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ロックマンDASH大全集(総登録数:633用語)
   解説書 フレーム版 ノンフレーム版
最終更新日:2012/05/08
管理人:CAPコブン

 ま 

マイル
まいる:mile

ヤードポンド法による距離の単位で、1マイルは約1.609km。
漢字で書く時には「哩」と当てるらしい。

DASHの世界において使用される、距離の単位のひとつ。
「ここから南西におよそ100マイル!カトルオックス島!」と、
フラッター号が不時着する寸前、ロックがこの単語を使用していた。

なお、その事から考えると、ロックが脱出した海の塔は当時、
カトルオックス島の北東100マイルの辺りを漂っていたらしい。

おまけ:南西に向かって飛行していたのだから、
不時着したフラッター号は南西を向いている筈。
ゲーム中では何故、船体が北を向いているのだろうか?

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マイロク
まいろく:Miroc

身体がとても小さい、人形の様な姿をした小型のリーバード。
照照坊主に角を生やし、スカートに足を付けた様なフォルムをしており、
遺跡を荒らす侵入者を発見するとジャンプキックで攻撃を行う。
耐久力が非常に低く、攻撃を1発当てるだけで爆発してしまう。

「DASH」と「DASH2」で登場するリーバードだが、
「2」に登場するものは、前作のものに比べ耐久力が非常に高く、
侵入者と遭遇すると、何故か一目散に逃げ出してしまう。

逃走後一定時間を過ぎると煙を撒いて姿を消してしまうが、
倒す事が出来れば、ディフレクターのかけらを大量に撒き散らす。
このリーバードの上級種、「キングマイロク」が何処かに居るらしい…?

名前の由来(推測):マイクロ(micro) 微小な、超小型
名前が似ている為、「マイクロ」と間違えられる事も結構多いらしい。

コミックボンボンKC「ロックマンメガミックス(2)」P.192掲載の、
「カプコン ロックマンスタッフ寄せ書き」にマイロクのイラストが掲載されている。
マイロクのイラストは他の書籍には掲載されていない為、とても珍しい。

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マオルヴォルフ
まおるう゛ぉるふ:Marlwolf

全高/15.6m 全長/17.8m 全幅/8.65m(ただし、腕部を除く)

鉱石発掘用作業メカをベースにしてトロンが造り出したボーンメカ。
ティーゼル専用のハイパワー戦闘マシンとして大改造を施されており、
ティーゼルはこれを“俺様の究極メカ”と豪語する。
市庁舎攻防戦の後、クローサーの森のサブゲートを掘り返していた。

空賊ボーン一家の陸上兵器の中でも特に巨大なマシンで、
機体のほぼ全体を分厚い装甲に覆われており、並大抵の攻撃ではびくともしない。
両掌に装備した強力な誘導ビームを放ったり、後頭部のハッチを時折開いては、
プロペラの付いた誘導弾を放出したり、コブンに爆弾を投げさせたりして攻撃を行う。
誘導ビームは物凄い破壊力を誇っており、避けるのがとても難しい。

元々が鉱石発掘用でもある為、お宝探しはお手の物。
弱点は無い様に見える… が、実はキャタピラと後頭部のハッチの装甲が薄い。
その為、相手に背中に取られた場合、甲板上を両腕で払う事がある。

名前の由来(推測):「Maulwurf」 ドイツ語で「モグラ」の意。
裏設定:ティーゼル専用のメカである為か、整備と掃除は彼が担当する。
ハッチを攻撃されると、時折頭を抱えてイライラする様な動作を見せた後、
機体側面を自分で叩いて大ダメージを受け、自滅してしまう事がある。

火災が発生した時の為に「緊急消火装置」が備え付けられていたが、
整備不全かロックに破壊されたかで作動せず、最後には大爆発を起こした。

おまけ:気になるのは、一体どうやってカトルオックス島に輸送したのかと言う事。
フラッター号に迫る大きさだけに、ゲゼルシャフト号に納まる…とはとても考えられず、
一体何処に格納されていたのか、どうやって運ばれたのかは謎のままである。

もしかすると、“一度分解した後に組み立て直す”と言う方式を取っていたのだろうか?

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マガじん
まがじん:MAGAZINE

ヨーションカの街の雑貨屋で販売されているマンガ。
ただしあくまでも背景の一部なので、実際に購入する事は出来ない。

同じ街にあるマンションの管理人が読んでいるが、暇を持て余している様だ。
そこに住む人が購入したのか、雪だるまが前にある民家にも置かれている。

雑貨屋のものの表紙には「ロックマン4」に登場したカリンカが、
それ以外には「ロックマン」に登場したアイスマンが描かれている。
どちらも寒冷地に関係のあるキャラクターなのは偶然だろうか。

関連用語:STORE GeneraL

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マザー
まざー:MOTHER

ヘブンを管理する為に造られた人型のコンピューター。
セラとユーナの2人の事を指しており、2人はこの様に呼ばれる事がある。
マザーコンピューターとして造られた彼女達の略称でもある。

ユーナがオリジナルの端末ボディを壊してしまったその時から、
もう一人のマザーであったセラは、システム界唯一のマザーとなった。
その為、ユーナはマザーとして認識されなくなっている。

裏設定:マザーの端末は声を変化させる事が可能な様で、
ユーナの端末をセラが使っている時、彼女が声を発した場合、
セラの端末と全く同じ声色を発する事が出来る。

この機能はデコイの身体には備わっていないらしく、
マチルダの身体をユーナが端末の代わりとして借りている時は、
彼女の声色はマチルダ自身のものとなっている。

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マザー0
まざー0:MOTHER 0

「人類再生プログラム」というシステムを実行する為に、
マスターによって作られたコンピューター、セラを指す言葉。
同じマザーであるユーナは「マザー1」であり、
彼女達は古代人達の間で「マザー」と呼ばれている。

