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ロックマンDASH大全集(総登録数:633用語)
   解説書 フレーム版 ノンフレーム版
最終更新日:2012/05/08
管理人:CAPコブン

 ら 

ライトロック
らいとろっく:LIGHT ROCK

街の人からの好感度が上がると、ロックの身体は光に包まれて行き、
アーマーの色が鮮やかな色へと変化する。その状態のロックが「ライトロック」である。
好感度が16384〜16400以上になると街の人から好かれる(「DASH2」)。

復興の為の寄付を行ったり、困っている人を助けるなどしてこの状態に変化すると、
街の人の対応が好意的なものへと変化し、2割引きでアイテムを購入出来る様になる。
「DASH2」では是非、この状態に変化出来る様に色々と頑張ってみよう。

集英社「ロックマンDASH2 ファイナルディグアウターズファイル」P.107記載の設定。
この逆の存在とも言える“悪いロック”は、公式には「ダークロック」と呼ばれる。

名前の由来:ライト(light) 光、軽いと言う意味も持つ+ロック
裏設定:闇の逆は光であるから、良いロックは「ライトロック」と呼ばれている。
その事から、ユーナは「ロックって軽いの?」と言うつもりだったらしい…

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ライフシールド
らいふしーるど:LIFE SHIELD

ロックの身体を衝撃から守っている特殊シールド。
通常、ロックのライフゲージはこのライフシールドによって守られており、
敵から受けた攻撃をシールドが吸収し、ダメージを軽減してくれる。

攻撃を受けると一時的にその機能を停止し、ライフゲージが赤くなってしまうが、
強力な攻撃を受けてシールドが破壊されない限りは、一定時間経過すると回復する。
破壊されてしまった場合は、データにエネルギーチャージを頼めば修理してくれる。
通常アイテム「リペアシールド」を持っていれば、自分で直す事も出来る。

なお、壊れてしまう条件には上記の“強力な攻撃を受ける”以外に、
“ライフシールドに守られたライフが0になる”と言うもうひとつの条件がある。
ロックのライフが0になると、ダウンと同時にシールドが破壊されてしまい、
ライフゲージが真っ赤になる(ゲージが真っ赤になるという点は「2」も同様)。

その状態でもう一度攻撃を受けてしまうと、ロックは2度と立ち上がらない。

裏話:これはシリーズ第一作「DASH」にのみ登場する標準装備。
「トロコブ」や「DASH2」以降はシールドシステム自体が廃止され、
これを修復するアイテム「リペアシールド」も登場しなくなった。
シールドシステムはややこしく、理解し難いと開発時に懸念されたのだろう。

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落石トラップ
らくせきとらっぷ:FALLING ROCK TRAP

シャラクンの遺跡で登場する、侵入者よけのトラップのひとつ。
天井から凄い勢いで岩石が落下しており、通路の行く手を阻んでいる。
岩石の強度は低いが、ぶつかるとタダでは済まないだろう。

これを解除するには、振り子トラップや炎トラップと同様、
トラップを解除する為のスイッチを押す必要がある…が、
肝心のスイッチは、落下する岩石に阻まれた通路の向こう側にある。
タイミングを見計らい、フェルケルを岩石の間へと滑り込ませよう。

名前の由来:岩石を落下させると言うその特徴から。

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ラシマンムー
らしまんむー

禁断の地の最深部で、ロックの前に立ちはだかった超巨大リーバード。
謎のひし形の真下に置かれていた、大きなディフレクターをロックが外した直後、
その真下の雪山の中から、轟音と雪煙を巻き上げて突如として出現した。

マンモス型リーバード「マンムー」と同種のリーバードだが、
その巨体は通常のマンムーの何倍もの大きさを誇る、マンムー達のボス。
普段の移動は非常に遅いが、それを補うだけの攻撃手段を持ち備えており、
鼻から氷の塊を連続で撃ち出したり、胴体から光球を発射して攻撃する。

この光球は非常に特殊なもので、発射後に軌道を変化させ、
ロックの居る位置を正確に狙って来ると言う危険なもの。
しかも連続で放って来るので、回避するのがとても難しい。

巨体に似合わない身軽さを持っており、
突然ジャンプして、着地と同時に巨大な衝撃波を放つ。
更に、体力が減って来ると全身が赤く発光を始め、
凶暴化し、猛烈な勢いで体当たりを行う事もある。

禁断の地の最後に立ちはだかったボスリーバード。
これに出会い、倒す事が出来たのはロックだけであった。

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ラッシュ
らっしゅ:RUSH

ロックマン エグゼ シリーズに登場する犬型のウイルス。
子犬の様な可愛らしい姿をしており、地面に空いた穴から上半身のみを出している。
どんな攻撃でも1ダメージしか与えられず、攻撃を当てる度に地中に隠れてしまう。

使用すると無敵状態になる「ユカシタ」というレアチップを落とすが、
出て来た瞬間に攻撃しないとエスケープを使って逃げてしまうという厄介な相手。
更に出現率が極端に低く、チップを収集する多くのネットバトラー達を苦戦させた。

「エグゼ2」などでは、より強力な「ホンキノラッシュ」というウイルスも登場。
「エグゼ3」以降はナビカスタマイザー用のプログラム「ラッシュサポート」使用時に登場、
その後はウイルスとしてではなく、ロックマンを援護するサポートキャラとして活躍した。

また、TVアニメ「ロックマン エグゼ」シリーズにも脇役として登場している。
「ロックマン エグゼ ストリーム」ではラッシュシンクロチップに変身出来る様になり、
それを桜井メイルがPETにスロットインし、ロールとのクロスフュージョンを成功させた。

声優(TVアニメ版):木村 亜希子さん
裏設定:ロックマン エグゼ シリーズに登場したラッシュは元々、
「DASH2」に登場する予定だったがボツになったキャラクター。

しかし、DASHシリーズとエグゼシリーズのデザインが近い為、
ボツになったデザインほぼそのままで登場する事になった… という秘密がある。
「ロックマン エグゼのひみつ オフィシャル設定イラストガイド」P.149で明かされた。

設定原画におけるラッシュは、人間でいうと25歳くらい、基本的にクールで男らしい性格。
男らしい頼もしい声をしており、ボルト抜きの達人で、柄と鞘の付いた刀型の巨大スパナを、
五右衛門(※)の様に振り回すだけで敵をバラバラにしてしまう… などの設定が存在した。

サルのデータと仲が悪く、自分の飴を勝手に食べられたデータが怒るイラストや、
両腕でスパナを構えた姿が描かれていた。二刀流になる可能性もあったらしい。
(※表記は異なるが、「ルパン三世」に登場する「石川五ェ門」を指していると思われる)

ちなみに、ラッシュの設定原画は2001年4月11日にエンターブレインから発売された、
「バトルネットワーク ロックマン エグゼ 公式ガイドブック」P.188にも収録されている。
しかし当時は、「DASH2」にラッシュが登場する予定があった事は明かされていなかった。

ロックマンシリーズにおける最初のラッシュは、「ロックマン3」で初登場した犬型のサポートロボット。
ラッシュコイル、ラッシュマリン、ラッシュジェットなど、様々な変形能力を持つロックマンの愛犬である。

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ラッセル
らっせる:Russell

少年の頃から幾つものダンジョンを攻略してきた、超ベテランのディグアウター。
経験豊富だが初心を忘れず、ディグじいさんに憧れと尊敬の念を抱いている。
シャラクンの遺跡で聖なる輝石を探しており、コブン達の事を“おチビちゃん”と呼ぶ。

「トロンにコブン」のMISSION3「お宝をディグアウト!」のLEVEL3に登場。
解れたマントを羽織り、「ズダぶくろ」を肩に引っ下げた渋い姿からは、長年の経験と貫禄を窺わせる。
アドバイスをくれたり、コブン達よりも先にトラップを解き始めるなどディグアウターとしての力量も確かだが、
身に付けているアーマーの為か体重が重く、遺跡にあるトラップのバーにはぶら下がる事ができない。

シタッパー達に捕まったペールを助けようとするダンツを影で見守り、
聖なる輝石を見事入手したコブン達に、ディグアウトに向いていると太鼓判を押した。

声優:小形 満(?) スタッフロールには「ディグアウター」としかクレジットされておらず、正確には不明
名前の由来(推測):ラッセル(russell) 登山で深雪の中を踏み固め、道を作りながら進むこと

裏設定:ロックマンDASHまわりのオフィシャルギャラリーその4に掲載されているイラストでは、
葉巻を吸っている姿が描かれており、煙の中からディグじいさんが現れている。
URL:http://www.capcom.co.jp/newproducts/consumer/dash/gallery/dash017.html

関連用語:ズダぶくろ

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ラファール
らふぁーる

「トロンにコブン」のオープニングボスとして登場する、グライドが操る高性能古代発掘メカ。
普段は巨大な鳥の様な姿をした移動用形態・バード形態に変形しており、猛スピードで飛行するが、
戦闘時には人型のロボット形態に変形する。伝説の空賊が愛用していたと言われる可変式飛空艇。

バード形態に変形している時は、口から射程範囲の広いパルス光線を放ち、
滑空して両肩のマシンガンで地上を掃射する。この形態はロボット形態よりも歩行速度が速く、
一定量ダメージを与えると「やったわね!」と走り出し、体当たり攻撃を仕掛けてくる事もある。
ロボット形態に変形している時は、両腕に内蔵している最終秘密兵器、
「アルティミットキャノン」に両腕を変形させ、グライドレーザーを3発連続で発射する。
発射までに少し時間がかかるが威力は絶大。巨大な岩山でも吹き飛ばしてしまう。

ナッカイの遺跡の入口前での戦いで、苦戦の末にティーゼルが倒したかと思われたが、
空中から「アルティミットグライドレイザー」を放ち、逆にグスタフを一撃で倒してしまった。
超一流のメカ操縦の腕で強引な取立てに励む、グライド最強最悪の変形殺戮メカ。

この機体はオープニングボスとしてナッカイの遺跡の入口前で初登場した後、
ロース一家の地下基地からの脱出とお宝の奪取を図る、ボーン一家の前に再び立ちはだかる。
地下基地での戦いでは基本的にロボット形態を維持し、右翼から放つグライドブレードでグスタフを斬り裂き、
ジャンプして着地と同時に衝撃波を放つ、命中精度の高いレーザーを発射するなど、多彩な技を使ってくる。

更に、残りライフが少ない時に指揮弾でコブンを跳び付かせるとバード形態へと変形し、
「アルティミットグライドレイザー」を広範囲に向けて連射する。先手を取られてしまうと苦戦は必至。
グライドが本気を出すだけあって、ロース軍のメカの中でも最強クラスの戦闘能力を発揮する。

トロンにコブンをもってしてもラファールを完全に破壊する事は出来ず、
グライドは隠された更なる変形、“究極変形アルティメットグライドチェンジ”を行おうとした。
…しかし、最後は突然現れたボンの攻撃で大爆発。究極変形は幻に終わったのだった。

裏設定:初期の設定では「グライドマシン」という仮称で呼ばれており、
当時は両腕に内蔵している武器の名前が「ルティット・キャノン」となっていたらしい。
集英社「お宝ガッポリガイド」の裏表紙から数えてP.24〜25で確認する事が出来る。
(「トロコブ」唯一の攻略本という事もあり、別ページで攻撃方法なども詳しく紹介されている)

また、“伝説の空賊が愛用していた”という設定は1999年4月21日に発売された、
集英社「Vジャンプ」1999年6月号P.81にのみ掲載されていた非常に珍しい設定。
究極変形を行うとどの様な姿になる筈だったのかは明かされていない。

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リーバード
りーばーど:LEE-BIRD

世界各地に点在する古代遺跡などに棲息する、謎の生命体の総合的な名称。
遺跡内に侵入する者に対し、無差別に攻撃を加えるとても危険な存在。
同種の個体でも、場所によって色や模様などに様々な違いがあるという特徴を持つが、
その詳しい生態はほとんど明らかにされておらず、その正体は謎に包まれている。

