが全く確認出来ない為、
これを正式名称と言って良いかには疑問が残る。

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お気に入りコブン
おきにいりこぶん

「トロンにコブン」にのみ登場する、ヘッドパーツが赤い特別なコブン。
ミッションを1つクリアした後、特訓部屋の9号から「赤いヘッドパーツ」を貰い、
それを好きなコブンに渡す事で、そのコブンがお気に入りコブンへと変化する。
1号〜40号の中から1人だけ任命する事が出来る(41号は不可)。

任命されたコブンは、最大値に満ちていない能力が1上がり、
各コブンごとに決まったパラメータのMAX値が1上昇する。
一度決定すると変更出来ないので、決める時はよく考えてから行おう。

任命後はトロンの部屋に居る17号と会話する事で、
トロンとお気に入りコブンとを交代する事が出来る様になり、
ミッション「カジノでひともうけ!?」への出撃が可能となる。

更に、ラストミッションではこのコブンがグスタフに搭乗し、
仲間達と共に捕らわれたボーン3兄弟を助けに行く事となる。
その時に限り、このコブンが「狙撃」の能力を発揮する。
ロース一家を倒す事が出来るかは、このコブンの腕にかかっている。

なお、22号・23号・27号のいずれかを任命すると全パラメータが4となり、
ラストミッション中のみ、グスタフの武器の能力を最大限に発揮する事が出来る。
他のミッションでも、他のコブン以上の活躍を見せてくれる事だろう。

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おサルの人
おさるのひと

「DASH2」体験版に収録されているミニゲームのひとつ、
「ヤクト・クラベ襲撃!」の最後でコブンが使用していたデータの呼び方のひとつ。
ロールが入れられていた木箱の中を見て、呆然とするロックに対して使われた。

しかし何故、データはおサル(?)なのに「人」と呼ばれるのだろうか。

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おじいさん
おじいさん:old man

年寄りの男性、またはその人を敬い親しんで呼ぶ言葉。
潜水ボートを勝手に修理しているところにやって来たワイリーを、
ロックが(一度だけではあるが)この様に呼んでいる。

彼が白髪である事と、この呼び方から、
ワイリーは意外と年寄りである事が伺える。

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おじいちゃん
おじいちゃん:grandfather

祖父を敬い、親しんで呼ぶ時の言葉。
ロールはバレルを呼ぶ時は何時もこの様に呼んでおり、
バレルを指す言葉としてもファンの間では有名である。

なお、ロックは彼をこの様には呼ばず、
何時も彼の事を「博士」と呼んでいる。

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オタマーン
おたまーん

ガルガルフンミー、バルフラーと共に出現するオタマジャクシ型リーバード。
ガルガルフンミーが跳び移る足場の下の、十字の窪みの中を徘徊しており、
ロックが窪みの中に落ちると一斉に体当たりを仕掛けてくる。

これが成長してフロンゲルや、ガルガルフンミーになるのかは不明。
小型だが耐久力が高く、倒しても次々と出現。ゼニーも僅かしか落とさない。

攻撃すると暫く動かなくなるが、倒すのは時間の無駄。
マンダ島の遺跡ではガルガルフンミーを倒せば他のリーバード達と共に消滅するが、
ヘブンのものは一度部屋を出なければ消えないので注意したい(増殖は止まる)。

マンダ島の遺跡とヘブンにのみ出現する珍しいリーバード。
ロックオン出来ないという珍しい特徴を持つので注意したい。

名前の由来(推測):おたまじゃくし 蛙の幼生
容姿のモデルになったのはカンブリア紀中期の海生生物「シダズーン」か。

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おチビちゃん
おちびちゃん:little boy

ライシップ島のシャラクンの遺跡に登場するディグアウター、
ラッセルのみが使用した、コブンの呼ばれ方のひとつ。
彼の背に比べ、コブンの背が低い事が由来すると考えられる。

名前の由来(推測):ちび 小さいもの、小さい身体のもの

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オックス
おっくす:OX

集英社から発売された「カプコン公式設定資料集 大冒険ガイド」付録の、
スペシャルポスターの裏に記載されている、カトルオックス島の発見者の一人。
隣には「カトル」と言う人物の名前が記載されている。

しかし、そのすぐ上で「カトルオックス島」を「カルトオックス島」と間違えて記載している事や、
同本28ページで「ジョン」「ヴァーリー」と書かれている事からすると、誤記であると思われる。
他に名前が書かれているところが見当たらないので、この人物は恐らく存在しない。

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オッシュ
おっしゅ:OSH

立場的にはジムの一番の子分と言ったところの、赤いバンダナがトレードマークの少年。
ジム、ベンスリーと共に、「カトルオックス・スーパーヒーローズ(自称)」の一人として、
怪しい奴を見付けては警察に通報するなど、島の平和を守る為に活動をしている…が、
何故か「悪ガキ3人組」と呼ばれる事の方が多い様だ。