なお、「0」「1」という番号からの推測だが、
セラはユーナよりも先に作られたのではないだろうか。

名前の由来:セル(cero) スペイン語で「0」を意味する。

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マザー1
まざー1:MOTHER 1

「人類再生プログラム」というシステムを実行する為に、
マスターによって作られたコンピューター、ユーナを指す言葉。
同じマザーであるセラは「マザー0」であり、
彼女達は古代人達の間で「マザー」と呼ばれている。

なお、ロックマン・トリッガーを作ったのもマスターその人。
セラ、ユーナ、トリッガーは姉弟(兄妹)の関係にあると言える。

名前の由来:ウノ(uno) スペイン語で「1」を意味する。

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マザー2
まざー2:MOTHER 2

ロックマン・ジュノを倒した直後のデータの台詞中に登場する謎の存在。
記憶の再構成を施した際のユーナの台詞、ヘブンでデータが話してくれる情報と併せると、
マスターの遺伝子コードを何処かに隠したロックマン・トリッガーに対し、
メモリースキャンを行おうとした者… 恐らくはセラを指す言葉と考えられる。

しかし、「DASH」でジュノを倒した直後のデータの台詞には、
「マザーにメモリーをスキャンされない様に…」とあるが、
設定画の中にある人物相関表でセラは「マザー」と描かれている。
ロックのメモリーを狙っていたマザーとは、彼と敵対していたセラであると推測されるのだが、
それでは何故、データの台詞中とセラの番号とでは違いが生じているのだろうか?

推測出来る範囲では、以下の3つがその理由として考えられる。
・ マザー0、マザー1をひとまとめで「マザー2」と呼ぶ(つまり「2人」の意)
・ セラ、ユーナ以外に“第3のマザー”が存在する
・ 開発スタッフさんが、実は前作の設定をすっかり忘れていた

…他の2つは兎も角、もし2点目が現実のものだったとしたら?

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マザーコンピューター
まざーこんぴゅーたー:MOTHER COMPUTER

ヘブンを管理する為に造られた人型のコンピューター。
セラとユーナの2人の事を指しており、2人はマザーと呼ばれている。
その役割から、彼女達は古代人達の中でも特に地位が高いらしい。

彼女らの端末は自由に変更する事が可能らしく、
セラは通常の端末と、戦闘端末とを状況によって切り替え、
ユーナはマチルダの身体を端末の代わりとして使っている。

しかし、古代人達の中でも特に地位の高い彼女達でさえ、
イレギュラー化を防ぐ為か、端末にリミッターが組み込まれている。

後に、ロックとの戦いで戦闘端末を壊してしまったセラは、
修復された(?)ユーナの端末に最低限の機能を移している。
ちなみに、ユーナに戦闘端末があるのかは不明である。

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マスター
ますたー:MASTER

オリジナルの人間として最後まで生き残った、“人間”の最後の生き残り。
3000年の間ヘブンで暮らしていたが、DASHの舞台となる時代では既に死んでいる。
非常に長い髪を持ち、美麗で整った顔立ちをしているが、女性ではなく男性である。
本物の人間を復活させる「人類再生プログラム」を作った張本人。

ヘブンやシステムを管理する者として、セラ、ユーナ、トリッガーを作り出し、
地球上に住むデコイ達に手を加え、オリジナルの人間に近い存在に作り変えた人物。
他にも、現在のシステムよりも前に動いていた古いシステムを閉鎖していたなど、
彼が行っていた事柄は多岐に渡っており、この世界の創造主と言っても過言ではない。
ロックマン・トリッガーを愛し、寂しさを紛らわせる為、自分の側に彼をよく置いていた。

彼がどの様な経緯でヘブンで暮らし始め、残された唯一の人間となったのかは不明だが、
古い世界を再生させる「人類再生計画(人類再生プログラム)」の準備を進めていたらしい。
一方で、ヘブンではとうに失われた過去の記憶… デコイ達の生活に魅力を感じており、
デコイ達を全て処分してまで、古い世界を再生させる必要があるのかと疑問に思っていた。

トリッガーに地球に連れて行ってくれないか、と話していた事もあり、
そのせいで2人は、セラからよく“おこごと”(要するにお説教)を貰っていた。
しかしトリッガーは、シャトルポッドを使って彼を地球に連れて行ってしまい、
結果、既にヘブンを離れては生きて行けなくなっていた彼の身体は崩壊してしまう。

長年憧れた地球に来た事で「人類再生プログラム」を放棄する決心をした彼は、
それを持つ者に誰も逆らう事が出来なくなるという“おまもりみたいなもの”をトリッガーに渡し、
ヘブンに帰り、ライブラリの全データを消してくれとシステムの破壊を託して死んでしまった。

声優:子安 武人
名前の由来(推測):マスター(master) 主人

裏設定:人とレプリロイドが幸せに暮らせる楽園「ヘブン」を目指した、
ロックマンXシリーズの主人公「ロックマンX」とは全くの別人である。

DASHまわり掲示板の過去ログLogged tree under 30554(閲覧不可)にて、
ロックマンDASHシリーズの開発スタッフさんにより「別人です」と明言されている。
人間である彼と、レプリロイドであるエックスが同一人物である可能性は全く無い。

“「人類再生プログラム」を作った張本人”という設定はゲーム中、攻略本では見られない、
集英社「Vジャンプ」2000年9月号P.127(2000年7月21日頃発売)でのみ明かされた設定。

また、トリッガーを愛していた… というのは“自らの子”として愛していたという意味で、
同性愛主義者だったというわけではない(=同性愛主義を持たない男性=女性ではない)。
DASHまわり掲示板の過去ログLogged tree under 31064(閲覧不可)にて、
寄せられた疑惑の声に対し、開発スタッフさんが「考えすぎですよ」と否定されている。

美形なので見た目からは女性にも思えるが、彼が男性であるという事は、
DASHまわりの秘密のギャラリー掲載の説明からも窺い知る事が出来る。

おまけ:集英社「ロックマンDASH2 ファイナルディグアウターズファイル」P.151収録の、
古代人の設定を記した人物相関図の中では、何故か関西弁を喋っている。何でやねん。