何の目的で、誰が造ったのかはもはや誰にも分からないが、
学者達が立てた「遺跡内の番人として古代の人々が造ったのだろう」と言う説が最も有力。
主にディフレクターをエネルギー源としている為、ロボットだと思われがちだが、
魚や蛙など、様々な生命体に酷似したタイプが各地で目撃されており、
更に多種族を捕食したり、子供を産み出したりするタイプも確認されている事から、
“半機械、半生命体の融合体”だと一般には考えられている。
その事から「機械生命体」とも呼ばれる事がある。

ディグアウターに倒された、または何らかの理由で機能停止した場合、
永い年月を経て身体が「クリスタルフォッシル」と言う結晶状の物質に変化する事がある。
カルバニア島のキトの村では、複数体積み上げられたホロッコの残骸が転がっていたり、
カトルオックス島のアップル商店街のジャンク屋では、ホロッコの剥製を見る事も出来る。

体長僅か数十cmのものから数十mを超えるものまで存在する程、
その種類はとても豊富で、現在確認されているものだけでも50種類を超える。
今後更なる冒険で、更なる新しいタイプのものが発見されて行くであろう。

裏設定:セラとユーナの忠実なるしもべ、ジジとガガもリーバード。
それ以外にも僅かではあるが、大人しいタイプのものも存在する。しかし、
彼らに対して少しでも攻撃を加えれば、勿論応戦して来るので要注意。

システム界もデコイ達も同様に、彼らの事を「リーバード」と呼んでいる。
おそらく、古代人達がデコイ達に与えた“言葉”と言うのは、
自らが使っていたそれとほぼ内容が同じだったと言う事なのだろう。

しかし、リーバードの名前はほとんどゲーム中では使われておらず…
例えば、最も一般的な「ホロッコ」でさえも「リーバード」と呼ばれている。
使われるのは「大型」や「小型」など身体の大きさについての言葉ばかりで、
“リーバードの名前は知られていない”と設定されていると考えられる。

おまけ:リーバードには何故か、「は」行で始まる名前のものが多い。

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リーバード サプライズド ユー
りーばーど さぷらいずど ゆー:LEE-BIRD Surprised You

サルファーボトム号 第1デッキの船室で見られる謎の落書き。
机の上に置かれている本を調べると、「リーバード サプライズド ユー」という落書きがある。
誰が書いたのか、これが何を表しているかは不明で、ロックも首を傾げてしまう。どういういみだろう?

名前の由来(推測):直訳すると“リーバードはあなたを驚かせた”。
英語版「ウィザードリィ」で敵に強襲された時に表示されるメッセージ「Monster surprised you」が由来と思われる。
ファミコン版「ポートピア連続殺人事件」の地下迷宮にある、「もんすたあ さぷらいずど ゆう」という落書きが有名。

関連用語:Kilroy was here.

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リーバードについて!?
りーばーどについて!?:About of REAVERBOTS!?

古代人に造られたと思われる
遺跡の番人
正体は、いまだもって不明だ

ディグアウターにとっては
天敵と言えるそんざいだろう

「バレルハカセの一口メモ」のうちの一つ。
リーバードに関しては詳しい事が明かされておらず、
その正体は今なお、謎に包まれている。

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リセット
りせっと:RESET

対象者の身体を、生まれた時と同じ状態へと戻す古代技術。
古代人のみが扱う事を可能とする、失われた技術のひとつ。

これを行うと、重傷を負った対象者の身体を元通りに出来るが、
対象者はその代償に赤ん坊の姿に戻ってしまい、更に記憶を失ってしまう。
しかし何らかの方法でメモリーを保存しておけば、
それを身体に戻す事で、記憶を取り戻す事が出来る。

ロックマン・トリッガーは地上での戦いでセラと相打ちになったが、
トリッガーの身体の方が負傷が激しく、彼の身体はぼろぼろになっていた。
ユーナが彼にリセットをかける以外に、彼が助かる方法は無かったのだ…

裏設定:遥か昔にリセットを施された現在のロックは、
ロックマン・トリッガーだった頃の記憶を全て失っている… 筈だが、
何故か古代人にしか読めない筈の古い文字を読む事が出来たり、
ジュノやエデンなどを初めて見た気がしていない。

彼の身体の中に、僅かにメモリーの断片が残っているのだろうか?

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リドの遺跡
りどのいせき

「DASH2 エピソード1」のミニゲーム「侵入!地下ダンジョン」の舞台となる場所。
このミニゲームでロックは、ボスを倒してお宝を手に入れるというミッションを達成する為、
一人でこの地下ダンジョンを探検する事になる。「DASH2」には登場しない古代遺跡。

複雑な構造ではないが、地下4階まであるそれなりに深いダンジョンで、
内部にはホロッコ、フィンゲリー、ゴルベッシュ、ミータンが多く棲息している。
最深部に待ち構えている巨大なボスリーバード「ジャイワン」を倒し、
ジャイワンが撒き散らしたディフレクターが消えるとミッションクリアになる。

トレジャーボックスは4つ存在し、各階に1つずつ置かれている(地下1階は2つ)。
中身は1,000,000ゼニー、バスターキャノン、ダッシュパーツ、ライフドリンク。
とんでもない金額のゼニーが入っているが、体験版なので入手しても意味が無いのが残念。
ジャイワンを倒せばミッションクリアになるので、宝箱の中身は無視してしまっても構わない。

ちなみに、この遺跡は他では見られないジャンプするホロッコが棲息している。
地下3階の大部屋では跳びながら迫って来るので、素早く撃破して先に進もう。

裏設定:ミニゲーム名に“地下ダンジョン”とある事から、
地下にある遺跡と分かるが、どこにあるダンジョンなのかは不明。

おまけ:「DASH2」体験版に登場する遺跡に、
ちゃんとした名前がある事を知らないファンは意外に多い。
製品版に登場しない、体験版のみのマップだからだろうか。

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リペアシールド
りぺあしーるど:REAPPEAR SHIELD

壊れたライフシールドを修理することが可能

「ロックマンDASH」に登場する通常アイテムのひとつ。
アップル商店街とヤスの草原のジャンク屋で購入出来る(1個1000ゼニー)。
ダメージを受け、ライフシールドが破壊された場合にのみ使用可能な、
ライフシールドを元通りに修理する事が出来るアイテムである。

ちなみに、あるタイミングでデータから貰う事も出来る。
ライフシールドが廃止された「DASH2」には登場しなかった。

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リミッター
りみったー:LIMITER

システム界に属する古代人のイレギュラー化を防ぐ為に、
古代人の身体に予め組み込まれているプログラム。
システムを管理する立場にあるマザーにさえもこれが組み込まれており、
端末を捨てでもしない限り、彼女達は決してこれに逆らう事が出来ない。

セラと同じマザーであるユーナの端末ボディーにもこれが組み込まれているが、
彼女はマチルダの身体を借りている関係で、リミッターが全く効かなくなっている。
その事を利用し、彼女は「人類再生プログラム」の実行を阻止すべく奔走した。

マチルダ(ユーナ)が名前しか口にしていないので詳細は不明だが、
システムに反する事が無い様に、組み込まれた者の行動を抑制する働きがあるらしい。
イレギュラーの発生を未然に防ぐ事を目的として開発されたものと思われる。

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リュック
りゅっく:RUCK

「DASH2 エピソード1」以降の作品に登場するロックの装備のひとつ。
オレンジ色の四角い箱の様な形をしており、アーマーの背中側に固定されている。
これを装備した事により、ロックの持てるアイテム数が増加した(という設定)。

「ロックマンDASH 鋼の冒険心」におけるロックの後ろ姿がちょっと寂しかった事と、
“もう少し見た目にディグアウターらしさを出したいなあ(単純ですが)”という理由で、
開発スタッフさんの手により、このリュックが付け加えられた。

上記の設定はDASHまわり掲示板の過去ログ、
Logged tree under 577(閲覧不可)などで明かされた公式設定。
ちなみに“パラシュートではないか”という推測を見たスタッフさんは、
「・・・パラシュートってのもイカスなあ」と語られていた。

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リンブルメンジ
りんぶるめんじ

カリンカ大陸の遺跡に眠る、4つ目の封印の鍵を守るスライム型ボスリーバード。
他に類を見ない特殊なタイプのリーバードで、顔の様な模様をした球状の核以外の部分が、
ぶよぶよとしたスライム状の物質で出来ている。身体を伸縮させ、滑る様にして移動する。

反応が鈍く、攻撃されると驚いて逃げ出す程臆病… だが、それは仮の姿。
封印の鍵が外された事を感知すると活性化し、身体を大きく伸縮させて移動を始める。
主な攻撃手段は体当たりだが、暫く身体を震わせた後、ぐーんと大きく伸び上がり、
核を押し付ける力で、自分の周囲広域に渡って身体を押し広げる攻撃も得意とする。
そのぶよぶよとした身体に接触する弾かれ、ダメージを受けてしまう。
扉付近に逃げ込むと、核から猛烈な勢いで弾丸を発射するので注意が必要。

ダメージを与えて行くと空中に足場を出現させ、暫く身体を震わせた後、
大きく跳ねて床に冷気を帯びさせる(触れると特殊ダメージを受ける)。
そしてぐーん大きく伸び上がり、身体の一部を切り離し、ロックに向けて発射し出す。
暫くすると弾速が速くなり、攻撃を避け難くなるので非常に性質が悪い。

更にダメージを与えて行くと、身体全体が赤く発光し出し、
ただ走るだけでは避けられない程、体当たりの速度が速くなる。
しかし暫くすると黒ずみ、一定時間身動き出来なくなってしまう。

倒すと爆発しながら縮み、周囲に身体を撒き散らして最後に核が爆発する。
セラを守護するリーバードとして、ヘブンで登場する2匹目との戦いでは、
倒した後も側に近寄っていると、破片でダメージを受けるのですぐに離れよう。

名前の由来(推測):「ルメンジ」を逆さから読むと「ジンメル」
ドイツの社会学者、哲学者「ゲオルク・ジンメル」と関係は… 無いかも知れない。
もしくは、「分離(ぶんり)」「減る(める)」「尽(じん)」という言葉をもじったものか?
身体の一部を分離させて、段々減って行き、そして力尽きてしまう事から?