カトルオックス島のセントラルタウンの一角で、父親と一緒に暮らしている。
市庁舎攻防戦が解決した後、3人の中で一番早くにアップル商店街に帰って来ていた。
初めは島の外から来たロックに嫌悪感をあらわにしていたが、
後に和解し、彼と共にヤスの草原のアジトの完成を目指した。

ロックと協力して完成させた、ヤスの草原のアジトを芸術だと考えている。
ちなみに、3人の間での彼の役割は「行動隊長」。決してパシリじゃないぞ。

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おふくろ様
おふくろさま

ボーン3兄弟(ティーゼル、トロン、ボン)の母親にあたる女性。
髪型や耳飾り、胸に着けているブローチなど、トロンによく似た容姿をしているが、
勝気で活発そうなトロンとは異なり、清楚なドレスを着て、優しそうに微笑んでいる。
ゲーム中では、ティーゼルが部屋に飾っている写真の中にその姿が写っている。

彼女の姿を見る事が出来るのはその写真のみで、他では見る事が出来ない。
…何故なら、「トロンにコブン」で古代神像を倒した後に発生するエピローグデモの中で、
ティーゼルが「天国のおふくろ様に、なんていやーいいか・・・」と言っている様に、
ロックマンDASHシリーズの舞台となる時代では、既に他界してしまっているのだから。

彼女の他界は、ボンの誕生から「トロンにコブン」の間の出来事と思われるが、
彼女の夫と同様、容姿以外の設定はほとんど不明で、死因なども明かされていない。
ただ、彼女はトロンを鉄砲を振り回す様な女の子には育てたくなかったらしい。
トロンがコブンを40人も作ったのは、母が居ない寂しさを紛らわせる為なのだろうか。

裏設定:ティーゼルが自分の部屋に(内緒で)飾ってある写真。
これはティーゼルがまだ子供だった頃に撮影された家族の写真である。
(写真は「DASH」と「トロンにコブン」のゲーム中で見る事が出来る)

中央が子供の頃のティーゼル、右側が彼の父親で、左側の日傘を差した女性が彼の母親。
この写真が撮影された時点ではまだトロンは産まれておらず、彼女はまだ母親のお腹の中。
つまり、この写真はトロンが生まれる少し前に撮影されたものという事が分かる(※)。
(ティーゼルとトロンの年齢差から、ティーゼルが14〜15歳頃に撮影されたものと思われる)

※公式設定資料集に掲載されているこの写真の設定画の中に、
「お腹にトロンがいます」という記述と、赤ん坊のトロンの姿が描かれている。
ゲーム中では、撮影当時に母親が妊娠していた事を知る事は出来ない。

なお、ボーン3兄弟の父親が存命なのか、存命として何処に居るかも不明だが、
ティーゼルとトロンの間には15歳、ティーゼルとボンに至っては何と26歳もの年齢差がある。
ティーゼル、トロン、ボンが全員同じ両親の間に生まれた子供なのかは不明だが、
一体彼らの両親は何歳の頃に結婚して、両親が何歳の頃に彼らが生まれたのだろうか。

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オフトン
おふとん:OFUTON

ポクテ村の村長、ヨーカンの一番弟子で、お茶とお茶菓子をこよなく愛する女の子。
彼女に話しかけると、漢字の問題だけで構成された「漢字検定」に挑戦出来る。
連続10問正解した時のご褒美は、ノート、ポクテまんじゅう、ポクテ茶、ゆのみの4つ。
PSP版では、色々なジャンルの問題で構成された「クイズ特訓」でロックを悩ませる。

名前の由来(推測):お布団(おふとん) 寝る時に敷くもの
裏設定:DASHまわりの秘密のギャラリーに掲載されている彼女の設定によると、
当初は、問題の途中で謎のお茶をしつこく勧めて来るという変な娘にするつもりだったらしい。
本当にそれが採用されていたとしたら… ロックは一体、どうなってしまったのであろうか?