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マスターキー
ますたーきー:MASTER KEY

メインゲート及び、カトルオックス島におけるロックマン・ジュノの役割。
この事が一体何を意味しているのかは不明だが、彼自身が健在である限り、
にじ色のディフレクターの回収も、エデンの召喚を止める事も不可能。
ちなみにメインゲートは、彼の意識の影響下にあるらしい。

ロックはエデンの召喚を止めさせる為に、
ジュノと戦い、そして彼を破壊する事に成功した。
その後ロックがこれになったのかは不明である。

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マダム
まだむ:MADAME

「ロックマンDASH」で台詞のみ登場する、ベンスリーの母親。
お金持ちらしく、家政婦を従えており、彼女からは「奥様」と呼ばれている。
流暢で上品な言葉遣いを用いている。本名とその容姿は不明である。

ベンスリーの家はセントラルタウンに建てられており、
しかも市街地エリアに立っている様な、高級住宅と比べると家の規模も小さい。
その為、“ベンスリーの家はお金持ち”と言う印象は見受けられず、
ベンスリー自身も家柄を気にする事無く、ジム達と遊ぶ事が出来るのだろう。

とは言うものの、ベンスリーに対する彼女の教育っぷりは厳しいらしく、
ベンスリーは時折「図書館に行く」などと嘘を吐き、ジム達の所へ行く事がある。
彼がスリッパを履いているのもそれに関係しているのだろうか?

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マチルダ・キャスケット
まちるだ・きゃすけっと:MATILDA-CASKET

伝説のディグアウターであるバレルの一人娘。ロールの母親で、ただいまの肉体年齢31才。
「生きる伝説」とまで呼ばれた父を見て育った、「大いなる遺産」を目指す女性ディグアウター。
幼い頃のロールと撮った写真では髪が長かったが、現在は髪が短い。

10年前、「大いなる遺産」が眠ると噂されている禁断の地に向かい、
夫のバーナー・キャスケットと共に行方不明になってしまった… が、
後にユーナに身体を借りられた状態で、サルファーボトム号の記者会見場にその姿を現した。
(行方不明になった当時の年齢は21才。この時、娘のロールは4〜5歳である)

酷い怪我を負い、禁断の地で死にかけていたところをユーナが発見し、
彼女に端末のパーツを使って彼女の怪我を治療して貰い、一命を取り留めていた。
しかし、その引き換えに今度はユーナの身体の方が動かなくなってしまい、
壊れてしまった端末の代わりとして、彼女は自分の身体をユーナに貸す事になった。

声優:川村 万梨阿
名前の由来(推測):「機動戦士ガンダム」に登場する「マチルダ・アジャン」

裏設定:“肉体年齢31才”という設定は、「ロールママンレポーター変装時」と言う設定画に記載。
ユーナの端末のパーツを身体に組み込まれているせいか、未知の力で年をあまりくわないらしい。
集英社「ファイナルディグアウターズファイル」のカバー内側の表紙に掲載されている。

禁断の地に古いドロップシップが放置されていた事を考えると、
どうやらマチルダは、バーナーが造ったドロップシップで禁断の地に降下したと思われる。
何らかの理由でドロップシップの回収が不可能になり、マチルダはそのまま禁断の地に置き去りに、
バーナーは何とか彼女を助けようとして事故に遭い、記憶を失ってしまったのだろうか…

10年を経て奇跡的に生還したマチルダと、恐らく彼女が生きている事を知らずにいるバーナー。
果たして今後、ロールの両親である2人が、揃ってロールと再会する日は訪れるのだろうか?

おまけ:集英社から発売された設定資料集の中で、かなり不可解な点が存在する。

「バレルを見て育った息子もディグアウターになった」
(キャスケット一家・家計図より抜粋)と言う記述が示す通り、
「DASH」の時点では“バーナーがバレルの息子”という設定がなされていたはずが、
「DASH2」では“マチルダがバレルの一人娘”という全く逆の設定がなされている。

これは、この本を発売した集英社が設定を間違えてしまっていた(勝手に設定を造っていた?)、
あるいはスタッフさんが、この設定を忘れてた為に生じた矛盾では無いかと考えられる。

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マチルダの手紙
まちるだのてがみ:MATILDA's letter

「・・・お父さんへ、
  マチルダ・キャスケットより

かつて、お父さんたちが
ディグアウトにしっぱいした
あの禁断の地へ

私も行ってみることにします

昔から、おとぎ話のように
あの地の話を
聞かせてくれましたよね

あらしと雪にとざされた地

リーバードに守られた、
空に浮かぶ謎のひし形

お父さんが、いしきをなくす前に
見たという謎の少女

それらのことを思うと、
いてもたってもいられなくなるのです

夫のバーナーが、あの島に
おりるための船を造ってくれました
明日、計画をじっこうするつもりです

むすめのロールは、おとなりさんに
あずかってもらってます

・・・・・・

そんな事は、ないと思うけど
もしものときはロールのことを
よろしくお願いします

ではでは、お父さん、さようなら
みやげ話、楽しみにしててください」

バレルの部屋の引き出しの中に仕舞われていた「古い手紙」。
10年前、マチルダとバーナーが禁断の地へと向かう前日、
マチルダが父親のバレルに宛てて書いたものである。
「DASH2」では、この中でしかマチルダ本人の台詞は登場しない。
(後は全て、マチルダの身体を借りたユーナの台詞である)

バレルが禁断の地に行ったのは30年前、その当時娘のマチルダは1歳。
「昔から」とはバレルが禁断の地から帰って来てからの話であり、
その話を聞いて、幼い頃のマチルダは夢を膨らませていたのだろうか。

「島におりるための船」とはドロップシップの事だと推測される。
10年前、この船を使ってマチルダ達は禁断の地への突入を試み、
そして悲劇に巻き込まれる事となった。この事件をきっかけに、
当時4〜5歳だったロールは両親を探すべく、大いなる遺産を追い求める様になる。

ちなみに、この手紙で語られている「おとなりさん」の詳細は不明。
しかも現在、ロール達はフラッター号の中で生活しており、
空中を飛行する飛行船に隣の家があるわけがない。つまりロール達は、
最低でも10年前までは飛行船ではなく、家に住んでいたと考えられる。

この手紙が書かれていた時点で、既にロックは発見されていた筈だが、
手紙の中では、彼の事に関しては全く語られてはいない。
しかも手紙と言うのは遠くの相手に送るものである、と言う点を考えると…
バレルとマチルダ達は当時別居していて、ロックはバレルの家で暮らして居たのだろうか?
そう考えれば、両親が行方不明となったロールを祖父であるバレルが引き取り、
一緒に暮らす様になったのではないかと考えられるので、辻褄が合うのだが…?