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ルロの遺跡
るろのいせき:RURO ruins

「DASH2」体験版に収録されているミニゲームのひとつ、
「ロールの秘密特訓!」の中にのみ登場する古代遺跡。
ルロの町の何処かにある(らしい)地下2階の小さな遺跡で、
町に居るロールに話しかければ、中に入る事が出来る。

この遺跡は、ゲームの操作説明の為に登場する場所なので、
通路を少し進む度に、ロールからの操作説明が入る。
リーバードは全く出現せず、その代わりに「れんしゅう用コブン」が5体だけ登場。
トレジャーボックスが1つ置かれており、中にはホーミングミサイルが入っている。

ダストシュート型の扉の前に来ると「これが最後だよ、がんばって」と言われるが、
そこをくぐると「ロールの秘密特訓!」は終わってしまう。一体何なのだろうか。

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ルロの町
るろのまち:RURO town

「DASH2」体験版に収録されているミニゲームのひとつ、
「ロールの秘密特訓!」の中にのみ登場する町。
「DASH2」には登場せず、何処にある町なのかは不明である。

町と言ってもロール、データ、バレルの3人しかおらず、町人は確認出来ない。
建物が全部で11軒あるが、中に入る事が出来る建物は1つも無く、
ロールに話しかけると、ルロの遺跡に連れて行って貰う事が出来る。

「DASH」とは違って、街灯の上に乗る事は出来ず、
建物の奥に、フラッター号に似た飛行船(?)の姿が確認出来る。
町の周りに広大な海が広がっている為、ニーノ島と同じ様な、
“海の上にそびえる塔の様な所に位置する町”と考えられている。

裏設定:バレルはロックに「久しぶりじゃの〜」と言うが、
何が久しぶりなのかは不明。暫く離れて暮らしていたのだろうか?
それとも、プレイヤーに対して久しぶりと言ったのだろうか。

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レーザーバスター
れーざーばすたー:LASER BUSTER

「タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES」に登場するロックのアタッチメントアームのひとつ、
「シャイニングレーザー」の別名、もしくはロックのLV.3ハイパーコンボ「MAXシャイニングレーザー」のレーザーを指すと思われる言葉。

「MAXシャイニングレーザー」はシャイニングレーザーを最大出力で放つファイナルシューティング。
ハイパーコンボゲージを3本消費して技が発動すると、ロックはロックバスターをチャージしながら左ボディブローを繰り出し、
ヒットした相手をそのまま持ち上げ、チャージバスターで相手を頭上に打ち上げる(ボディブローが外れた場合はハイパーコンボ失敗)。
そして右腕を最強のアタッチメントアーム「シャイニングレーザー」に換装し、「レーザーバスター!」と叫びながらレーザーを発射。
空中に打ち上げた相手をレーザーのエネルギーの中で消滅させる技で、レーザー発射中にレバーとボタンを連打する事でヒット数が増加する。

攻撃力は1億3648万〜1億7988万ダメージ(※)と、他のキャラクターのLV.3ハイパーコンボと比べると威力が低めだが、
技後に落下してくる相手には追撃が可能で、ここから上手くコンボを繋ぐ事ができれば更なる大ダメージに期待できる。
※ダメージ補正無しの場合。「TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL-STARS」ではバランス調整で攻撃力が強化された

LV.3ハイパーコンボの名前が「MAXシャイニングレーザー」である事からも分かる様に、
この技で使われるアームの名前は「シャイニングレーザー」なのだが、ロックのボイスでは名前が「レーザーバスター」になっている。
ボイス収録時に名前を間違われた可能性もあるが、それならば開発段階で修正される筈なので、単純に名前を間違えたとは考え難い。
アタッチメントアーム「シャイニングレーザー」が別名「レーザーバスター」と呼ばれている、もしくは、
「MAXシャイニングレーザー」で放つ最大出力のレーザーが「レーザーバスター」だと考えるのが妥当だろう。

名前の由来:ロックバスター+レーザー(Laser) 光を増幅して撃ち出す光線武器
裏話:MAXシャイニングレーザー発動時、ロックは自分よりも何倍も巨大で、超重量級のゴールドライタンやPTX-40Aをも持ち上げてしまう。
普段は当然持ち上げる事はできないのだが、これはハイパーコンボだからこそ発揮できる“火事場の馬鹿力”の様なものなのだろう。

MAXシャイニングレーザーの“ファイナルシューティング”というゲーム中の解説、そしてロックのレーザー発射ポーズは恐らく、
「機動戦士ガンダム」の最終回でガンダムが放ったラストシューティングを意識したもの(参考:500ピース ガンダム ラストシューティング)。
ちなみにDASHまわりのオフィシャルギャラリーNo.50のイラストには、頭と左腕を失ったグスタフのラストシューティングが描かれている。

関連用語:アタッチメントアーム

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レーダー
れーだー:radar

オペレーターが使用する、ディグアウトのサポート用装置の一種。
ロックの付近に居るリーバードの“影”を捉える事が出来るものらしい。
その点から、センサーやモニターに関わりがあるものと推測される。
フラッター号とロック・サポートカー、恐らく潜水ボートにも装備されている。

具体的にどの様な機器なのかは不明だが、これ無くして、
ロックはディグアウトを行えないと言っても過言では無いだろう。

名前の由来(推測):レーダー(radar)
発射した電波を対象物に当て、その反射波を受信し、
対象物の方位や高さ、距離などを測定する電波機器の総称。

裏設定:この機器の名は、カードンの森のサブゲート内の通信などで登場。
クローサーの森のサブゲートでは、カルムナバッシュ3体の反応を捉えた。

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れいさい空賊
れいさいくうぞく:small scale are-pirate

ティーゼルがバンコスカスに向かって言い放った言葉。
れいさい(=零細)には“規模が非常に小さい事”と言う意味があり、
ボーラとたった2人で空賊をしている事から来ていると考えられる。

「BBブラザーズ」は空賊の中で特に規模が小さいが、
結成19年にもなるので、その実力は他とは段違いである。

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レインボーディフレクター
れいんぼーでぃふれくたー

ディフレクターの中でも幻と言われる、最高の出力を発する「にじ色のディフレクター」の事。
その存在については、確認出来る範囲では「ホロン機関動作マニュアル」にのみ記されており、
これを読む限り、どうやら同じ色のディフレクターは過去に何度か発見されていたらしい。
講談社「完全攻略ガイド」P.59にのみ記載されている珍しい名前だが、ファンの間でよく使われる。

最も新しいものはカトルオックス島のメインゲート最深部で発見されたもので、
ジュノが倒された後にボーン一家が回収。その後、彼らはこれを元手にしてデパートを設立した。
しかし、ティーゼルが自分の趣味で商品を仕入れ過ぎて経営不振に陥り、空賊に逆戻り…。

ロックマン・ジュノを追って行く最中にこのディフレクターを発見する事は出来るが、
カトルオックス島のマスターキーであるジュノの意識の影響下にあり、入手は不可能。
ロックはおろかボンの身体よりも大きい、シリーズ最大級の超巨大ディフレクター。

ところで、ボーン一家はどうやってこれを外に運び出したのだろうか?

名前の由来:レインボー(rainbow) 虹
裏設定:“デパートの設立に「レインボーディフレクター」が元手になった”というのは、
集英社「Vジャンプ」2000年4月号(2000年2月21日発売)P.42にのみ記載されていた珍しい設定。
ボーン一家の紹介に“『1』でゲットした巨大なディフレクターでデパートを設立”と明記されている。

「レインボーディフレクター」がどの様に使われたかは、他の資料では全く触れられていない。
しかし「2」発売当時から、(明示されていた事を知らない)ファンの間でよく推測されていた。

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レオポルド
れおぽるど:Leopordo

全高/2.48m 全幅/3.16m 最大時速/85km/h
(データは「DASH」の機体のもの。「DASH2」の機体のスペックは不明)

ボーン一家の陸戦用主力兵器として活躍する、コブン専用小型多砲搭戦車。
コブンが搭乗する1人乗り用のボーンメカで、マシンガンと主砲で攻撃を行う。
都市制圧を目的とした、機動力と火力を重視した設計となっている。

攻撃力と耐久力は抜群だが、移動力が低い為、後ろからの攻撃に弱い。
その弱点をカバーする為、最低でも2台配備して、互いをカバーし合うのが主な戦法。
しかし、キャタピラカバーに乗られると無防備になってしまうという弱点を持つ。

後に大規模な改良で全体的に二回り程小さくなり、エンジンと主砲がパワーアップ。
大幅なスピードUPに加え、攻撃力まで高くなったので非常に強力なメカとなった。
が、今度はハッチの上に乗られると、何も出来なくなってしまう様になってしまった。
折角弱点を改造したというのに、これでは苦労と改造費が台無しである…

名前の由来(推測):「leopardo」 ドイツ語で「豹」の意
裏設定:「DASH2」の機体には、上に紹介したもの以外にも改造部分が存在する。

・ 主砲の付け根部分に赤外線センサーが設置され、夜間での戦闘も可能となった。
・ 重機関砲が車体後部に配置し直され、後ろから忍び寄る敵を寄せ付けない。
・ しかもその上部には対人センサーが装備された為、自動で重機関砲を叩き込める様になった。
・ エンジンのパワーアップにより、吸気口とマフラーが車体後部に出されている。

どうやら隊長機(?)の車体は緑では無く、赤いカラーリングになっている様だ。
(赤い機体の正式名称は『指揮戦車』と言うらしいが、スペックは同等と思われる)

倒すとディフレクターのかけらを撒き散らす事から、
動力部にホロン機関が採用されているものと推測される。

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レシート
れしーと:receipt

販売者が、支払者から金銭を受け取った事を証明する為に発行する領収書のこと。
レジスターで金額などを印字した紙の事をそう言い、買い物をした時に貰う事が出来る。
重要なものでなければ、これを貰わなかったり、貰った後に捨てても特に問題は無い。

「トロンにコブン」でコブン27号は、性格が細かく几帳面で、
買い物をした時にレシートを必ず貰うと紹介されている。

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レッサーパンダ
れっさーぱんだ:lesser panda

ボーン一家が退却した後、マンダ島のポクテ平原に登場する小動物。
ロックの好感度によって出現数が変わり、好感度が高ければ最大6匹まで現れる。
サウル・カダ島のぽこぽんもこれに似ているが、同種かどうかは不明である。

レッサーパンダ 学名「Ailurus fulgens」
分類:脊椎動物門、哺乳鋼、獣亜鋼、食肉目(ネコ目)、レッサーパンダ科(アライグマ科?)
生息地:ネパール〜アッサムまでのヒマラヤに住む「ニシレッサーパンダ」
ビルマ北部〜中国南部に住む「シセンレッサーパンダ」

どちらも標高2200m以上の高地竹林に住む。

体長:50〜60p 尾長:30〜60p 体重:3〜5kg
行動:夜行性、単独行動
食物:竹葉、筍(タケノコ)、果実、団栗(ドングリ)、小鳥など

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レッド
れっど:RED

グライド一家の中でもグライドが特に信頼を寄せている、シタッパー幹部のうちの一人。
シタッパーの中で最も高い地位を与えられているが、同じ幹部のグリーン、ブルーとは仲が悪い。
名前の通りボディが赤いカラーリングで彩られており、顔を赤い覆面で覆っている。
グリーン、ブルー、シタッパー2人と一緒に搭乗するドラッヘエースでロックと対決した。

グライドの命令で、シタッパー達を率いてニーノ島を襲撃したが、ロックに敗北して撤退。
しかし撤退先のグライド要塞も陥落され、島ひとつ落とせなかった為にグライドに失望されてしまう。
その後パラボラ砲の攻撃で頭がおかしくなり、爆発するキンググライドンと一緒に海に墜落した。

名前の由来:レッド(red) 赤
裏設定:シタッパー幹部という地位と、グリーン、ブルー、レッドという名前は、
集英社「ロックマンDASH2 ファイナルディグアウターズファイル」P.113に記載されている。
ゲーム中、及びその他の書籍では確認する事が出来ない、とても珍しい設定である。

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れんしゅう用コブン
れんしゅうようこぶん:KOBUN for practice

「DASH2」体験版に収録されているミニゲームのひとつ、
「ロールの秘密特訓!」の中にのみ登場する特殊なコブン。
ルロの遺跡の中で、ロックの攻撃手段の練習相手として登場する。

その場でじっとしている者、辺りを走り回る者の2種類が存在し、
じっとしている方はロックが側に近付いても逃げようとせず、
ロックオンされると小さくジャンプし、ロックの方向を向くという特徴を持つ。
通常のコブンと違って、どんなに攻撃されても真っ黒焦げにはならない為、
ある意味、「DASH2」で言う“街中に居るコブン”と似た様な存在である。

何故この遺跡に登場するのか、何故ロールの下で働いているのかは分からない。
どんなに攻撃されても口一つ聞かず、自我を持っているのかさえも不明である。

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ロース・クッパカルピ
ろーす・くっぱかるぴ:Lex Loath

悪徳ヤミ金融業者「ロース一家」の親玉。グライドにティーゼルとボンをさらう様に命じた張本人。
最近多くのディグアウターにお金を貸しているが、悪名が高く、警察から指名手配されている。
世間では「ホトケのロース」で通っていると自称するが、実際はアクどいやり方でのし上がってきた。
関西弁で喋り、よく「ぎょっ、ほっ、ほっ、ほ!」と高笑いを上げる。丸々と太っていて妙に鼻が高い。

一家のNo.2にして、借金の取り立て責任者を任せているグライドに厚い信頼を寄せている。
悪どい取り立てや弱みに付け込むやり口で嫌われており、空賊であるトロンが呆れてしまう程とことんずる賢い。
借金を理由に有能なディグアウターをさらっているが、彼が何故ディグアウターをさらっているのか、その目的は不明。
その行動にはディグアウターの間に古くから伝わる、“眠る古代神像”という伝説が関わっているらしい…?