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オペレーター
おぺれーたー:operator

2人以上のグループを組んで遺跡を発掘するディグアウターのうち、
遺跡の外から、通信でメインダイバーのサポートを行うディグアウターの事。
ロックのパートナーであるロールもその一人であり、
彼女らの的確な指示の下、メインダイバーは遺跡の発掘を行う。

彼女らの仕事は、メインダイバーに比べると危険は少ないが、
一瞬でも気を緩める事無く、レーダーなどを見つつサポートを行う重要なもの。
彼女らが遺跡に入る事は少ないが、時にはメインダイバーに同行する事もある。
危険な作業を行うメインダイバー達の、唯一の心のよりどころとも言える。

オペレーターが彼らをいかに上手くサポートするか、
ディグアウトの際には相互の信頼関係が重要視される。

名前の由来:オペレーター(operator)
機械の操作をする人、電話交換手、無線通信士

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おまもりみたいなもの
おまもりみたいなもの

マスターが死ぬ直前、ロックマン・トリッガーに手渡した謎の物質。
詳細は不明だが、これを持っていれば誰も手出しする事が出来なくなるらしい。
これを持たせた上で、マスターはトリッガーにシステムの破壊を託していた。

マスターから直接渡されていた事を考えると、
その正体はマスターの遺伝子コードであった可能性が高い。
しかし現在は何処にあるのか、現存しているのかは不明である。

見た目は黒色で四角く、表面に赤いマークが刻印されている。
PlayStation用メモリーカードにそっくりと言った方が分かり易い。

裏設定:これを持っていれば誰も手出し出来ない… と言われていたが、
マザーとトリッガーが戦っていた点を考えると説明に矛盾が生じてしまう。

しかし(これがマスターの遺伝子コードだったと仮定した上での推測だが)、
これを持つトリッガーを攻撃せず、彼にシステムを破壊されてしまえば、
ライブラリの全データ… システムを作った人類の遺伝子コードも失われてしまう。
古代人達はこれを破棄してでも、システムを守ろうとしたのかも知れない。

もしくはトリッガーが、システム界からの攻撃を受ける事を覚悟の上で、
これを誰にも奪われない様に、予め何処かに隠していたのかも知れない。

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オリジナル・ヒト・ユニット
おりじなる・ひと・ゆにっと:Prototype Anthro Unit

嘗てカトルオックス島の地下都市に居住していたと思われる、謎の生命体の呼称。
クローサーの森のサブゲートにある、第2コントロールルームにその名が記されており、
オリジナルの人間を指す言葉ではないかとも考えられているが、詳細は不明である。

クローサーの森のサブゲートにある第2コントロールルームでは、
この島に眠るシステムを起動し、メインゲートを開く事が出来る。
しかし緊急時におけるシステムの起動には、エデンによるパスワード直接入力、
もしくは2等級以上のオリジナル・ヒト・ユニットのIDカード3枚が必要になる。
(「2等級以上」とある事から、粛清官や市せい官と同様に等級が存在するらしい)

システムの起動について説明は全て古い文字で書かれているが、
ロックは何故か、古代人にしか読めない筈の文字を読む事が出来る。
これは彼が、古代人「ロックマン・トリッガー」である証拠とも言える。

「5つの島の大冒険!」の冒険の舞台となるパウラン島、イルクス島、ウラコイ島の遺跡で、
ロックが発見した3枚の謎の石版にも、古代文字で「ヒト」「オリジナル」「ユニット」と書かれている。
この石版は太古の塔の扉を開く為に必要になるが、オリジナル・ヒト・ユニットとの関連は不明。

裏設定:システムの起動方法には「オリジナル・ヒト・ユニット」と書かれているが、
ロックは地下都市に初めて入った時に「ヒト・オリジナル・ユニット」と言っている。
ちなみに、システムの起動方法を聞いたロールは「オリジナルヒトユニット」と口にしている。

何故「オリジナル」と「ヒト」の並びが逆だったり、「・」が無いのか、
どれが正しいのかは不明である。どれでも良いのかも知れない。

また、講談社「ロックマンDASH 完全攻略ガイド」P.33には、
「オリジナル・ヒト・ユニットと呼ばれる3枚のIDカードが存在する」という記述がある。
つまり“IDカードの名前が「オリジナル・ヒト・ユニット」である”とされているが、
上記の内容と照らし合わせると矛盾が生じてしまう。これは恐らく誤記と考えられる。

関連用語:Prototype Anthro Unit

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オリジナルの人間
おりじなるのにんげん:OLIGINAL HUMAN

人間を模して作り出された「デコイ」ではない、本当の“人類”を指す言葉。
ロックマンDASHの世界に生きている人間は全て、オリジナルの人間が作り出した人工生命体。
デコイ達は自分達が作られた存在で、オリジナルの人間が既に滅んでいる事を知らない。
マスターは最後に残った唯一の人間だったが、彼が死んだ事でオリジナルの人間は絶滅した。

ヘブンのライブラリには、システムを作った全人類の遺伝子コードが収められている。
人類再生プログラムが発動されると、これを使って地上に古い世界が再生されるらしい。

DASHの世界は、現在発売されているロックマンシリーズの中で最も未来に位置するが、
オリジナルの人間が何の為にデコイを作ったのか、そして何故滅びたのかは謎に包まれている。
(“大きな戦争”が原因である可能性が最も有力かと思われるが、その真偽も定かではない)