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マトリクス砲台
まとりくすほうだい:MATRIX BATTERY

「DASH2」体験版、及び「DASH2」に登場する、
ボーン一家の持つ砲台の中でも、最大級の破壊力を誇る恐怖の大砲。
体験版のポクテの村と、サウル・カダ島のキモトマの街に配備されていた。

他のボーンメカと比べてその射程範囲は凄まじく、
目標との間が小高い山に隔てられていても爆撃を行う事が出来る。
着弾点に正確な射撃を行う事が出来る、非常に危険なメカだが、
弾を続けて撃てないと言う弱点も持つ。つまり接近戦に弱い。

地面に取り付けられた三脚に本体が取り付けられており、
それを軸として、ゆっくりと回転して方向転換を行う。
本体の左側面に手摺・通路・ドア・ハシゴが取り付けられており、
そこから、操縦するコブンが出入り出来る様だ。

名前の由来(推測):マトリクス(matrix)+砲台
数字や文字を正方形、または長方形に配列したもの。マトリックスとも読む。
ドイツのハイゼンベルクの考案した、全ての物理量をこれで表す力学は、
「マトリクス力学」と呼ばれている。

また、石基(せっき)と言う斑状の火成岩もマトリクスと呼ばれる。
大粒の班晶の間を埋めるガラス質、または微細な結晶から成る部分の事。

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ママさん
ままさん:mama

ヨーションカの街のバーを経営するマリアのこと。
「ママ」には“バーの女主人”という意味があり、
カウンターに居るおじいさんは彼女の事をこう呼んでいる。

記憶喪失の男・ジョーを愛するのが辛い余りか、
彼女は自分でお店の酒を飲んで酔っている。

客なのにお酒をなかなか飲ませて貰えないおじいさんは、
カウンターの椅子に座ってやきもきしている様だ。

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マリア
まりあ:MARIA

ヨーションカの街のバー「Bar DRUNKEN」を経営するママ。
バーに居るおじいさんの話では、しらふに見えて酔っているらしい。
見知らぬよそ者に対しては口のきつい一人娘が居る。

10年前の冬の朝、街外れで謎の男ジョーを見付けて介抱し、
記憶を無くした彼の事を愛するようになる。…例え彼が、
以前の記憶を取り戻し、家族の元へ戻ってしまうかも知れないとしても。

空賊連合が街を襲撃した後、ジョーの療養の為に、
娘と3人で暖かい地方へと引っ越して行ってしまった。

名前の由来(推測):聖母マリア

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マリアの娘
まりあのむすめ:MARIA'S DAUGHTER

ヨーションカの街でバー「Bar DRUNKEN」を経営している、マリアの一人娘。
人見知りが激しく、見知らぬよそ者に対しての口は結構きついが、
街の郊外に居る狐を「コンちゃん」と名付けて可愛がっているなど、優しい一面も持つ。
ジョーを「パパ」と慕っており、彼に将来はマリアと一緒になって欲しいと考えている。
ピンク色のロングコートを着ており、耳当てを付けている。

最初はロック達に対してもきつい口調だったが、ジョーが助け出されて以後は、
彼らに感謝の念を抱いているからか、きつい口調では無くなっている。

彼女の本当の父親が生きているのか、既に亡くなっているのかは不明。
ジョーと母親のマリアと共に、暖かい地方へと引っ越して行ってしまった。

裏設定:彼女は現時点で名前らしきものが一切公開されていない。
その為“マリアの娘”としか紹介する事が出来ないのが残念である。

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マンボウ号
まんぼうごう:SUNFISH

「DASH」開発当初に使用されていたフラッター号の呼び名。
マンボウそっくりな見た目そのままで、そう呼んでいたらしい。
設定では、上下尾翼が開閉する(ハサミの刃の様に動く)案もあったらしい。

実際の設定では上尾翼が収納出来ると言う設定だが、
閉じると飛行スピードが大幅にアップしたのだろうか。

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マンムー
まんむー

禁断の地に棲息するマンモス型リーバード(ゾウ型とも言われる)。
ロックよりも一回り大きな身体と長い鼻を持ち、突進攻撃を得意とする。
突進時に身体を持ち上げ、「プオーッ!」と象の様に鳴くのが特徴。
これと同種のボスリーバード、ラシマンムーによって束ねられている。

禁断の地で現れるものは、雪で出来た小山の中に隠れており、
近付くと小山を破壊して攻撃を開始する。小山は全部で3つ、
倒さなければ付近にあるバリアが解除されず、先に進む事は出来ない。

バリアの先にある、狭い道の先から突進して来るものは倒すのは難しい。
次々と突進して来るので、横にある窪みでやり過ごさないと踏み潰されてしまう。
ラシマンムーを倒した後は他のリーバード達と同様、姿を現さなくなる。

後にカルバニア島のキトのダンジョンや、カリンカ大陸の遺跡でも登場。
カリンカ大陸の遺跡では、扉の鍵としての役割を持つ特別なものが出現した。
どれも、主に遺跡の通路の奥から突進して来るので注意して進みたい。

名前の由来(推測):ゾウ科の化石哺乳類「マンモス」

裏設定:カリンカ大陸の遺跡 地下4階に出現する無敵の3体は、
誘導して側にある3つの穴に落とすと、扉の鍵が開くという仕組みになっている。
落とすと落ちた穴が塞がれるが、何故かマンムーは塞がれた穴の中にも落ち、
マンムーを2匹同じ穴に落とすと、後に落ちた方が何故か爆発してしまう。
(爆発してしまった場合のみ、部屋を出直すと復活するとロールが教えてくれる)