地下基地で発掘した古代神像を復活させ、その強大な力を使って世界征服を始めようとしたが、ボーン一家に敗北。
海で溺れていたところをトロンに助けられたが、ライシップ市警察に突き出され、グライド達と共に刑務所送りにされてしまった。
「DASH2」には登場しないが、キンググライドンのブリッジには彼の肖像画(彫像?)が飾られている。
グライドはロースの下を離れ、グライド一家を率いる様になった今でも、彼に忠誠を誓っているのだろうか。

声優:滝口 順平
名前の由来(推測):「ロース」は牛や豚の背にある、柔らかい上等な肉の名前。
「クッパ」は韓国風雑炊、「カルピ」は韓国語で“骨”を意味する。全て肉に関連する言葉から来ている様だ。

間違えやすいが、クッパカルではなくクッパカルが正しい表記。
海外名「Lex Loath」の由来は「スーパーマン」に登場する悪役「レックス・ルーサー」と思われる。

余談だが、1999年4月21日発売の集英社「Vジャンプ」1999年6月号P.80では、
「ロース・クッパカルピ」ではなく「ロース・ホールモン」という名前で呼ばれていた。
(P.82の記事中では、現在とは違って「ガッハッハッハッ!」と笑い声を上げている)

裏設定:「トロンにコブン お宝ガッポリガイド」裏表紙側P.17に開発中の設定画が掲載されている。
当初は「ロボット?」「成金風?」という、現在のロースとは全く違うデザインが描かれていた。
更に同ページの「ロースの甘い【ボツ】マスク特集」というコーナーには、何と31種類もの異なる顔のデザインが…
現在のものと比べるとどれも酷い顔で、トロンも「どれもキモチ悪い顔……。」と頭を痛めている。

「トロコブ」のエンディングでデニッシュが始末書に手を焼いているシーンで背景をよく見ると、
署内の壁にロース一家の指名手配書が貼られている(椅子の上にはロックマンが描かれたクッションも)。
スタッフロールのイラストでは、デニッシュが指名手配書を見て驚いている姿が描かれていた。

また、ロックマンDASHまわりのオフィシャルギャラリーに掲載されているNo.58及びNo.63のイラストでは、
悪の親玉らしく、葉巻をくわえたロースの姿が描かれている。その姿はギャングのボスを思わせる。

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ロース軍
ろーすぐん:LOATH ARMY

「トロンにコブン」に登場する、ロース一家の別称と思われる言葉。
この名はMISSION5「動物をつかまえろ!」LEVEL3の中でたった一度だけ、
メガス・ストルートスを見てコブンが使用したものである。

グライド一家の前身がロース一家と言える様に、
グ軍の前身が、このロース軍であると言えるだろう。

名前の由来(推測):ロース・クッパカルピ+「軍」
軍とは、一定の秩序を持って組織・編制された軍人の集団のこと。

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ロール
ろーる:ROLL

ロールの呼ばれ方のひとつ。主にバレルが使用する。
基本的に、ロックは彼女の事を「ロールちゃん」と呼ぶが、
海の塔をクリアした後のデモで一度だけこう呼んでいる。

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ロール・キャスケット
ろーる・きゃすけっと:ROLL-CASKET

「不死身のバレル」と呼ばれた超一流のディグアウター、バレルの孫娘。
10年前に行方不明となった両親(マチルダとバーナー)を探す為にディグアウターとなり、
以来唯一の手掛かりである「大いなる遺産」を追い求め続ける、14歳の健気な女の子。

身長/153cm 体重/42kg 趣味/機械いじり 料理
(データは「DASH」の時のもの。PC版収録のオリジナルイラストデータ集より)

メカニックの天才で、フラッター号の整備・操縦を担当しており、
ロックが装備する特殊武器や、アイテムなども開発する。
小さい頃からメカが大好きで、まだ子供なのにバレルをびっくりさせる様なメカをよく造っていた。
明るく前向きな性格で、活動的だが、料理や洗濯も得意という女の子らしい一面も併せ持つ。

ディグアウトの際は、オペレーターとしてロックのバックアップ(サポート)を担当。
ロックとは赤ん坊の頃から一緒に育って来た、言わば兄妹の様な関係にある。
ただ最近、そんなロックとの間に、何か特別な感情が芽生えつつあるらしい…?

彼女のトレードマークは、赤い帽子と両手にはめた手袋。
赤い服が大好きで、夜寝る時に着るパジャマも、赤い色のものを着ている。
壊れたメカを見るとどうしても直したくなってしまう、優しい性格の女の子。

声優:よこざわ けい子
名前の由来(推測):ロックマンの妹的存在「ロールちゃん」+鳥打帽(キャスケット)

裏設定:モデルはシータ+ヤッターマン2号といった感じらしい(設定画に記載)。
シータは「天空の城ラピュタ」、ヤッターマン2号は「タイムボカンシリーズ」の主人公。
メカの運転は大体を得意とするが、車の運転だけはあまり慣れていないらしい…

講談社から発売された「ロックマンDASH 完全攻略ガイド」によると、
「5年前に「大いなる遺産」を求め、行方不明となった両親の意思を継いで、ディグアウターとなる」
と言う説明が、13ページの彼女の紹介欄にはっきりと記載されている。

これは解釈の仕方によって変わって来るのだが、
ロールの両親が行方不明になったのが10年前(「DASH2」冒頭の説明より)である事を考えると、
この文章はロールの両親、マチルダとバーナーは5年前に行方不明になった… と言う捉え方は誤りで、
ロールは5年前、つまり彼女が9歳の時にディグアウターになった事を表している、と考える事が出来る。
(この点を考えると、ロックがディグアウターになったのもほぼ同時期であると推測出来る)

おまけ:一部では、彼女の特殊武器の改造費は高過ぎると言う批判があり、
「トロンが言った通り、本当にピンハネをしているのではないか」と言う噂が存在している。
しかし、仮に改造費を安くしたとして、果たして特殊武器は安全に使用出来るのだろうか…?

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ロールちゃん
ろーるちゃん:ROLL tyan

ロールの呼ばれ方のひとつ。主にロックが使用する。
ロックは彼女の事を必ずこう呼んでいるのだが、
実はたった一度だけ、彼女を呼び捨てにする場面が存在する。

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ロールちゃんの日記
ろーるちゃんのにっき:ROLL's diary

ロールがその日にあった出来事や、感想などを書き綴っている日記帳。
「DASH」ではそれが存在する事だけが明らかとされていたが、
「DASH2」では実際に中身を読む事が出来、ストーリーが進む毎に更新されて行く。
未読の項目はタイトルが赤文字、既に読んだ項目はタイトルが白文字となる。

書籍によっては「ロールの日記」と称されている場合もあり、
集英社から発売された「ファイナルディグアウターズファイル」の中では、
この攻略本オリジナルの『ロールちゃんの冒険日記』が掲載されていた。

おまけ:中身を読んでみる?

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ロールにトロン
ろーるにとろん:ROLL and TRON

ロックマンDASHシリーズ 第4弾 『ロールにトロン』(大ウソ)

カトルオックス病院のロボ改造科に勤務するロールとトロン。
2人のスキルをUPさせ、キミだけのオリジナル・ロックを作ろう!

「カプコン日替り日記」1999年5月25日分の中で、
後先考えずに描かれたと言う幻のロックマンDASHシリーズ。
スタッフさんが「DASH」の資料を見ながら落書きされたもので、
名前に(大ウソ)とある様に、発売される予定は全く無い。

当時、日替り日記にはこれのイメージイラストが掲載されており、
カトルオックス病院のナース服を着たロールとトロンが描かれていた。
看護婦姿のロールとトロンは「Hi!」と微笑んでおり、とても可愛らしい。
その企画共々、幻の一枚とも言えるとても珍しいイラストである。

裏設定:当時、「2」はおろか「トロコブ」もまだ発売されていなかったのに、
“ロックマンDASHシリーズ 第4弾”と銘打たれていたのが面白い。
ファンが待ち望む、本当のシリーズ第4弾は果たして発売されるのだろうか。

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ロクナン
ろくなん:Roxette

シャラクンの遺跡でお宝ではなくディグじいさんを探す、謎の女ディグアウター。
無口で意志が強そうだが、ディグアウターなのに何故かお宝に興味が無い。
性格は優しいが口数が極端に少なく、自分自身の事をほとんど話そうとしない為、
彼女が何者なのか、何故ディグじいさんを探しているのかは誰にも分からない。

「トロンにコブン」のMISSION3「お宝をディグアウト!」のLEVEL2〜3に登場。
LEVEL2のシタッパーがいる付近の小部屋に落石で生き埋めになっており、
先に進むにはコブンモールで彼女を助け出し、彼女からゲートキーを貰う必要がある。
LEVEL3のゲート前で会話すると、ディグじいさんの事を「ディグ先生」と呼ぶが…?

彼女の正体は、伝説のディグアウターと呼ばれたディグじいさんの助手。
年老いたディグにディグアウトを止めて下さいと懇願したが、聞き入れて貰えなかった過去を持つ。
行方不明になったディグの消息を掴む為、シャラクンの遺跡の「長寿の秘法」の謎を解こうとしていた。

声優:堀越 真己 ※スタッフロールには「ディグアウター」とクレジットされており、正確には不明
名前の由来(推測):肋軟骨(ろくなんこつ) 胸部を構成する軟骨部。肋骨と胸骨を結合している。
海外名「Roxette」(ロクセット)の由来はスウェーデン出身の同名バンドか。

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洛克人DASH(全)
ろけぇれんDASH(全)

台湾の出版社“青文出版社”から発行されたコミック版「ロックマンDASH 鋼の冒険心」。
2000年7月31日初版一刷。著者は“吳合意”氏。台湾で発売された日本未発売の単行本で、
同人誌ではなく、カプコン海外支部の許諾を得て販売されたオフィシャルコミックと思われる。
著作権表記:(c)CAPCOM CO., LTD. 2001 ALL RIGHTS RESERVED.

ページ数は青文出版社の広告、空白のページなどを含めて全160ページ。
台湾の書籍なので、ロックが「洛克」になっているなど、日本とは台詞や文字が全く異なっており、
ゲームの内容に則ってストーリーが展開する、所謂ゲームコミック(攻略マンガ)になっている。
発行日と著作権表記からすると、PC版「洛克人DASH」の発売に併せて製作・発表されたとも考えられるが、
青文出版社の雑誌に掲載されたものを編纂した本なのか、それとも単行本用の描き下ろしなのかは不明。
(初版発行日が2000年なのに、著作権表記が何故2001年になっているのか、その理由も不明である)

国内外の書籍中、4コマなど短編の枠を越えたDASHのコミック化はこれが唯一のもので、
日本では実現する事の無かった“ゲームコミック版「DASH」”、という意味では貴重な一冊。
ロックの活躍が迫力ある構図で描かれているなど、見所のある興味深い内容となっている。

…しかし、本作は洛克の性格・見た目が(非常に悪い意味で)三枚目として描かれており、
凶悪な形相を浮かべ、倒れた敵に容赦無い攻撃を浴びせるという卑劣な行動が目立つ。
青文出版社の編集部の意向によるものか、著者の“吳合意”氏の考えによるものかは不明だが、
無理矢理加えたギャグ要素が悪影響を及ぼし、ゲームのイメージを著しく損なっている。

更に、コマによってキャラクターのデザインが二転三転する(デザインが間違っている)、
“著者近影”欄には読者に向かって舌を出す不細工な顔をしたロックが描かれているなど、
「本当にカプコンの許諾・監修を受けたものなのか?」と疑いたくなる様な内容も多い。
ロックマンファンが読むと少なからず疑問に思う、人によっては激怒しかねないだろう。

青文出版社と“吳合意”氏が、「洛克人DASH」がどの様なゲームかを理解していなかった節がある為、
「洛克人DASH(全)」は、コミック化を楽しみにしていたファンにとってはあまりにも酷い内容になっている。

裏話:日本では、「ロックマンメガミックス」の著者として有名な有賀ヒトシ先生の下に、
PS版の発売当時に「DASHのマンガを描かないか?」という話があったそうだが、
当時のDASHのメイン展開がVジャンプだった事など、諸々の事情でお流れになっている。
2003年3月9日に有賀MEGAMIXの掲示板で明かされた裏話(後の更新で公開終了)。

DASHのマンガ化はコミックボンボンKC「ロックマンメガミックス(2)」P.192掲載の、
「カプコン ロックマンスタッフ寄せ書き」の中でDASHの開発スタッフさんも熱望されていた。
しかし後にこの様な形で実現した事を、開発スタッフさんはご存知ではなかったらしい…

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ロック
ろっく:ROCK

ロック・ヴォルナットの最も一般的な愛称。主にロールが使用する。
この呼び方は彼を指す言葉として、ゲーム中で最も多く用いられている。
ロックマンDASHシリーズのファンの間にも広く浸透している。

しかし「MEGA MAN LEGENDS」では何故か「MEGA MAN」と呼ばれるらしい。
ロックマン=メガマンなので、普通なら「MEGA」ではないかと思うのだが…?