ミュラーも自らの記者会見で、自分達の事を「人類」と言っていたが、
マチルダ(ユーナ)との接触により、自分達の正体を知るに至っている。
勿論、ロールやトロン達も全てデコイである。

裏設定:ロックは正確に言うと、デコイではなく古代人(ロックマン)である。
しかしファイル04「ロック発見・下」 よると、普通の子供と何ら変わるところが無いらしい。
デコイと古代人の身体的特徴には、大きな差が無いという事なのだろうか。

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オルダコイタン
おるだこいたん:Orudakoitan

カトルオックス島の地下遺跡に出現する、地面に固定された砲台の様なレーダー型リーバード。
移動はせず、頭を回転させているだけなのでただの障害物の様に見えるが、実は仲間を呼び寄せる能力を持っている。
侵入者をレーダーで探知すると、瞳を光らせて命令を発し、アルコイタンに攻撃行動を開始させる。
地下遺跡の色々な所に現れる他、旧市街地の倉庫跡地から入る事ができる地下都市 エリア1にも出現する。

もともと攻撃能力を持たず、ほとんどの場合アルコイタンに指示を出すだけの司令塔だが、
地下遺跡のゲート3に出現する単独のオルダコイタンのみ、4方向にファイアボールを発射して攻撃する。
オルダコイタンを倒しておかないと、エリアを離れた時に新しいアルコイタンを呼び寄せるので注意しよう。

「トロンにコブン」のシャラクンの遺跡にも同種のリーバードが出現。
地面に固定されている、アルコイタンに指令を出すという特徴は共通だが、こちらのオルダコイタンはファイアーボールで攻撃してくる。
また、連動するアルコイタンを破壊されると行動不能に陥るという弱点を持ち、停止後は何度か触れるだけで爆発してしまう。
弾速・攻撃力共に低いが、弾幕を張るのでフェルケルを近付けさせるのは危険。遠距離から攻撃系の特殊能力を持つコブンに攻撃させよう。

登場作品:
「DASH」「トロコブ」

名前の由来(推測):おる(いる)だけのコイタン

関連用語:アルコイタン コイタン

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俺的内部資料
おれてきないぶしりょう

「カプコン日替り日記」1998年4月14日分で紹介されていた、
カプコンのスタッフさんが持っていると言う門外不出の内部資料。
10年以上もの月日が経った現在、現存しているかは不明である。

(当時の)ゴールデンウイークに静岡方面で開催される、
「ロックマン展(仮題)」用に集められた資料をコピーしたものらしい。
一部は設定資料として攻略本等に掲載されたものもあるが、
半分くらいは本邦初公開の代物だと言う(勿論未公開ではあるが)。

「ロックマンDASH」のものはスタッフさんもお勧めで、
例によって没になったデザインや、絵コンテなど盛り沢山の資料を、
思わず全部コピーにとって俺的内部資料としたそうである。

門外不出の一部として画像が2枚だけ公開されていた…様だが、
その後のカプコン公式サイトの更新により、既に日替り日記の公開は終了しており、
公開された資料が一体何だったのか、初出だったか否かは今となっては不明である。
今後資料が公開される日が来るのかは、スタッフさんにしか分からない。

ファンとしては、是非見てみたいものである。

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オロナミンC
おろなみんしー:ORONAMIN C

商品名:オロナミンCドリンク
公式サイト:http://www.otsuka.co.jp/orc/

大塚製薬が販売している炭酸飲料の一つ。
ビタミンCを初めとするビタミンB2、B6などをバランス良く含むドリンクで、
着色料を一切使っておらず、ドリンクはビタミンB2本来の黄色をしている。
子供からお年寄りまで飲み易い120mlで販売されており、その歴史は古く、
1965年2月の発売以来、今もなお多くの方達から愛され続けている。

PS・PC版「ロックマンDASH 鋼の冒険心」のゲーム中でも販売されており、
街中にある自動販売機に100ゼニー入れると、実際に買って飲む事が出来る。
かなり美味しいらしく、飲むとロックのライフゲージが全回復する。

元気ハツラツ! 君もロックと一緒にオロナミンCを飲もう!

名前の由来:大塚製薬の看板商品オロナイン軟膏と、
ビタミンCを豊富に含んでいる事を踏まえて名付けられた。

裏設定:フラッター号のリビングに置かれている冷蔵庫の中には、
このドリンクが沢山入っており、ロック一人で飲み切る事は出来ない。
キャスケット家はオロナミンCが大好き、という事なのだろう。

N64版では「ドリンク」、PSP版では「ジュース」に差し替えられている。
オロナミンCが買えなくなってしまった事を残念に思うファンは多いらしい。

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