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ミータン
みーたん

「DASH2」体験版と「DASH2」に登場する、
人形の様な、小柄で可愛らしい姿をしたリーバード。
普段は遺跡内を浮遊しているが、侵入者を発見すると活動を開始し、
目標に接近すると音を立てながら発光、突然大爆発を起こす。

致死量のダメージを与えても大爆発を起こす、
見た目とは裏腹に非常に危険なリーバードである。

彼らと戦う場合、遠距離からの狙撃攻撃を行うか、
もしくは自分からわざと接近し、自爆させると言う2つの方法がある。
自爆した場合はディフレクターのかけらを全く落とさないので、
非常時でもない限りは近付かない方が身の為、と言えるだろう。

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味噌
みそ:miso

穀物を発酵、熟成させて作られた発酵食品の一種。
蒸した大豆に、米、麦、大豆などの麹(こうじ)と塩を混合して作られる。
味噌汁や味噌ラーメンなど、様々な食べ物の材料として使われている。
麹の原料によって、米味噌、麦味噌、豆味噌などに分類される。

「DASH2」のポクテ村に現れるヤクト・クラベ改との戦闘中、
トロンはボイスチェンジャーを使ってロールの声色を真似、
「ロック、味噌を500グラム、大至急買って来て!」と喋る事がある。
この事から、DASHの世界にも味噌が存在している事が分かる。

勿論、この通信はトロンがロックを騙す為に喋っているもので、
ロール本人が言っているわけではない。通信に騙されずにトロンと戦おう。

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ミドス
みどす

ニーノ島の遺跡に眠る、2つ目の封印の鍵を守るクラゲ型のボスリーバード。
姿形からしてクラゲそのままで、水中を自在に動き回り、3体一組で襲い掛かって来る。
クラゲ型といっても、身体の表面を覆う傘の内側には人型の核が存在しており、
見た目は軟らかそうだが、水が全く無い場所でも自立して活動する事が出来る。

体当たりを得意としており、身体に触るとしびれてしまうとても厄介な相手。
頭頂から誘導性能のある電撃を大量にばら撒いて来るのでかなり手強いが、
フロアから水を抜かれると、その場から動けなくなってしまうという弱点を持つ。

フロアが水で満たされていると、身体を回転させてバスターを弾く事があり、
1匹になると電撃の速度が増し、更に移動しながら子クラゲを産み落とす。
水がある状態では活発に動き、各個体ごとの耐久力も高くなってしまうので、
慣れないうちはフロアから水を抜き、弱体化させてから戦う様にしたい。

2つ目の封印の鍵を入手する為に必要な「水の鍵1」を保有しており、
3体を全て倒し、鍵を入手しなければ先に進む事が出来ない。
キモトマのダンジョンでは「ディフレクターS」を守るボスリーバードとして登場。
こちらは水を抜く事が出来ない為、水中戦に慣れていないと苦戦を強いられる。

また、ヘブンではセラを守護するリーバードとして登場する。
水は無いが重力が重くなり、移動し辛くなるので注意しよう。

名前の由来(推測):「medusa」 クラゲ(「jellyfish」とも表記する)
裏設定:フロアが水で満たされている場合、身体を覆う傘が半透明になる。
ニーノ島の遺跡で遭遇した時のデモは、水の有無で内容が異なっているので、
そこまで辿り着くのも、遺跡を探索するのも大変だが、両方見ておきたい。

おまけ:フロアから水を抜けば楽に戦う事が出来るが、先に進むには、
コンパネを操作してフロアを水で満たす(ジャンプ力を高くする)必要がある。
楽に戦えば来た道を戻り、先に進む事を優先すれば難敵と戦う事になる。

なお、PC版「DASH2」ではフロアが水で満たされている状態でミドスと戦うと、
ミドスが部屋の端で回転し続け、バスターでダメージを与えられなくなってしまう事が多い。
回転を無視してダメージを与えられる、ドリルアームなどの特殊武器を装備して挑みたい。

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緑色でピョンピョンはねる生き物
みどりいろでぴょんぴょんはねるいきもの

マンダ島の遺跡などに棲息する蛙型リーバード「フロンゲル」を指す言葉。
マンダ島のポクテ村には、このリーバードにまつわる伝説があるらしく、
遺跡の入口がある建物の中に、これを祀ったかの様な像を見る事が出来る。
ポクテ村の子供が、フロンゲルの事をそう呼んでいる。

おまけ:開発スタッフさん曰く「おまえだー。」との事。ところで、
DASHの世界には昆虫の「飛蝗」(バッタ)は居ないのだろうか?

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ミポちゃんの等身大フィギュア
みぽちゃんのとうしんだいふぃぎゅあ

カトルオックス島セントラルタウンに住むおじさんが所有している、
「ミポちゃん」と言うキャラクターの等身大サイズのフィギュア。
等身大と言う事から、かなり大きなフィギュアであるらしい。

島に空賊が近付いて来ていた際、避難する為に、
おじさんは息子にこれを置いて行けと諭(さと)されていたが、
余程大事だったらしく「これだけは手放すもんか〜!」と、
わがままを言って息子を困らせていた。

彼はその後息子と避難していた。
このフィギュアも無事だったらしい?