八百屋さんのおじさんとその妻、アンナとの間に生まれた子供も、
彼の名にちなんで「ロック」と名付けられている(場合によって異なる)。
また、「トロンにコブン」にのゲーム中に登場するマンガ、
「ねっけつほあんかん ロック」の主人公の名前もロックと思われる。

名前の由来:ロック・ヴォルナットの「ロック」

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ロック・ヴォルナット
ろっく・う゛ぉるなっと:ROCK-VOLNATTO

正しい心と勇気を持った少年ディグアウター。ロックマンDASHシリーズの主人公。
“青い少年”と皆に言われる通り、ブルーのスーツがトレードマーク。年齢14歳くらい。
14年前、赤ん坊の頃にニーノ島の封印された遺跡の中でバレルに拾われ、
バレルの孫であるロールと一緒に、キャスケット家の一員として育てられてきた。

それから14年、現在はキャスケット家のメインダイバーとして、
「大いなる遺産」を求めて、ロールやデータと一緒に大冒険活劇を繰り広げている。
明瞭活発、勇敢で心優しい少年。正義感が強く、困っている人は放っておけない。

「禁断の地」のディグアウトをも成功させた超一流のディグアウター。
ディグアウターとして類まれな素質と能力を持っているが、
何故遺跡に捨てられていたのか(正確には遺跡で発見されたのか)は不明。
しかし、その出生には何かとてつもない秘密が隠されているらしい…

キャスケット家の中で唯一、彼だけがデータの言葉を理解する事が出来、
ロールとは赤ん坊の頃から一緒に育ってきた、言わば兄妹の様な関係にある。
ただ、最近2人の間に、何か特別な感情が芽生えつつあるらしい…?
何故かは本人にも分からないが、遺跡に書かれている古い文字を読む事が出来る。
メカいじりはロールほど得意ではないが、何と時限爆弾を解体する事が出来る(!)。

左腕のロックバスターと右腕の特殊武器で、どんな強敵にも勇敢に立ち向かう。
両腕に様々な武装を付ける事が可能で、高い戦闘力を持っているだけでなく、
ロールが開発してくれる様々なパワーアップパーツを装備する事で強くなっていく。
活字が苦手だが、ディグアウトだけでなく、家事全般も意外と得意である様だ。

後にロックマン・ジュノなど、数々の古代人達との接触によって、
彼の正体は古代人「ロックマン・トリッガー」である事が明かされた。

声優:田中 真弓
名前の由来(推測):ロックマン+ボルト+ナット

裏設定:顔の向いている側の髪の毛は、基本的に3本(3房)で描かれる。
公式設定資料集P.18に収録されている設定画に注釈があり、2房のイラストは珍しい。
腰が細いのは単なるデフォルメ(ティーゼルやグライドなども同様)。
DASHまわり掲示板過去ログLogged under tree 2064(閲覧不可)で明かされている。

「DASH2」で背負っているのはアイテムを入れる為のリュック。
他のロックマンとは違い、ヘルメットをかぶっている姿のイラストが非常に少ないが、
開発段階に描かれた設定画には、頭にヘルメットをかぶっているものが多く存在した。

「DASH」のロックの部屋にある時計を調べた時のメッセージによると、
誕生日はちゃんとあるらしい(バレルに拾われた日の日付と思われる)。

おまけ:ロックの身長・体重などは詳しく明かされてはいないが、
背丈はロール達と同程度である為、150〜160cm程ではないかと推測出来る。
しかし、体重の方は身に着けているアーマーのせいかかなり重いのだとか。

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ロック・サポートカー
ろっく・さぽーとかー:ROCK-SUPPORTCAR

全高/2.8m 全長/4.35m 全幅/2.65m 最大時速/215Km/h 車体ナンバー/R-69
(PC版収録のオリジナルイラストデータ集より。公式設定資料集では全高と全長が逆になっている)

ジャンク屋さんが使っていたサポートカーをロールが貰い、持てる技術を駆使して大改造したもの。
タイヤが外れ塗装も色褪せてしまっていたものが、彼女の整備でまるで新車の様に生まれ替わった。
専用の通信機で連絡を行い、ロールの運転でカトルオックス島の彼方此方を駆け巡る。

とても耐久性の高い装甲を持ち、ボーンメカの砲撃にも十分耐える事が可能。
ぱっと見た目は普通の車だが、車内は医療室と武器庫を一緒にした様な造りとなっており、
ロックは特殊武器の換装・改造、怪我の治療等を、この車で一度に行う事が出来る。

裏設定:驚いた事に、ロック・サポートカーは何と世界唯一の4WD。
タイヤのどれかが中に浮いてしまっても、どんな悪路でも走り続ける事が出来る。
車体前方の左上側には、ロールが開発した高性能レーダーが搭載されており、
ゲームでは確認出来ないが、遺跡が近くにある場合にはレーダーが反応する。
デザイン的には手作りな感じと、ロールの優しいデザインラインが狙われている。

初期設定時は「ロックマン・サポートワゴン」と言う名前だった。
車体ナンバーが「RSW 69.」と描かれているイラストも存在する。
これは恐らく、上記の名前から来ているものと推測される。

おまけ:運転手がロール(14歳の女の子)である事を考えるとどうやら、
DASHの世界観で運転免許を取れる年齢は、少なくとも14歳以上であると考えられる。
ディグアウター免許がその役割を兼ねている… と言う設定があるのかも知れない。

ロールは車の運転には慣れていないらしい…

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ロック君
ろっくくん

ロックの名前の呼び方のひとつ。マチルダ(ユーナ)などが使用する。
彼は名前で呼ばれる事が少ない為、この呼び方はある意味珍しいとも言える。
ニーノ島の防衛ミッションでも、街の男性からこの名を呼ばれている。

ロックは人々から「青い少年」「青い人」と呼ばれる事が多く、
この2つ以外の呼び方で呼ばれている場面は意外と少ない。

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ロックさん
ろっくさん

ロックの名前の呼び方のひとつ。ジャンク屋のおばさんなどが使用する。
彼は名前で呼ばれる事が少ない為、この呼び方はある意味珍しいとも言える。
アメリアもこう呼んでおり、また、一部のコブンもこの様に呼んでいる事がある。

ロックは人々から「青い少年」「青い人」と呼ばれる事が多く、
この2つ以外の呼び方で呼ばれている場面は意外と少ない。

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ロックバスター
ろっくばすたー:ROCK BUSTER

ロックが左腕に装備している銃型の武器。エネルギー弾を発射して敵を攻撃する。
ロックバスターパーツを最大2個まで装着し、能力を自由にカスタマイズする事が可能で、
様々な敵に臨機応変に対応出来る… という、とても使い易く、かつ汎用性の高い武器。
アダプタープラグを装着する事で、装着するバスターパーツを1つ増やす事が出来る。

パーツを装備して上げられる能力は、「攻撃」「弾数」「射程」「連射」の4つ(※)。
マキシマムバスターを装備した場合のみ、全能力を最大まで上げる事が可能。
※「5つの島の大冒険!」では、「攻撃」「連射性」「射程」の3つになっている

ロックはこの武器の扱いに長けており、今までに数々の敵を撃破してきた。
ロックだけの装備というわけではなく、DASHの世界には同系武器が存在しており、
これと同じ、手首部分が銃口になる武器は“バスタータイプ”の武器と呼ばれている。

名前の由来:ロックマンが両腕に装備している武器「ロックバスター」

裏設定:企画当初、バスターパーツを装備すると外見も変化するという案があった。
実際に形は変わらないが、そのデザインは特殊武器に受け継がれている。
企画当初の設定画には右腕・左腕の区別が無く、左腕にも特殊武器が装備されていた。
右腕・左腕の区別の無い段階では、この武器は「N.バスター」と呼ばれていた。

「DASH」での銃口の色は黒、「DASH2」での銃口の色は水色と設定されている。
基本的にはそうなっているが、ゲーム中のグラフィックには違う色のものもある様だ。
「ナムコ クロス カプコン」で見られる、ロックバスターを装備したイラストは珍しい。

おまけ:双葉社「ロックマン パーフェクトメモリーズ」のマンガの中に、
ロックがシャイニングレーザーを左腕に装備しているコマがあるが、これは誤りである。
更に、「ダイジェスト版」ではマシンバスターを左腕に装備している公式イラストが存在。
公式イラストで間違えてしまっているというのだから、これはある意味凄い話である。

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ロックマン
ろっくまん:ROCKMAN

1987年12月17日に第一作が発売された、カプコンの名作アクションゲーム。
西暦200X年を舞台に、悪の天才科学者「Dr.ワイリー」が開発した悪のロボット軍団と戦う、
ライト博士が造り出した元家庭用ロボット「ロックマン」の活躍を描くロックマンシリーズ。

移植作を含めると、アクションゲームでは右に出るものが無い程の作品数を誇るシリーズで、
1997年に10周年、2002年に15周年、そして2007年に20周年を迎えるまでに愛され続けて来た。
ロックマン 公式サイト:http://www.capcom.co.jp/rockman/

ロックマンDASHシリーズの世界におけるこの言葉は(正確なところは分からないが)、
“システムに従い、イレギュラーやデコイを処理する者達”を指す… とされているらしい。

ゲーム中では「トリッガー」「ジュノ」と呼ばれる2人のロックマンが登場しているが、
ロックマンに関する設定は明かされていない部分が多く、その正体は謎に包まれている。
しかし、このロックマンにはモデルタイプ(身体の型)が幾つか存在する事が分かっており、
どうやらこの2人以外にもロックマン達が存在しているらしい…

また、ロックマンDASHシリーズの主人公であるロック・ヴォルナットの事を、
“ロックマンシリーズの作品における主役”という意味で「ロックマン」と呼ぶ場合もある。
正義の心を持つ青いヒーロー… 彼もまた、紛れも無い「ロックマン」だと言えるだろう。

名前の由来:「ロックンロール」
裏設定:カトルオックス島の図書館が所蔵している歴史の本にもその名が登場するが、
それが果たしてロックマンや、ロックマンX達の事を指しているのかは不明のままである。
「DASH」の設定初期段階では「悪ロックマン」と呼ばれる謎の人物達が存在した。

ロックマンDASHまわり「みなさまからのお便り」その2に掲載されている、
「DASH2」開発中に寄せられたお便りに対する開発スタッフ[種]さんのコメントには、
「DASH2」に“他の「ロックマン」達は登場するのか?”という記述が見られる。
(…他のロックマンが登場する事は無かったが、存在する事は既に示唆されている)