裏設定:これについて知る事が出来るタイミングは非常に限られており、
マオルヴォルフを倒してA級ディグアウト免許を取得するまでの間に、
セントラルタウン東側のとある民家の扉を調べると聞く事が出来る。

初めて市庁舎に行き、アメリアと話すまでにも語られるが、
その民家が市街地戦で破壊されると聞く事が出来なくなるので、
ブルムベア、及びフェルディナント戦の結果が重要となって来る。

民家が破壊されると聞けなくなる、と言う事は… 合掌。

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ミミック
みみっく:Mimic

宝箱に擬態した、宝箱と全く同じ外見を持つリーバード。
一口に「ミミック」と言っても、遺跡によって様々なタイプが存在しており、
「DASH2」の各地の遺跡に、下記の5つのタイプが登場する。

・ 近付くと走り出すタイプ
・ 開けると走り出すタイプ
・ 開けると爆弾を吐き出すタイプ
・ 開けると近くにいるミミックも連動して開き、一緒に爆弾を吐くタイプ
・ 開けると噛み付き、ディフレクターを吐いた後、更に爆弾を吐くタイプ

また、トラップボックスも「ミミック」と称する事がある。

フタが閉まっている時は一切攻撃を受け付けないが、
フタが開いている時、つまり攻撃態勢時にダメージを与える事が出来る。
宝箱とは違い、ダメージを与えれば倒す事が出来るリーバードなので、
ディフレクターのかけらや、エネルギーキューブを入手する事が出来る。

ちなみに、サードアーマーSPを装備した状態で、
カリンカ大陸の遺跡に棲息する近付くと走り出すタイプに体当たりをされると、
ダメージを受けて進行方向を左に変更し、壁の中に潜り込む事がある。

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むすめさん
むすめさん:a girl

ロールの呼び方のひとつ。ジョーが一度だけ使用した。
この呼び方はヨーションカの廃坑からジョーを助け出した後、
ヨーションカの街に戻って来た時にだけ聞く事が出来る。

この名を呼んだ時は、彼は記憶を失っていたが…
自分の娘を、まるで他人の様に呼ばなければならなかった、
バーナーの心中はいかなるものだったのだろうか。

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メーベル バーゲン
めーべる ばーげん

ボーンメカ「メーベルヴァーゲン」の誤記
これは講談社「完全攻略ガイド」以外の攻略本に多く記載されているが、
名前の間に「 」(空白)が入っている事、
「ヴァ」と書かなかった事には何か意味があるのだろうか?

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メーベルヴァーゲン
めーべるう゛ぁーげん:Maiberu Haagen

全高/3.82m 全幅/4.34m 最大時速/90q/h

建物を壊したり、地面を掘り返して何でも壊す汎用土木作業マシン。
ティーゼル専用のボーンメカ「マオルヴォルフ」の量産型で、市庁舎攻防戦で登場した。
装甲はとても頑丈だが、移動スピードが遅いのでホルニッセに運ばれる事が多い。
設定資料集にはパイロットはコブンとあるが、実際はコブンは搭乗していない。

戦闘用に造られたメカではない為、特に武装はされていないが、
頑丈なボディを活かした体当たりや、ショベルの腕を振り回して攻撃を行う。
赤い機体は市庁舎を、黄色の機体は手当たり次第に建物を攻撃する。
普段は遅いが、体当たりの時だけは(短い距離ではあるが)高速で移動する。

名前の由来(推測):第2次大戦時のドイツ軍戦車「IV号対空自走砲メーベルヴァーゲン」
裏設定:破壊されると同時にディフレクターのかけらを撒き散らす事から、
動力にはホロン機関が採用されているものと推測される。

おまけ:書籍によっては「メーベルバーゲン」や「メーベル バーゲン」とも記載されているが、
この2つの書き方はどちらも誤記であり、「メーベルヴァーゲン」と表記するのが正しい。
名前が描かれた公式イラストが存在する事から、そうであると断言出来る。

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メーベルバーゲン
めーべるばーげん

ボーンメカ「メーベルヴァーゲン」の誤記
これは講談社「完全攻略ガイド」以外の攻略本に多く記載されているが、
「ヴァ」と書かなかったのには何か意味があるのだろうか?

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メインダイバー
めいんだいばー:MAIN DIVER

実際に古代遺跡に入って作業を行うディグアウター。
2人以上のグループを組んで遺跡を発掘する者の事をそう呼び、
オペレーターは彼らを、主に遺跡の外からサポートしている。
ロックマンDASHの主人公、ロックもこの一人である。

彼らの仕事はオペレーターに比べ非常に危険で、
リーバードを相手に戦ったり、トラップを掻い潜ったりと、
一歩間違えば死に至る作業を常に行わなければならない。

オペレーターが彼らをいかに上手くサポートするか、
ディグアウトの際には相互の信頼関係が重要視される。

名前の由来(推測):
メイン(main:主要、主)+ダイバー(diver:潜水をする人、潜水夫)

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メガアーマー
めがあーまー:MEGA ARMOR

1996年〜1997年頃にバンダイから発売されていたロックマンシリーズのプラモデル。
シリーズ第1弾は「ロックマンX3」に合わせて登場した「ロックマンX」と「イレギュラーハンターゼロ」。当時価格:各980円(税別)
「ロックマンXメガミッション3」「ロックマン8 メタルヒーローズ」「ロックマンX4」に合わせてシリーズが続々展開し、
「ロックマンX4」ではアルティメットアーマーが付属する限定版も登場。日本では実に20種類を超えるラインナップが発売された。

全身フル可動・フル彩色(一部シール使用)、接着剤なしで簡単に組み立てられるスナップフィットモデルを採用しており、
メインフレームと呼ばれる素体にアーマーを装着、パーツを自由に組み替えてオリジナルレプリロイドを作れる事が最大の特徴。
講談社「コミックボンボン」誌上では“Dr.イノップラー”による改造コンテストも開催され、当時の子供達から高い人気を獲得した。

日本では「ロックマン&フォルテ」フーセンガムのプレゼント賞品を最後にシリーズ展開を終了したが、
その後2000年〜2003年頃にかけて、海外で新規造形の「ロックマンX5」「ロックマンX6」「ロックマンDASH2」シリーズが登場。
過去のメガアーマーも再販されて話題になったが、残念ながら日本では未発売。メガアーマー人気をより一層高める一因となった。

バリエーションの豊かさ、造形レベルの高さもあって、数あるロックマンフィギュアの中でも特に人気が高く、
発売から十年以上を経た現在、現存するものはコレクターズショップ、オークションサイトなどで高値で取引されている。
特に、限定版や抽選プレゼント品、海外版メガアーマーの中には一体数万円で取引されるものも存在。
一部ロックマンマニアの間で異常とも言える人気を誇り、その後のロックマンフィギュアにも大きな影響を与えている。