「トロンにコブン」MISSION1「銀行をおそえ!!」LEVEL1で民家に指揮弾を撃ち込むと、
コブン達が家探しをするデモを一度だけ見られるが、TVの中に何とドット絵のロックマンが登場。
お馴染みのBGMも鳴って思わず笑いを誘われるので、是非一度ゲームの中で見てみてほしい。
「DASH2」のヨーションカの街のバー「Bar DRUNKEN 」のTVにもロックマン達が登場する。

ちなみに、ロックマン、ロックマンX、ロック・ヴォルナットの3人は別人である。
DASHまわり掲示板の過去ログLogged under tree 2472(閲覧不可)で、
ファンから寄せられた質問に対し、開発スタッフさんが「別人です」と答えられていた。

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ロックマン・ジュノ
ろっくまん・じゅの:ROCKMAN JUNO

カトルオックス島のメインゲートの最下層に存在する最重要防護扉、
セントラルゲートの奥に眠って(封印されて?)いた、ロックの素性を知るもう一人のロックマン。
島に古くから伝わる「大いなる災い」と密接な関係があるらしい。「DASH1」の最終ボス。

モデルタイプは市せい官モデル、等級は3等市せい官。
常に笑顔を絶やさず、丁寧な口調で話すが、人間らしい感情を持っておらず、丁寧な口調の裏に凶悪性を隠している。
戦闘に向いていないモデルタイプで、戦闘能力はロックマン・トリッガーに劣るらしいが、その攻撃は空賊やリーバード以上に強力。
見た目は若く見えるが、年齢は不明。美麗で整った顔立ちで、女性とよく間違われるが、女性ではなく男性である。

腕の関節と足が無く、空中を浮遊して高速で移動。
両腕(巨大バスター砲)から放つレーザーが最大の武器で、高速移動やタックル、衝撃波、瞬間移動など様々な能力を持つ。
下半身を失っても死なず、更に、メインゲートの最深部に“何か”を隠しているらしい。ロックにとって正に最強最悪の敵。

彼自身がカトルオックス島のマスターキーでもあり、彼を破壊し倒さない限り、エデンを止める事はできない。
永い眠りから復活した後、ジュノはロックをトラップに陥れてからエデンを召喚し、島に住むデコイ達の初期化を計画。
自分のキャリアが傷付かない様にする為、自らが持つ免責特権を行使し、申請の邪魔になるロックを排除しようとした。

ロックに倒され、エデンにバックアップメモリーを消去された事で死んだと思われていたが、
後に「ナムコ クロス カプコン」で復活、ロック達の敵として再登場。まさかの復活に多くのDASHファンが驚かされた。
復活直後はメモリーを失っているが、笑顔の裏に隠した凶悪性は本作でも健在。ゲーム中でロック達と何度も対決する。

声優:石田 彰
名前の由来(推測):ロックマン+ジュノー(JUNO) 太陽系の小惑星の一つ

裏設定:当初の予定では、ジュノはまず本来の姿で登場し、その後ゲーム中での姿に変化する予定だった。
ロックマンDASHまわりの秘密のギャラリーで当時の設定画が公開されており、デザインにも多少の違いが確認できる。
URL:http://www.capcom.co.jp/newproducts/consumer/dash/himitsu/himi4b.html

彼が下半身に着けているパーツの名称は特に語られていない。
DASHまわり掲示板の常連の間では、便宜上「飛行ユニット」とも呼ばれていた。
(空中浮遊を可能にする装置と思われるが、ジュノは下半身を失っても浮遊する事ができる)

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ロックマン・トリッガー
ろっくまん・とりっがー:ROCKMAN-TRIGGER

ロック・ヴォルナットの本来の名前。等級は一等粛清官(イレギュラーハンター)。
マザー直属のタイプ粛清官で、マスターが特に愛し、自らの側に置いていたロックマン。
システムを脅かすイレギュラーを排除する為に、マスターが作り出した古代人の一人。

システム界に属していた頃はイレギュラーを狩る立場にあり、危険人物を排除していたが、
マスターの意志を汲む事を決意し、システムを破壊してライブラリの全データを消そうと企てた為、
システム界から“システム史上最大のイレギュラー”の烙印を押されたロックマン。
セラに力が及ばず、システムを破壊する事はできなかったが、マザーと敵対して必死に戦った。

地上における戦いでセラと相打ちになり、身体がぼろぼろになってしまったトリッガーは、
全てのメモリーを失う代わりに、ユーナに身体のリセットと封印を施されている。
その後、ニーノ島の封印された遺跡でふしぎなひし形に封印されていたところをバレルが発見。
彼に拾われて「ロック・ヴォルナット」と名付けられ、一流のディグアウターとして育てられた。

万一の事態に備え、自らの外部記憶装置としてデータを作ったのもトリッガーその人。
マスターの遺伝子コードのありかがセラ(マザー2)に知られない様に、
重要なメモリーをデータに託していた為、ロックは一部だが記憶を取り戻す事ができた。

名前の由来(推測):ロックマン+トリガー(trigger) 引き金、〜を起こさせるの意
裏設定:「DASH」発売当初、「トリッガー」という名前はゲーム中の台詞からは判別し難く、
書籍にも正しい名前が掲載されなかった為、しばしば「ドリッカー」などと間違えられる事があった。
表記が明示されたのは「DASH2」のヘブンにおけるマチルダ(ユーナ)のサポートが初だが、
実は1998年9月に発売された「Mega Man Legends Prima's Official Strategy Guide」P.83において、
日本よりも1年以上早く「Mega Man Trigger」、つまり「トリッガー」だという事が明かされている。

PSP版で追加された字幕には勿論全て「トリッガー」と記載されているが、
マスターが「トリガー」と呼んでいる様に聞こえるのは気のせいだろうか。

“マスターがトリッガーを作った”という設定はゲーム中では明かされてはいないが、
集英社「ファイナルディグアウターズファイル」P.129において、ロックを作ったのはマスターだと、
同本P.151掲載の人物相関表でも、文字がかすれてはいるが「つくった」と書かれている。
集英社「Vジャンプ」2000年9月号P.127の関係図では、古代人の関係が詳細に語られていた。
(その事から、ある意味セラとユーナとは兄妹、もしくは姉弟の関係にあたると言える)

同じロックマンであるロックマン・ジュノと面識があったのかどうかは不明だが、
ジュノは彼の事を知っており、ロックもジュノが眠っていた扉を初めて見た気がしていない。
もしかすると、ロックは記憶を失う以前にジュノと何らかの関わりがあったのだろうか。
ジュノの言動からの憶測に過ぎないが、彼もデコイの処理を行う事があったのかも知れない…?

おまけ:本来の姿のデザインは既に完成しており、「2」に登場する予定だったらしい。
DASHまわり掲示板の過去ログLogged tree under 36337(閲覧不可)でその事が明かされたが、
ロックマン・トリッガーの設定画は1枚も公開されておらず、その姿は現在も謎に包まれている。

過去ログの中で、開発スタッフさんは今後の展開やトリッガーの本来の姿について、
“それらはDASH3が出ない限り、お教えするつもりもお見せするつもりもありません”
“こういったことは作品の中で語るべきなんです”とファンに語られている(※)。
※しかし(2001年4月当時から)5年〜10年位経って「DASH3」はもう出ないという事になれば、
「こんなことも考えてましたー」とどこかで露出するかも知れない… とも語られている。

この姿勢は現在も徹底されており、「DASH2」の後に登場した関連書籍や関連グッズは勿論、
CAPCOM SPECIAL SELECTION ロックマンDASH2icon」にさえもトリッガーの設定画は収録されていない。
…とか言いながら、掲示板や秘密のギャラリーで「こんな案もありましたー」と暴露した事があるらしい?

余談だが、2008年8月24日開催の「ロックマンサマーフェスティバル2008」会場で先着50人限定で行われた、
元DASH開発チームのデザイナー“石原 雄二さん”のサイン会でこの事についてご質問したところ、
上記の通り“トリッガーの設定画は既に完成していますが、一度も公開した事はありません”とお話して下さった。
更に… … …しかし、石原さんは上記の「設定画が暴露されていた可能性」をご存知では無かったらしい?

トリッガーの本来の姿が明らかになる時こそが、「DASH3」が発売される日、
もしくは「DASH3」の希望が完全に潰えてしまう日となるのかも知れない…。

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ロックマンエグゼ
ろっくまんえぐぜ:ROCKMAN EXE

正式名称「バトルネットワーク ロックマン エグゼ」。
「データアクションRPG」と言うジャンルを採用したGBAを主体とするシリーズで、
世間に最もその名を知られるロックマン。2001年3月21日に第1作が発売され、
2005年11月23日に発売された最新作「ロックマン エグゼ6」で完結した。
公式サイト:http://www.capcom.co.jp/rockmanexe/

ネットワークが急激に発達した200X年を舞台にして繰り広げられる、
主人公の「光 熱斗」、そして彼の持ちネットナビ「ロックマン.EXE」達の活躍を描く。
本家ロックマンと同じ年代を舞台にしているが、世界観は全く違ったものとなっており、
その為、ロックマンの世界の未来を舞台にしたXシリーズとも直接的な関連は無い。

エグゼ完結後、舞台を200年後に移した「流星のロックマン」シリーズが展開。
2009年11月12日には「エグゼ1」をNDSに移植、更に流星のロックマンとの夢の競演を果たした、
リメイク作品「ロックマン エグゼ オペレート シューティングスター」が発売されている。

裏設定:かつてロックマンDASHシリーズを作ったメンバーが集まった「EXEチーム」、
元祖ロックマンやXシリーズのメインクラスだった沢山のスタッフさんによって製作されている。
“ロックマンらしさ”を失わずして、新たな“ロックマンの面白さ”を確立した秀作である。

元DASH開発チームのスタッフさん達が製作されているだけあって、
作品中の登場人物に始まって、ポスターや人形といった小物、ゲーム中の架空のアニメなど、
ありとあらゆる所にDASHや、他のロックマンシリーズに関係のあるものが登場している。
DASHファンなら「エグゼ」「流星」を遊ぶ事で、新たな発見がある事だろう。

おまけ:この作品を皮切りに、ロックマンの情報を掲載する主な雑誌は、
講談社「コミックボンボン」から小学館「コロコロコミック」へと変更されている。

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ロックマンX
ろっくまんえっくす:ROCKMAN X

「ロックマンX」を主人公とするロックマンシリーズ。1993年12月29日に第1作が発売(※)。
西暦21XX年、史上最強のレプリロイド「シグマ」が起こした反乱を阻止する為に立ち上がった、
主人公「エックス」と彼の親友「ゼロ」、2人のイレギュラーハンター達の熾烈な闘いを描く。
※当初の発売日は1993年12月17日だったが、発売時にバグが発覚、ソフト回収が行われた。

SFC、PS、PS2などのハードを経て「ロックマンX8」までが発売されており、
2005年12月15日には、「イレギュラーハンターX」として第1作がリメイクされた。
ハードでシリアスな世界観を特徴とする、正統派アクションゲームである。

“X”はロックマンを開発したライト博士が造り出した、無限の可能性と共に、無限の危険性をもはらむ自律型のロボット。
造られてからおよそ100年間カプセルに封印されていたのをケイン博士が開放し、彼を参考に「レプリロイド」が開発された。
人類抹殺を唱え、反乱を起こした史上最強のレプリロイド「シグマ」を倒し、幾つもの戦いで戦果を上げたエックスは、
後に伝説のイレギュラーハンターと呼ばれる様になった。戦いの中で能力を高める力を持つが、争いを好まない優しい性格をしている。

名前の由来:ロックマン+“X”(エックス) 無限の可能性と無限の危険性を表す
裏設定:「DASH1」の特殊武器「シャイニングレーザー」の材料として、「エックスバスター」という通常アイテムが登場するが、
これは“手作りの武器”とされており、DASHの世界で放送されている人気アニメ「ロックマンZERO」の関連グッズでは無い。
ちなみに、この「エックスバスター」とはエックスの両腕に装備されている武器の名前である。