2001年頃に登場したメガアーマー「ROCKMAN DASH2」シリーズは、
「ROCK BUSTER」「HYPER SHELL」「BUSTER CANNON」「DRILL ARM」の全4種類(いずれも日本未発売)。
全身フル可動・フル彩色と、過去シリーズのノウハウが活かされており、特殊武器を付け替えて楽しめるといった点での評価は高いが、
ノーマルアームの肘間接をほとんど動かせない事が欠点。その瞳はあまりにも凛々しく、一部ファンの間で奇妙な人気があるらしい。

裏話:当時のパンフレットに書かれていた煽り文から引用して、
現在もメガアーマーを集めているロックマンファンの事を、敬意を込めて「レプリロイドDr.(ドクター)」と呼ぶ。

国内外で様々なラインナップが販売されたメガアーマーだが、
パッケージのバリエーションを詳しく知るレプリロイドDr.は少なく、その全貌が明らかになったのは2008年〜2010年頃とごく最近の事。
レプリロイドDr.勇士による、巨額を投じた大規模な調査・収集活動により、実在すら疑われたレア・メガアーマーが多数発見された。

人気が高まる一方で、メガアーマーには無許可で作られた粗悪なコピー品や偽者、海賊版が多く作られており、
近年では本物のメガアーマーと見分けが付き難い「SUPERMOR(スーパーマー)」が登場、レプリロイドDr.達の頭を悩ませている。
本物と互換性があり、コンテスト賞品の「ロックマンX ゴールドメッキVer.」の偽者まであるという非常に厄介な代物で、
日本でも実際に、オークションサイトでレア・メガアーマーだと偽って出品され、落札者が大金を騙し取られるという事件が発生している。
メガアーマーとスーパーマーとの違いはパッケージを見れば一目瞭然なので、スーパーマーに騙されない様に十分注意しよう。

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女神の伝説
めがみのでんせつ:The goddess legend

〜ふたりで、ひとりの女神

ひとりは空に
ひとりは大地に

大地の女神は鍵を守り
空の女神は、血の記録の番人

空の女神がうたうと
すべてが終わり
すべてがはじまる……

カリンカ大陸のヨーションカの街に伝わる女神の伝説。
女神像の側に居る、詩の朗読が上手い人が聞かせてくれる。
街にはこれに縁のある像や、肖像画が数多く存在する。

この伝説は街で「女神神話」とも呼ばれており、
禁断の地には天の女神が眠っているという伝説も伝えられている。
更に、この街にある教会の神父は次の様な伝説をも語る。

むかし……
世界は二人の女神により守られていた

一人は地上で、鍵を守り、
もう一人は、天で書庫の扉を守っていた……

ある時、天の女神が地の女神に鍵を
かりに来た時、地の女神とケンカになり……

天の女神は、あの禁断の地に
封じ込まれた……

禁断の地に向かう以前、ミュラーは仲間とこの伝説の事を調べていたそうで、
それを元に彼は、禁断の地に女神が眠っているのではないかという説を立てていた。
当時、神父から色々な伝説を話されていた彼は、この伝説にある鍵が、
大いなる遺産と何か関係があるのではないかと考え、禁断の地に向かった。

裏設定:推測だが、この伝説にある“二人の女神”とは、
マザーであるセラとユーナの2人を指しているものと思われる。
(天の女神はセラ、大地または地の女神はユーナ)

“書庫”はヘブンのライブラリを、“血の記録”は遺伝子コードを、
“空の女神がうたう”は初期化か人類再生プログラムを表す…と考えると、
この伝説は古代の出来事を記憶したものであるという可能性が出て来る。

しかし、セラが封印されたのはトリッガーと相打ちになった事が理由で、
ユーナとは敵対関係にあらず、協力関係にあった点が大きく異なっている。
更に、伝説中にトリッガーらしき人物が全く登場していない事や、
そしてこの伝説を伝えたのが一体誰なのかなど、不明確な点が多い。

果たして、この伝説を伝えた人物は、
後世に何を物語ろうとしたのだろうか…?

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メディカル関係施設
めでぃかる かんけい しせつ

ヘブンのディフェンスエリア地下1階の、
脆い足場の下にあるコンパネから引き出せる情報…
「メディカル・ラボ管理システム」に記載されている、
ゲーム中では入る事の出来ないヘブンの施設。

情報中に「メディカル関係施設」とある事から、
メディカル・ラボはこれに属する施設で、
ラボ以外にも関係する施設があると考えられる。しかし、
マザー以外のアクセスは一切受け付け不可となっており、
ヘブンの何処にあるのかなど、その詳細は不明である。

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メディカル・ラボ
めでぃかる・らぼ:Medical Lab

ヘブンのどこかにあるメディカル関係施設のひとつ。
コンパネから引き出せる情報「メディカル・ラボ管理システム」にその名が登場しているが、
「DASH2」ゲーム中に該当するエリアは存在せず、入る事もできない。

マザー以外のアクセスは一切受け付け不可となっており、
ヘブンのどこにあるのかなど、その詳細は不明。

名前の由来(推測):
メディカル(medical) 医学の
ラボ(labo) 研究所、製造所を意味する「ラボラトリー」のこと

そこから考えると、医療研究所… 病院の様な施設なのだろうか?

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メディカル・ラボ管理システム
めでぃかる・らぼ かんりしすてむ:Medical Lab Control System

メディカル・ラボ管理システム

メディカル関係施設は、
人類再生プログラム発動にそなえ
現在調整中……

マザー以外のアクセスは
一切受け付け不可

メンテナンス必要時は、
マザーの許可を受けること

システムの一環。ヘブンのディフェンスエリア地下1階のマップ中央、
サイドエリアに続くエレベーター付近の崩れる床の下にあるコンパネから引き出せる情報。
ゲーム中では入れないヘブンのメディカル関係施設、「メディカル・ラボ」について書かれている。

関連用語:Medical Lab Control System

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メモリー
めもりー:memory

古代人の記憶を指す言葉。
呼び名は異なるがバックアップデータと同じもので、
メモリーバックアップにより保存する事が出来る。

マスターの遺伝子コードの在り処がセラに知られない様、
トリッガーは彼女と戦う以前に、重要なメモリーをデータに移している。
それが原因で、セラはマスターの遺伝子コードを回収する事が出来ず、
ロックはトリッガーとしての記憶を(一部だが)取り戻す事が出来た。

なお、一度メモリーを消去されたとしても、
何らかの方法で復元する事が出来るらしい…?

名前の由来:メモリー(memory) 記憶

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メモリースキャン
めもりーすきゃん:Memory scan

古代人のみが扱う事を可能とする、失われた技術のうちのひとつ。
データとユーナの口から語られたが、具体的にどの様なものなのかは不明。
システムを管理しているマザー、セラがこれを使用出来ると思われる。

その名前と、データの「外部記憶装置」と言う役割から考えて…
これは恐らく“対象者の記憶を検査すること”と推測される。
どうやらこれを行われると、相手に記憶が読み取られてしまうらしい。

マスターの遺伝子コードを隠したロックマン・トリッガーは、
これを行われてマスターの遺伝子コードの在り処をセラに知られない様にする為、
データを造り、データのメモリー内に自らの重要なメモリーを移していた。

名前の由来(推測):
メモリー(memory) 記憶
スキャン(scan) 〜を詳しく調べる、綿密な検査

裏設定:「DASH」でジュノを倒した直後のデータの台詞には、
「マザーにメモリーをスキャンされない様に…」とあるが、
設定画の中にある人物相関表でセラは「マザー」と描かれている。
果たして、この矛盾は一体何を意味しているのだろうか…?

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メモリーバックアップ
めもりーばっくあっぷ:memory backup

対象となる者の記憶(メモリー)を保存し、管理すること。
古代人のみが扱う事を可能とする、失われた技術のうちのひとつ。
バックアップされた記憶は「バックアップデータ」とも呼ばれる。

これを行うと、例え身体を失ってしまったとしても、
別の身体に記憶を移す事で、何度でも復活する事が可能となる。
応用すれば“同じ記憶を持つ別人”を造る事すら出来るだろう。

ロックマン・ジュノは死の間際にこれをエデンに申請し、
エデンに自らのメモリーを保存させ、遥か未来で再び復活しようとした。
が、データがトリッガーの権限を用いて発した割り込み命令により、
彼はイレギュラー化の嫌疑をかけられ、バックアップデータを消去された。

これを消去された事により、死んだと思われていたジュノであったが…?

名前の由来:
メモリー(memory) 記憶
バックアップ(backup) 万一に備えてデータを保存しておくこと

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免責特権
めんせきとっけん:immunity

カトルオックス島のマスターキーであるロックマン・ジュノが、
自らの持つ特別な権利の下に、責任を問われるのを免れること。

彼は自らのキャリアに傷が付かない様にと、この特権を行使し、
自分よりも地位の高いロックマン・トリッガーを排除しようとした。
しかしモデルタイプの差か、彼はロックを倒す事は出来なかった。

この行動でイレギュラー化の嫌疑をかけられた彼は、
エデンによってバックアップデータを消去されている。

名前の由来:免責特権(immunity) 責任を免ぜられる特別な権利

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モーム
もーむ

シャラクンの遺跡でディグアウトをしている、気性が激しいおばちゃんディグアウター。
自身のディグアウトにプライドを持っており、ディグアウトによって家族を養っている。
おっかない性格をしており、口調も厳しいが、悪い人ではない。

ツルハシで所々を掘削しているが、トラップに詰まってイライラしている事も…
しかし、彼女は見た目は厳しそう(と言うより怖そう)でも根は優しく、
岩石トラップを解除したコブン達を「なかなかやるねぇ」と誉めてくれたりもする。

名前の由来(推測):牛の鳴き声を表す擬音「モー」

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モッサ
もっさ

サウル・カダ島のキモトマの街にある、ご本尊様の前に居る老人のお坊さん。
後ろにある仏像と同じ、握り拳の親指を突き出した、変わった形で手を組んでいる。
ブリッツクリークとの戦闘で仏像を壊してしまった場合、
彼に話しかける事で、仏像の修復費を寄付する事が出来る。

その昔、彼は「ぶっこわしのモッサ」と言う名の通っていたレーサーであり、
当時はぶいぶい言わせて、彼方此方のレース場を走り回っていたらしい。
仏像が元の場所に戻された後、彼と話すとレースゲームのコースに案内して貰える。

現在は、何らかの理由により現役を退いているらしい。
全3種のサーキットのコースレコード保持者でもある。

名前の由来(推測):猛者(もさ) 優れ者

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モデルタイプ
もでるたいぷ:MODEL TYPE

ロックマン・ジュノが待ち構える部屋の前でロックを待っている、
データの口から語られた「ロックマン」の身体のタイプ(型)に関する言葉。
粛清官と市せい官に深い関わりのある言葉と考えられている。

ロックとジュノとを比較すると、ロックの方が戦闘力は上で、
ジュノは戦闘に向いていないモデルタイプだとデータは語っている。
しかし、ジュノはカトルオックス島のマスターキーなだけに、
データにも予測出来なかった“もう一つの身体”を持っていた。

ロックとジュノ以外のモデルタイプが存在するのか、
今もなお現存しているのかは不明のままである。

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モニター
もにたー:monitor

オペレーターが使用する、ディグアウトサポート用の装置の一種。
遺跡内の構造をトレースし、ロックの現在位置や、
センサー(レーダー)が捉えたリーバードの反応を正確に投影・表示する。
フラッター号と、恐らくロック・サポートカーと潜水ボートにも装備されている。

具体的にどの様な機器なのかは不明だが、これ無くして、
ロックはディグアウトを行えないと言っても過言では無いだろう。

裏設定:この機器の名は、ジュウイン湖のサブゲート内の通信などで登場。
設定資料集に掲載された設定画によると、フラッター号のコックピットの窓は、
必要に応じてモニターになるという設定になっている。

名前の由来(推測):モニター(monitor)
放送・録音などの状態を監視する装置。TVなどの画面の事も指す。

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