2000年11月30日に発売された「ロックマンX5」の“覚醒ゼロエンディング”において、
エックスが“生みの親であるライト博士の手で、ゼロに関する記憶を全て消されてしまう”という、
ロックマンXシリーズ史上、最も悲劇的で、これまでにない最悪の結末が描かれた。

この結末の中で、エックスはコロニーの落下により荒廃した地上の復興を進めながら、
人とレプリロイドが幸せに暮らせる楽園「ヘブン」を目指してみたい、と仲間のイレギュラーハンター達に語っている。
それから遥か数千年後の未来… DASHの世界において、彼が理想とした「ヘブン」は確かに存在していた。

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ロックマンX コマンドミッション
ろっくまんえっくす こまんどみっしょん:ROCKMAN X COMMAND MISSION

2004年7月29日に、PS2とGCの2機種で発売されたロックマンXシリーズ初のRPG。
西暦22XX年を舞台に、反乱を起こしたリベリオン軍総帥「イプシロン」の野望を喰い止めるべく、
“フォースメタル”採掘の為の巨大施設、人工島「ギガンティス」に潜入するエックス達の闘いを描く。
PS2版には、2005年3月10日に発売された「ロックマンX8」体験版が収録されている。
公式サイト:http://www.capcom.co.jp/rockmanx_cm/

戦況で行動順序が変化する「X(クロス)オーダーシステム」、
「必殺アクティブコマンド」(製品版では「アクショントリガー」に変更)と言った、
今までのXに無かった様々な新要素が、ゲームの随所に組み込まれている。

この作品は製作発表時から様々な不安要素が示唆されていた為、
ジャンルの違いから「今までの世界観を崩してしまうのではないか?」と心配されていたが、
今までの“アクションのX”では成しえなかった、熱いストーリーを実現する事に成功した。
なお、この作品は「X7」から派生する外伝作品で、「X8」とは異なる時間軸を舞台としている。
「X7」の数年後を舞台にしている事が究極コンプリートガイドの中で明かされている。

裏話:2003年9月に行われた製作発表時、“ロックマンシリーズ初のRPG”と誤報され、
本当のシリーズ初のRPGであるDASHのファンの間で(悪い意味で)話題を呼んだ。
その後の続報では“ロックマンXシリーズ初”もしくは“シリーズ初”と表記される様になったが、
同じRPGで、発表当時最も有名なロックマンだった「エグゼ」も忘れられていたのだろうか?

この作品のアニメーション監督・製作を担当した神風動画公式サイトでも、
この作品は“ロックマンシリーズ初のRPG”と誤報されていたのだった。

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ロックマンZERO
ろっくまんぜろ:ROCKMAN ZERO

ロックマンDASHの世界で放送されている人気アニメの一つ。
ロックマンXシリーズに登場するエックスの親友「ゼロ」が主人公という作品で、
彼が使用する武器「ゼットセイバー」の玩具が発売されている。
(「DASH」の通常アイテム「ゼットセイバー」の説明にその名が登場する)

実在の「ロックマン ゼロ」は“イレギュラー戦争”が終結した後の世界を舞台とする、
100年の眠りから目覚めた赤きレプリロイド「ゼロ」の活躍を描く衝撃の新シリーズ。
“中山徹”さんによる斬新なキャラクターデザインが大きな反響を呼んだ作品で、
現在はその世界観とゲーム性を受け継いだ「ロックマン ゼクス」が発売されている。

ゲームのタイトルは「ゼロ」という表記で合っているが、
DASHの世界で放送されているアニメのタイトルは、
同じゼロでも『ゼロ』ではなく、正しくは『ZERO』と表記する。

「ロックマンZERO」と「ロックマン ゼロ」が同じものなのか、
どうしてDASHの世界で、ゼロが登場するアニメがTVで放送されているのかは不明である。
これは単純に、ロックマンのファンに向けた“ファンサービスの一環”と考えるのが妥当だろう。

裏設定:メディアワークス発行「電撃PlayStation Vol.146(2000/6/23)」に、
DASHシリーズの生みの親である稲船 敬二さんへのインタビューが掲載されている。
その中で、「DASH2」のカリンカ大陸にあるヨーションカの街の雑貨屋に貼られている、
黒いゼロ(ブラックゼロ)が描かれた大きなポスターについての質問に対し、
稲船さんは(ポスターが貼られている程)流行ってるんだ、と答えられていた。

また、そのポスターを見たユーザーの方から、
「『ロックマンゼロ』はいつ発売されるんですか?」(※)という質問があったという。
しかし、インタビューの時点では「ロックマン ゼロ」の製作予定は無かったそうだ。
(※記事中では「ロックマンZERO」ではなく、「ロックマンゼロ」と誤って表記されていた)

関連用語:STORE GeneraL

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ロックマンDASH
ろっくまんだっしゅ:ROCKMAN DASH

1997年12月18日にロックマン10周年記念作品としてカプコンから発売された、
ロックマンDASHシリーズの第一弾。1999年5月4日にベスト版が発売。
PS用ソフトとして登場後、N64、PC、PSPと様々な機種に移植・再発売されている。

「フリーランニングRPG」という全く新しい新ジャンルの採用によって、
今までとは異なる新しいロックマン『ロックマンDASHシリーズ』が誕生した。
CESA大賞’97の候補作品としてノミネートされていたタイトルでもある。

タイトルにある「DASH」というのは、本来は「駆け出す」という意味だが、
ここでは「DIGOUTER'S ADVENTURE STORY in HALCYON DAYS」という、
長い長いタイトルの頭文字をとって付けられている。
(これはざっくり言うと「古き良き時代の大冒険活劇」という意味を持つ)

「カプコン日替り日記」1997年12月24日記載の内容によると、
“この殺伐とした世の中の、一服の清涼剤”と言う感じらしい。

裏話:ファミ通PS(1999/6/25)に掲載されたクロスレビューSPECIALにて、
ベスト版として発売されたばかりの「ロックマンDASH」のレビューが掲載されている。
ファミ通レビュアーの点数は、9・8・7・7で合計31ポイント(10点満点評価)。
ポリゴンなのに「まるでアニメーションの様な感じ」など、動きや演出を評価した意見が多数。
簡単な操作も高ポイントの理由のひとつになっていた。

更に、電撃PlayStation Vol.303(2005/3/11)では、
「みんなで選ぼう!PS&PS2ザ・ベスト300」A・RPG部門の3位に入賞している。
紹介されているその他の入賞作品は、どれも有名なタイトルばかりなので、
長い月日を経ても、この作品がとても大きな支持を得ている事が分かる。

ちなみによく“ロックマンシリーズ初の3D作品”と称されるが、これは誤り
ロックマンシリーズ初の3D作品はPS「ロックマン バトル&チェイス」である。

DASHを未体験の方は是非、自由自在に動き回れる爽快感を味わってみて欲しい。
公式サイト:http://www.capcom.co.jp/newproducts/consumer/psdash/index.html

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ロックマンDASH 5つの島の大冒険!
ろっくまんだっしゅ 5つのしまのだいぼうけん!:FOMA ROCKMAN DASH

2008年2月1日 AM9:00頃よりカプコンパーティにて配信が開始された、
ロックマンDASHファン待望の、ロックマンDASHシリーズ最新作にして完全新作。
FOMA903i以降機対応、ジャンルはフリーランニングRPG(アクションゲーム)。
東京ゲームショウ2007に突如として出展され、ファンの間に大きな話題を呼んだ。
(対応機種など、詳細は「ロックマンDASH 5つの島の大冒険! 攻略編」を参照のこと)

ケータイカプコン:i-mode - ロックマンDASH 5つの島の大冒険!
http://www.capcom.co.jp/keitai/imode/foma_rockman_dash.html

イルクス島の調査を依頼されたバレルを迎えに、フラッター号で急ぐロックとロールが、
ボーン一家と戦いながら、島崩壊の前兆を止めるべく5つの島を冒険する… という外伝作品。
ロックとボーン一家との間に面識があり、以前倒されたボーンメカの改良型が登場するなど、
内容から考えると、本作の物語はどうやら「1」と「2」の間の時代が舞台になっているらしい(※)。

※ストーリーや登場人物、敵の種類を考えると「DASH1」の後の話である事は明確。
同じ理由で「DASH2」以前の話と思われる。具体的に「1」のどれくらい後の話なのかは不明だが、
時系列順に並べると、「1」→本作→「2 エピソード1」→「2 エピソード2」の順になるものと思われる。
(作品同士の物語の繋がりから、「DASH2 エピソード1」の後に位置するとは考え難い)

本作以前に配信が開始された「コブンが飛ぶん?」などの様な単なるミニゲームではなく、
前作までのストーリーと密接な繋がりを持った、ロックとロールの新たな冒険活劇が展開する。
株式会社エイチアイ開発のリアルタイム3D描画エンジン「MascotCapsule」を採用しており、
場面に合わせて表情を豊かに変化させる、「DASH1」に迫るクオリティのイベントデモを実現。

また、5つの島エリアに各7つのステージ(=全35ステージ)とかなりのボリュームがあり、
アイテム開発や武器のカスタマイズと言った、DASHならではゲームシステムは本作でも健在。
ステージ開始前のロードに時間がかかる、操作が難しいなど多少の不満点は見られるが、
トロンにコブン、デニッシュ、ボーンメカやリーバードといったお馴染みの人気キャラが多数登場し、
今まで不明だった謎が明らかになるという、正に完全新作を謳うに相応しい作品となっている。

惜しむらくは、(現時点では)ドコモのFOMA903i以降機と配信先・対応機種が限られており、
携帯の契約が難しいなどの理由から、“遊びたくても遊べないDASHファンが多い”という事。
SoftBank版やEZweb版の配信だけでなく、PSPやニンテンドーDSへの移植も望まれるタイトル。
対応機種を持っている人や今後入手する予定の人は、是非ダウンロードして遊んでみよう。

裏話:全5エリア×各7ステージ=全35ステージ(+5つの商店街)とボリュームがあるという事もあり、
当初は内容を4つに分けられ、2週間ごとに初回配信は2エリア、その後は1エリアずつ配信された。
(配信前は次のエリアに進めなかったが、配信が完了した現在は最初から最後まで遊ぶ事が出来る)

全編4回の配信完了後、u-capcom:イラストギャラリーロックのイラストが掲載された際、
開発スタッフさんによるコメントが同コーナーに掲載された(掲載期間:2008年4月8日〜5月20日)。

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「ロックマンDASH3」エピソード2〜復活!亡国の冥王〜
ろっくまんだっしゅ3 えぴそーど2〜ふっかつ!ぼうこくのめいおう〜:ROCKMAN DASH3 EPISODE2

ロックマンDASHまわりに掲載された開発室からみなさまへのメッセージ(※)において、
ロックマンDASHシリーズのキャラクターデザイン、及びオフィシャルイラストなどを手掛けられた、
イラストレーターのHIDEKI(石川 秀樹)さんが語られた「ロックマンDASH3」の仮タイトル。
公式の場でサブタイトルまで明かされた唯一の例だが、後述の理由もあり正式なものかは不明。

※PS版「DASH2」発売当時にDASHまわりに掲載されていたもの。
現在は何故か表紙からのリンクが外されており、実質“隠しページ”になっている。
ちなみに、この他に「DASH」「トロコブ」開発チームからのメッセージも存在する。

そこに書かれているHIDEKIさんからのメッセージによると…
ロックマンDASHシリーズの物語は「DASH2」で終わりというわけではなく、
実はこれから語られるお話こそが、このシリーズの本編とも言えるお話で、
危機に直面したロック達の所に、シリーズ登場のあのキャラ達が駆けつけると言う。

サブタイトルに“エピソード2”と書かれているという事は、
「DASH2」がそうだった様に、体験版で再びオリジナルストーリーが展開するのか?
そして“亡国の冥王”とは一体何者なのか? 亡国の冥王が復活すると一体どうなるのか?
DASHを応援するファンにとって、こんなに期待させられる話は無いだろう。

…しかし、掲載されているメッセージを最後まで読んでみると、
“このひと酔っ払ってるみたいなので信じちゃだめですよ”と注釈が添えられている。
公式サイトに掲載されている内容とは言え、これは冗談である可能性が高い。

ヨーションカの街のバー「Bar DRUNKEN」に居るおじいさんが教えてくれる様に…
酔っ払っている人の話は、話はんぶんで聞いておいた方がいいのかも知れない。

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ロックマンDASHがらみ
ろっくまんだっしゅがらみ:ROCKMAN DASH GARAMI

カプコン公式ファンサイト「u-capcom」のスタッフルーム上で公開されている、
ロックマンDASHシリーズにからんだ事のある開発スタッフさんのコメントを紹介するコーナー。
PSP版の発売に合わせ2005年8月30日から始まり、12月28日掲載のNo.5まで公開された。

『ロックマンDASH』スタッフコメント『ロックマンDASH2』スタッフコメントの掲載後、
当時人気を博していた「エグゼ」「ゼロ」「エックス」のコーナーに続いて開始された。

No.1No.2では開発当時の裏話や、PSP版発売の意気込みなどが語られており、
No.3No.4では巨大コブン、1/1コブン(特製実物大コブン)の写真が掲載されている。
No.3では巨大コブンを等身大と誤って紹介してしまい、No.4で訂正されていた。

最新ナンバーであるNo.5はカプコン本社が舞台となっており、
入口の受付横に飾られている1/1コブン(特製実物大コブン)の写真が掲載されている。
またナンバー公開当時、「DASH2」のメモ帳が5名のファンにプレゼントされた。

“また「DASH」情報をゲットしたら…”と思わせぶりな一文が最後に記載されているが、
No.5掲載から数年が経った現在でも、『ロックマンDASHがらみ』No.6は公開されていない。
次のナンバーが公開される時、もしかすると何か動きがあるのか…と期待されたが、
結局No.6は公開されず、残念ながら2009年6月末に「u-capcom」が終了する事となった。

名前の由来:DASHにからんだスタッフさんのコメントを紹介する事から
裏話:「u-capcom」はブログ形式のファンサイトとなっており、
各記事に、ファンが気軽にコメント(おたより)を投稿出来る様になっている。
ただし、u-capcom編集部が記事をチェックしてから掲載される仕組みになっており、
投稿したコメントの全てが、必ずしもおたよりとして掲載されるとは限らない。

DASHまわりのDASH開発チームのメールアドレスが閉鎖されて久しい現在では、
このコーナーがスタッフさんに宛ててメッセージを送る事が出来る、最も分かり易い場所とも言える。
2009年6月末までコメントを投稿可能なので、開発スタッフさんに応援のメッセージを送ってみよう。

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ロックマンDASHシリーズ
ろっくまんだっしゅしりーず:ROCKMAN DASH SERIES

ロックマン生誕10周年記念作品として登場した、ロックマンDASHの関連タイトルの総称。
基本的には「ロックマンDASH 鋼の冒険心」、「トロンにコブン ロックマンDASHシリーズ」、
「ロックマンDASH2 エピソード2 大いなる遺産」の3タイトルを指す事が多い。
公式サイト:http://www.capcom.co.jp/newproducts/consumer/dash/index.html

シリーズタイトル一覧(※ミニゲーム類を除く)
・ ロックマンDASH 鋼の冒険心
・ トロンにコブン ロックマンDASHシリーズ
・ ロックマンDASH2 エピソード1「ロールちゃん危機一髪!」の巻
・ ロックマンDASH2 エピソード2 大いなる遺産
・ ロックマンDASH 5つの島の大冒険!

遥か未来、大陸のほとんどが海に沈んだ地球を舞台として繰り広げられる、
少年ディグアウター「ロック・ヴォルナット」を主人公とした、「大いなる遺産」を巡る大冒険活劇を描く新しいロックマン。
2D視点の横スクロールアクションを採用していた「ロックマン」「ロックマンX」とはゲーム性が大きく異なっており、
フルポリゴンで作られた3Dの世界を、自由自在に駆け巡って冒険する新ジャンル“フリーランニングRPG”を採用している。
(「トロコブ」は、アクション、パズル、ミニゲームなど様々なジャンルのゲームを楽しめる“アクションバラエティ”を採用)

シリーズの時系列は、「トロコブ」の数ヶ月後というレベルが「DASH1」、
「DASH1」の数ヵ月後(1年経ったか経たないか)が「DASH2」という設定。
「5つの島の大冒険!」は「1」と「2」の間を舞台としているらしい。

ロックマン全シリーズにおいて初めて「RPG」を採用したシリーズ。
今までとは全く異なる世界観を持つ、新しい「ロックマン」の魅力を引き出した名作で、
アクションが苦手なユーザーにも好評を博し、新たなロックマンファンを確立した。

裏設定:「DASH2」でも他のロックマンシリーズとの関連性は語られなかったが、
2002年12月3日に発売された双葉社「ロックマン パーフェクトメモリーズ」P.068にて、
「X」シリーズから数千年後の未来を舞台にしている事が明らかにされた。

「X」シリーズの未来が舞台という設定はファンの間で疑問視される事が多いが、
これは第一作「ロックマンDASH」が発売する前から存在していた公式設定
DASHの地球は“ロックマンシリーズの地球でもあるし、Xシリーズの地球でもある”と、
「CFC STYLE FAN-BOOK CAP! Vol.5 AUTUMN 1997」P.7に記載されている。
(当時は、今までのロックマンシリーズの未来か過去かは明らかにされていなかった)

カプコンのゲームで初めて細かな設定が用意されたシリーズで、
他のどのロックマンよりも緻密で、重厚な設定によって支えられている。
その為、ファンの間で間違われて認識されている設定なども多い様だ。

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ロックマンDASHまわり
ろっくまんだっしゅまわり:ROCKMAN DASH MAWARI

ロックマンDASHシリーズのオフィシャルホームページ。
カプコンから発売されたゲームの中でも、特に充実した内容を誇る総合サイト。
ファンの間では「DASHまわり」(まわり)の愛称で親しまれている。
URL:http://www.capcom.co.jp/newproducts/consumer/dash/index.html

ロックマンDASHシリーズ全作品(PS・N64版のみ)の紹介ページだけでなく、
開発中に描かれた貴重な設定画や、開発ツールを利用した面白写真のギャラリー、
ファンからの投稿イラスト、ラップラウンドパズル、ファンからのお便り紹介など…
その内容は、他のゲームの公式サイトとは比にならない程の充実度を誇っている。

しかし、このサイトで最も重要な位置にあった総合掲示板…
「ロックマンDASHまわり掲示板」が2001年8月17日をもって終了したと同時に、
DASHまわりは惜しくも事実上の閉鎖状態となり、更新されなくなってしまった。
(掲示板閉鎖後、掲示板の過去ログが2005年11月頃まで公開されていた)

常連だった人達は、「DASH3」が発表された時にきっとこのサイトが復活を遂げる事、
その時再び、DASHまわり掲示板で再会する事が出来ると信じ、散り散りになって行った。
現在も多くのロックマンDASHシリーズのファンから、その復活が待望とされている。

裏話:当初のURLはhttp://www.capcom.co.jp/himitsu/dash/index.htmlだったが、
カプコン公式サイトの更新により、現在のURLへと変更されている(旧URLは閲覧不可)。
当時はhttp://ns.capcom.co.jp/himitsu/dash/というURLのミラーサイトも存在した。

旧URLは集英社「ロックマンDASH2 ファイナルディグアウターズファイル」や、
双葉社「ロックマンDASH 鋼の冒険心 必勝攻略法」の中でも紹介されていた。
また、DASHまわりが設立する前、その前身となる公式サイトがあったらしい。

現在も真相は明かされていないが、DASHまわり掲示板が閉鎖に追い込まれたのは、
荒らし記事への対処が、ゲーム開発に支障をきたす様になってしまった事が原因だったらしい。
過去ログの一部にもその影響が見て取れたが、2005年11月頃に公開を終了している。
一部の心無い輩による行動で、ファン同士の交流の場が無くなってしまったのは非常に残念だ。

カプコンファンクラブ(現「u-capcom」)「カプコンに一言!」で募集された、
「ロックマンDASHに言いたい!」第2回に掲載されている石原さんのコメント中に、
ロックマンDASHまわりの更新再開を示唆させるコメントが掲載されている… が、
実際は更新されるどころか、アクセスカウンターの廃止、グリーティングカードサービス終了、
DASH開発チームのメールアドレス閉鎖と、徐々に規模を縮小されているのが現状である。

その後、2005年のPSP版「DASH」「DASH2」発売に合わせて、
『ロックマンDASH』がらみNo.1〜5が「u-capcom」に掲載された。
掲載当時、ロックマンDASHシリーズのファンが歓喜した事は言うまでも無い。

おまけ:実は、DASHまわりには「開発室からみなさまへのメッセージ」という隠しページが存在。
最近の調査でDASH開発チームトロコブ開発チームDASH2開発チームのメッセージが発見された。
これはPS版発売当時に掲載されたものだが、現在は何故かトップページのリンクが外れている。

開発中の裏話やゲームの裏設定など、ここでしか語られていない貴重な内容が多く、必見と言える。
真偽の程は不明だが、「ロックマンDASH3」エピソード2〜復活!亡国の冥王〜にも注目したい。

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ロックマンNEO
ろっくまんねお:ROCKMAN NEO

「ロックマンDASH 鋼の冒険心」開発中の仮タイトル、及び体験版の名称。
「BIO HAZARD DIRECTOR'S CUT」付属の「BIOHAZARD2」体験版CD-ROMに収録されており、
製品版で言うオープニングステージ(海の塔)から、対フェルディナント戦までを遊ぶ事が出来る。
タイトルに「ロックマンNEO(仮)」と(仮)という文字が付けられている事もある。

開発段階のものを収録しているだけあって、製品版とはかなりの差があるが、
まだ開発中の段階の「ロックマンDASH」を遊ぶ事が出来るのが最大の魅力。
操作方法やグラフィック、効果音など、様々な部分が異なっているが、
中でもBGMには、ここでしか聞けない珍しいものがあるので一度は聴いておきたい。

ちなみに「DASH」が外国のゲームショウで発表された時のタイトルも、
「MEGA MAN NEO」(メガマン ネオ)、つまり「ロックマンNEO」だった。

なお、「BIO HAZARD DIRECTOR'S CUT」の登場からおよそ1年後に発売された、
「BIO HAZARD DIRECTOR'S CUT DUALSHOCK Ver.」には付属しないので注意しよう。

裏設定:「ロックマンDASH 鋼の冒険心」開発初期の2〜3ヶ月の頃は、
「ロックマンネオ 〜団地妻危機一髪!!〜」という謎のタイトルが使われていた。

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ロックマンネオ 〜団地妻危機一髪!!〜
ろっくまんねお 〜だんちづま ききいっぱつ!!〜

「ロックマンDASH 鋼の冒険心」開発初期の2〜3ヶ月の頃、
一番最初に作られたタイトル画面で使われていた仮のタイトル。
どうして「〜団地妻危機一髪!!〜」なのかは謎である。

当初は、これを用いたタイトル画面が使用されていたが…
…だがある日突然、外部のお客さんがネオを見に来る事になり、
急遽、これに代わる新しいタイトル画面が必要になってしまった。

「団地妻じゃまずいから、お客さんに見せられるようなヤツ3時までに作っといてくれる?」と、
2時過ぎに偉い人(?)に言われた開発スタッフ(ソフトマン)のヌッキーさんが、
僅か1時間足らずで作った新しいタイトル画面が、その後1年以上も使われていたらしい。
(それが「ロックマンNEO(仮)」体験版に使用されていたものかどうかは不明である)

「CFC STYLE FAN-BOOK CAP! Vol.5 AUTUMN 1997」P.6掲載の、
「キング オブ 仮キャラ いちばん最初につくられたタイトル画面」という、
ヌッキーさんのコメントと、しば裏さんのイラストで語られた裏話。
ガビーンと落胆するロックと、「こりゃあひどいのう…」と呟くバレルが描かれている。

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